石野真子「強さと優しさを兼ね備えた女性になれたらいいなぁ」ズバリ本音で美女トーク

石野真子「強さと優しさを兼ね備えた女性になれたらいいなぁ」ズバリ本音で美女トーク

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 本誌読者からかねてより熱烈な出演要望があった石野真子さん(55)がついに登場! 出演している現在公開中の映画のお話から、私生活のことまで余すことなく、たっぷり話してもらいましたゾ!

――この夏、石野さんはサマーツアーを行われていましたよね。ツアーでのTシャツに書かれていた手書きの一文が目を引きました。それは……。

石野:「いやあ、がんばりまっす。」でした(笑)。

――なんだか石野さんのフワッとしたキャラクターが、そのまま表れている感じですよね(笑)。

石野:私、ツアーのたびに何か一文を考えて書いたり、得意な絵を描いたりして、ファンの方と共有しているんです。

――なるほど。では、今年の“宣言”には何か意味があるのですか?

石野:もう、そのまんまです。ホントに(笑)。おかげさまで忙しい夏だったので“頑張ります!”と。ライブって結構、エネルギーを使うんですよ。でも、何より今年の夏は暑かったっていうのはありますね(笑)。

――いかにもな理由ですね! 石野さんが出演されている、現在全国で公開中の映画『にがくてあまい』でも、それが生かされていますね!

石野:そうですかね? それはそれとして、この映画、とてもいい作品ですよ!

――天真爛漫な独身女性のマキがふとしたきっかけで同居するようになったイケメン男子の渚が、実は同性愛者だった……ということから始まる騒動を描いたラブコメですね。

石野:都会に出て一生懸命もがいて働く女性がいろんな出会いでちょっとずつ成長していく……というホントにキュートな映画なんです。でも、初めて台本を読んだときには、これをどういうふうに表現していくんだろうと興味が湧きました。

――ふむふむ。

石野:でも、完成した作品を見ると、字面で追っていくだけでは分かりにくい部分も、とてもポップな映像で訴え掛けてくるものになっていました。その中に、今を一生懸命生きる人間のそれぞれの日常の悩みが描かれていて、なるほどねって改めて思ったりしました。

――女優の川口春奈さん演じる主人公・マキの母親役だった石野さんの“お母さんぶり”にもスゴく心が温かくなりました。

石野:私のことをアイドル時代から応援して下さっている方って、今はたぶん50代ぐらいになっていると思うんです。そうすると、お子さんが大学進学だったり就職だったりとかで、親元を離れることに直面している方々もいらっしゃると思うんです。そういう方が観たら、思わずポロってきちゃうんじゃないかしら。

――心に訴えるモノがあるということですね。

石野:そうは言っても、気構えて観る映画では決してないんです。ホントに、フラっと気軽に観て「あ〜楽しかった」って単純に思えるラブコメ作品なんですよ。それと、作中のいろんなところで美味しそうな料理がいくつも出てくるので、観ているうちにお腹が空いてきますよ(笑)。

――空腹時に観るのはNGということですね。

石野:そうですね(笑)。

――今回演じられたのは、母親役でした。

石野:これが、しっかりしたお母さんなんですよ。旦那さんが脱サラして突然農業を始めたんですが、生活が苦しい中でもそれを一生懸命支えたんです。でも、そういう苦労や大変な部分は外に見せず、フワッとしている。

――石野さん、そのまんまって感じですよね。

石野:そうですか?(笑)

――一方で、とてもキュートというかお茶目なところが多い役柄でした。

石野:ねぇ〜。いろんな事に興味を持っているんですよね。ただのふんわりした大人しい母さんじゃなくて、人生そのものを楽しんでいる女性なんじゃないかって思いました。

――中野英雄さん扮する夫の豊は、いかにも“昭和のオヤジ”って感じで、石野さんが演じたお母さんのキャラとは正反対でしたね。

石野:頑固者で、娘のことを愛していてもなかなかそれをハッキリと表現できないところがあってね。不器用って言うのかな。ま、どこの家庭でもお父さんと娘というのはあんな感じなのかもしれませんよね。

――そんな父親ですが、農業のかたわら、地ビール造りにも挑戦。そして、自分が作ったビールのうち、良くできたと思った一本だけを、娘のために残しておく……というくだりにはグッとくるものがありました。

石野:やっぱり、なんだかんだ言ってもお父さんなんですよね。だから、娘が同棲している男性を実家に連れて来たというのには、驚いたと思いますよ。

――お父さんの心情は考えるだけでソワソワしちゃいますね。

石野:でも、実はその男性が同性愛者だったというオチで、そこでまたビックリするんですけどね(笑)。

――娘のマキ役の川口春奈さんとの息もピッタリでしたが、初共演ですか?

