パチンコが「ぜんぜん当たらない時」思い出してほしい“常識”

パチンコが「ぜんぜん当たらない時」思い出してほしい“常識”

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レオ子のぱちんこ堅勝ゼミナール
第47回 「大ハマリ」の記憶



 突然ですが、みなさんはパチンコで、最高何回転の間、当たりを引くことなくハズレ続けたことがありますか? ちなみに、パチンカーたちの間では、この「ハズレ続けている間」のことを「ハマリ」と呼んでいて、誰しもが忌み嫌っています(笑)。パチンコは人生そのもの。楽もあれば苦もありますからね〜。永遠にこの時間が続いてほしい夢の大連チャンもあれば、出口が見えない暗く長いトンネルをほふく前進しているかのごとき大ハマリもあるんです。だからハマリは、パチンカーなら誰しもが経験していることなんですよね。

 もちろん私も、何度か気が遠くなるくらいの大ハマリを体験しています。パチンコ歴14年以上になる私の最高ハマリは、正確な回転数は覚えていなくて恐縮ですが、『スーパー海物語IN沖縄2』で経験した、約2300回転ハマリ! 意外とMAXじゃなくてミドルの機種なんですよね。大当たり確率が約359.5分の1というスペックだったので、確率の約6.4倍ハマリになりますか。

 あれ? 「2000回転ハマリ」というと、かなりの大ハマリに感じますが、6倍だと考えるとなんだかそれほどでもないような……。だって、大当たり確率が約99分の1の機種で、600回転ハマリと考えるとザラですもんね。頻繁にありすぎて覚えてないくらいだし。

 その日は朝イチの当たりはわりと早かったんです。しかし残念ながら、それはショボ連に終わっちゃいまして。で、その後は朝の11時から19時頃まで当たりゼロ!! いや〜、台も店もメーカーも、何にも信じられなくなりましたよ(笑)。終盤は魚群が走ろうとも、気持ちがピクリとも動かなくなりましたもん。1000回転ハマリくらいならわりとよくあることで、なんなら昨日も『牙狼 魔戒ノ花』で1000ハマリを喰らったばかりですが、2000ハマリともなるとなかなかないですからね〜。

 ちなみに2000ハマリは、前述の『沖海2』も含めて、これまで3回経験しています。他の2回は何の機種だったかというと、『新世紀エヴァンゲリオン 奇跡の価値は』と『花の慶次〜斬』ですね。どちらもパチンコ攻略誌の編集部員だった頃の体験で、しかも誌面に掲載するためのデータ採りをしていたときの大ハマリでした。

 だから、ハマリ自体も辛いし、当たってないからデータも集まらないしで、ダブルの苦しみを味わいましたよ。何度も何度もめまいがして、もう泣きそうになりました。あぁ、私にもそんな初々しい時代があったんだなぁ……。

 私の最高ハマリは2000回転そこそこですが、知り合いのパチプロの方からは、なんと3000回転以上のハマリを体験したなんて話を聞いたこともあります! そのときは丸一日当たりが引けなくて、そのまま次の日も同じ台を打ち、ようやく当てたんだとか。そこそこパチンコ歴が長い人なら2000ハマリは体験済みの人も少なくないとは思いますが、3000ハマリはなかなかいないんじゃないでしょうか。決して羨ましい体験ではありませんけど、ここまでくると、パチンカーにとっては勲章モノですよね。

 2000ハマリなんて大ハマリを喰らったとなると、きっと一日の最高負け額を記録した日もその日なんじゃないの? と、思われるかもしれません。しかし、それがどっこい、違うんですよ。

『エヴァ奇跡』は1パチ実戦だったので論外としても、『沖海2』で大ハマリした日も『慶次〜斬』の日も、なんと負け額としては、どちらも幸い5〜6万円前後の負けで済んだのです。

 私も何度か10万円を超える負けを経験していますが、そういうときはだいたい、1台を丸一日打ち切った日じゃなくて、あれでもないこれでもないと、次から次へといろいろな台を打ち散らかしているんですよね。みなさんの中にも、心当たりがある人、結構いらっしゃるんじゃないですか?

 それに実は、パチンコライターやパチプロにとって、大ハマリは意外とそこまで辛くないものなんです。まったく辛くないといえばウソになりますが、おそらく、みなさんが思っているよりは苦痛を感じていない人が多いんじゃないかな。私も、攻略誌の編集部員になりたての頃や、負けていた頃はハマリのたびにビクビクして、めまいがしていましたが、今は1000ハマリくらいなら、全然なんてことはないです。

 もちろん、パチンコ番組の収録でハマリを喰らうと、編集が大変だろうし、自分も動画に映るタイミングが減ってしまうので辛いです。でも、プライベートで打つ分には、「あぁ、暇だなぁ……」くらいに思っていますね。

 というのも、以前にもお話しましたが、パチンコで勝つために最も重要なのは「回転率」。千円あたりでデジタルが平均して何回転しているかで、パチンコの勝ち負けが決まるといっても過言ではないのです。もちろん、回れば回るほど、大当たり抽選を多く受けることになりますから有利となり、オーソドックスな機種だと、等価交換のお店で千円あたり18回転前後回る台が、収支がプラスマイナスゼロとなるラインだといわれています。

 私が2000回転以上の大ハマリを喰らった『沖海2』も『慶次〜斬』も、当時はまだ状況が良かったということもありますが、なんと千円あたり30回転弱も回っていたのです! ですので、その日はたまたま当たりに恵まれませんでしたが、本来の確率通りに大当たりを引けていたとしたら、かなりの大勝ちが期待できる台だったんですよ。

 しかし、パチンコはたった一日打ったくらいじゃ、確率通りに当たりを引くことはできません。何日も何時間も打ち込んでやっと確率が収束するものなのです。逆にいえば、長時間打てば必ず確率は収束するということ。大ハマリを喰らったら、いつか必ず軽い当たりや大連チャンはやってくるのです。

 ライターやプロはそのことをしっかり理解しているので、多少のハマリを喰らっても、さほど辛くは感じないんですね。先輩のパチンコライターさんで、「ハマリは友達」「明けない夜はないように、明けないハマりもない」なんて名言を残している人もいます。みなさんもよく回る台を見つけたときは、多少のハマリにめげず、台を信じて粘ってみてくださいね。

■森本レオ子 プロフィール
「パチンコ必勝ガイド」元編集部員。現在は同誌ライターとして多数の連載を抱える。パチンコ・パチスロ専門チャンネルでのレギュラー出演多数。

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