パチンコを「長時間打ちたい時」の勝利の定石とは

パチンコを「長時間打ちたい時」の勝利の定石とは

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森本レオ子のぱちんこ堅勝ゼミナール
第57回 私が一番パチンコにハマっていた頃



 導入前から我々パチンコライターのみならず、多くのパチンコファンの間で大きな話題となっていた『CRぱちんこ必殺仕事人V』。ついに全国導入が開始されましたね! まず目を引くのは、何といっても台枠上の巨大なちょうちんとスピーカー。データカウンターを覆い尽くすほどのデカさは、良く言えば圧巻、悪く言えば邪……コホンコホン、まるでメーカーの本気度と比例しているかのようです。


CRぱちんこ必殺仕事人V
(京楽)
◆大当たり確率:約1/309.1
 →確変時:約1/45.2
◆確変突入率:60%
(C)松竹・ABC (C)KYORAKU

 そんな役モノの存在感につい目がいってしまう『仕事人V』ではありますが、私たちパチンコライターの間では、役モノよりもむしろ、スペックの素晴らしさが話題になることのほうが多いんですよ。

 私たちライターが『仕事人V』のスペックに好感を持っている理由は、ズバリ「出玉あり大当たり時のラウンド振り分けがない点」、そして「通常大当たり終了後にも必ず時短が100回転ついてくる点」です。

 最近は「ラウンド振り分け」といって、大当たり出玉が何種類かある機種がほとんどです。そういう機種は同じ大当たりであっても、16ラウンドの大量出玉もあれば、4ラウンドのショボ出玉もある。大当たりするまで出玉がわからないのです。

 しかし、この『仕事人V』の場合、確変に入らない通常大当たりでも必ず15ラウンド分の出玉をキッチリ獲得できますし、時短100回転での引き戻しにも期待できます。そういう台の何が素晴らしいって、安定力が抜群で遊びやすいんですよね。

 ハイリスクハイリターンのMAXスペックが撤去されて以降、たとえば『北斗の拳7』のような、「一撃で大量出玉を生む」ことにこだわった台へ人気が集まっている傾向があります。しかし、こういう台は大勝ちが期待できる反面、大負けの可能性も高いんですよね。ヒリつく勝負をしたい人にはオススメですが、世のパチンカーが全員ヒリつく勝負を好むと思えば大間違い! じっくり粘って確実に勝ちたい人間だってたくさんいるんです!! 

 かつての私も、粘って出す台が大好きでした。もともとの趣味だったパチンコが今や生業(なりわい)になっている私ですが、一番パチンコにハマっていた時期は、だいたい2007年から2009年くらいだったんじゃないかなぁ。社会人になったばかりの頃で、パチンコ攻略誌とはまったく関係のない懸賞情報誌の編集者をしていました。パチンコは純粋な趣味として楽しんでいた時期ですね。

 薄給ではあるけれど、自由に使える収入が増え、それを丸ごと全部パチンコに突っ込んでいたんですよ(笑)。寝ても覚めてもパチンコのことを考えていて、出社前、出社後、休みの日、下手したら仕事の休憩中もパチンコ店に足を運んでしまうような……パチンコ好きのOLだったんです。

 その時期に好んで打っていた台と言えば、『CR新世紀エヴァンゲリオン〜使徒、再び〜』と『CRぱちんこ冬のソナタ2』ですね。


【左】CR新世紀エヴァンゲリオン〜使徒、再び〜(ビスティ)
【右】CRぱちんこ冬のソナタ2(京楽)
(C)GAINAX・カラー/Project Eva.(C)Bisty
(C)KBS Media/Pan Entertainment All Rights Reserved.

 どちらも大当たり確率は約300分の1前後のミドルスペック。出玉なしの大当たりである「突然確変」を搭載しているものの、それ以外の大当たりでは必ず15ラウンド分の出玉を獲得でき、時短も100回ついてきます。まさに新台の『仕事人V』と同じなんですよね。

 当時は、仕事がある日は自宅近くの等価店で、丸一日打つことができる休日は数駅離れた低交換店で、終日打ち切るスタイルで立ち回ってました。特に池袋の某店にはほぼ毎週末、足を運んだなぁ。まだ広告規制が入る前でしたから、「金・土はエヴァンゲリオンDAY」……つまり『エヴァンゲリオン』が勝ちやすいですよってイベントもよくありました。こんなふうに大々的にアピールしてもOKだったんですよね。

 なので、仕事が休みだった土曜日は、開店前から並んで『CR新世紀エヴァンゲリオン〜使徒、再び〜』を打ちました。交換率の低いお店ではありましたが、“超お宝台”を頻繁に打てたので、今思えば本当に良い時代だったなって思います。10年も前のことじゃないのに、遠い昔のように感じてしまうのが悲しいですね。

 悲しいと言えば、毎日のように打っていたにも関わらず、10万以上の大勝ちの記憶って、意外にもあまりないんです。たまに間違ったような大連チャンが生まれることもありましたが、基本的に『エヴァ』も『冬ソナ』も、一撃で大量出玉を生むスペックじゃありません。勝っても3万前後に収まることが多かったんじゃないかなぁ。今は一撃で10万勝てる台なのかどうかが台選びのキモになることも多いんですが、当時は大勝ちよりも「演出を楽しみながらついでに勝ちたい」って気持ちが強かったんですよね。

 爆発的な大勝ちが期待できずとも、毎日のように打ち込めた理由は、この二機種ともいわゆる「大当たりの法則」が豊富にあったこと。たとえば『エヴァ』だったら、下段ラインに2図柄でテンパイ、あるいは上段ラインに4図柄でテンパイすれば大当たり確定でしたし、『冬ソナ』なら確変中に群予告や黒アルバム予告が出れば、その時点で確変大当たりが確定なんです。激しい効果音がともなうこともないので、知っている人だけがニンマリできるところがたまらなかったんだよなぁ〜♪ 

 新台の『仕事人V』を打っていると、自分が『エヴァ』や『冬ソナ』に夢中になっていた、一番パチンコが好きだった頃を思い出させてくれるんですよね。あの時代の“定番スペック”を踏襲しているところが、懐かしさを感じさせてくれるのかもしれません。

 かなりの台数が導入されて、メイン機種として力を入れていくホールも増えるハズ。そうなるとおのずと勝ちやすい台も探しやすくなりますので、今後の狙い目となる可能性は十分にあります。休みの日にじっくり腰をすえて、久しぶりに開店から閉店までぶん回して堅く勝ちたいな♪ 皆さんもぜひ挑戦してみてくださいね。それではGOOD LUCK!

■森本レオ子 プロフィール
「パチンコ必勝ガイド」元編集部員。現在は同誌ライターとして多数の連載を抱える。パチンコ・パチスロ専門チャンネルでのレギュラー出演多数。

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