イモト、感動の登山成功が“興ざめ”な理由

イモト、感動の登山成功が“興ざめ”な理由

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 タレントのイモトアヤコ(30)が『世界の果てまでイッテQ! 登山部アイガー登頂プロジェクト2時間スペシャル』(日本テレビ系)で登山に挑戦した。視聴率17.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録するなど感動を呼ぶ内容だったのだが、一方で下山の方法に「感動が台なし」と興ざめしている視聴者も多いようだ。

 これまで「イッテQ登山部」として「マッターホルン」、「マッキンリー」などに登頂してきたイモト。この日は、ベルナーアルプスの一峰であり、スイスを代表する山「アイガー」に挑戦。アイガーは標高3970mと富士山とあまり変わりないが、道幅が狭く、ナイフの刃のようにとがった尾根が続くため、一歩間違えれば滑落もありうることから別名“死の崖”とも呼ばれている。この日は、そんな危険な山を、イモトが途中でくじけそうになりながらも5時間以上かけて見事登りきる姿が放送された。

 自身のブログでも「もう嫌だと思っても前に行くしかない」と吐露しており、過酷な山を制覇した姿に、多くの視聴者が感動した。しかし、番組放送後のネットの反応を見ると、単純な称賛ではなかったようで、「しょうがないけどさ……下山どうにかならんかった?」「分かるよ!? 気持ちは分かるけどアレはな……」「俺の感動を返してください」と思わぬ反応が上がってしまったのだ。

 視聴者が違和感を感じているのは、下山のシーン。普通の登山ならば、登りも下りも基本的には自分の足で行うものだろう。そのため、下山もイモトがまた時間をかけて降りるのかと思いきや、山頂にヘリコプターが到着。「3分で来ちゃった」と、意気揚々とヘリに乗り、さっそうと山を降りる姿に、首を傾げる視聴者が多かったようなのだ。

「イモトのヘリ下山は今回に限ったことではありません。2012年にマッターホルンをヘリ下山したときにはアルピニストの野口健(43)がツイッターで酷評してました。登山家の間でよく言われることなんですが、山は登りよりも下りのほうがキツイらしいんです。野口さんは、ヘリを使わなければ下山できない状態なのに、それでも登らせた番組に対して批判していて、“テレビはそこまでやるんだね”とあきれてつぶやいてました」(芸能ライター)

 これまでプロ顔負けの気力と体力を見せてきたイモトだが、一部では「金にものをいわせた登山」だという声もある。もし「芸人でもたやすく登れる」というイメージがつくようであれば、登山ファンとしては黙っていられないところだろう。

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