石野:そうなんです。

――川口さんはどんな方でした?

石野:とても感受性豊かな方で、一方でストレートな部分もある。スゴく素敵な方でした。撮影期間はホントに短くて、私は1日で終わってしまったんですけど、すごく濃い1日でした。

――わずか1日で、ああいった家族の空気感を出すのは難しかったのでは?

石野:今、思えばそうなんですよ(笑)。でも、その部分ではそんなに苦労はしなかったですね。実際にロケ地に入って、俳優を含めてスタッフ一丸となると抵抗なく自然と入り込めるんだなと思いました。

――スクリーンで観ていると、石野さんと川口さんは本当の親子みたいな空気感でしたよ!

石野:撮影のときも、“映画を撮っている”という意識がなかったんです。それぐらい、自然でいられました。

――つまり、石野さんご自身が、肩にムダな力を入れていなかったということで、その感じが伝わってきたんでしょうね。

石野:川口さんと餃子を作るシーンがあるんですけど、特にその部分は印象に残っていますね。

――実際、観ている側にとって最も親子に見えた瞬間だったと思います。ちなみに、プライベートでは餃子を作ったりしますか?

石野:さすがに餃子の皮からは作りませんが、作ることはありますよ。あんを包むのは得意なんです。

――では、得意な料理は?

石野:餃子! と言いたい場面ですけどね(笑)。私、こう見えていろいろと料理をやるほうなんですよ。具体的にコレというのは思いつかないくらいなんです。

――そういえば、先ほども話に出た地ビールをみんなで飲むシーンなんですが、みんなで同時に口に含んだ瞬間、一斉に噴き出してしまったじゃないですか。

石野:娘のために用意した地ビールが、寝かせすぎてしまって、実はおいしくなかったという場面ですよね。噴き出すの、意外と難しかったんですよ(苦笑)。でも、川口さんはとても上手でした(笑)。

――意外なウラ話ですね! ところで、石野さんの出演シーンは、千葉県の鋸南町で撮影されたと伺っています。緑が一面に広がる自然豊かな場所でした。

石野:ああいう、きれいな空気の中でいられることは幸せですよね。

――そういえば以前、あるインタビューで「緑の見える所で愛するパートナーと一緒にお茶を飲みながら生きて行くのが理想」とお話しされていました。

石野:そうでしたっけ? 忘れちゃいました(笑)。

――では、石野さんの理想のパートナーというと、どのような方なのでしょう?

石野:う〜ん、すぐには思い浮かばないですね……。ピンと来ないといいますか(苦笑)。

――では、理想の家族像はありますか?

石野:やっぱり言いたいことを言い合えて、ケンカもしつつ、お互いを尊重できる……そんな家族って素敵だなって思いますね。

――でも、今はお仕事が一番ですか?

石野:ハハハハハ、そうかもしれません(笑)。

――そんな石野さんにとって、一人の女性としての目標はあるんですか?

石野:フワッとしてる部分がありますけど、強さと優しさを兼ね備えた女性になれたらいいなぁとは思っていますね。

――お仕事の面では?

石野:女優業を多くするとか歌手のお仕事に比重を置く……といったことに、これまでもあまり考えずにやってきたんですね。“来るもの拒まず!”って感じで。だから、これからも「いやあ、がんばりまっす。」の気持ちでやっていきたいと思いますので応援よろしくお願いしますね(笑)。

「100万ドルの微笑」というキャッチコピーで芸能界デビューを果たした石野さん。インタビュー中に見せた微笑の魅力は今も健在。本誌取材スタッフも、仕事を忘れてほっこりと癒された時間でした!

石野真子 いしの・まこ
1961年1月31日、兵庫県生まれ。T156。A型。1977年『スター誕生!』に合格し、翌78年『狼なんか怖くない』で歌手デビュー。その年の各音楽祭の新人賞を総なめにする。83年より女優としての活動を本格的に開始。今年だけでも、ドラマ『お迎えデス。』(日本テレビ系)、『女たちの特捜最前線』(テレビ朝日系)に出演。12月には舞台『ナイスガイinニューヨーク』を控えている。

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