衝撃の不倫ドラマ『昼顔』その色あせない魅力

衝撃の不倫ドラマ『昼顔』その色あせない魅力

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 上戸彩(31)がドロドロの不倫妻を演じたドラマ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』(フジテレビ系)。その映画版となる『昼顔』が6月10日より全国で公開となる。

 ドラマ版『昼顔』は2014年に放送され、最高視聴率16.7%、全話平均13.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という高視聴率を記録、社会現象にもなった大ヒット作品だ。ここでは、その魅力について振り返ってみよう。

 物語は、上戸演じる平凡な主婦・笹本紗和がある日、不倫を繰り返す滝川利佳子(吉瀬美智子/42)と出会うことから始まる。最初は不倫に嫌悪感を抱いていた紗和だったが、既婚者で高校の理科教師の北野裕一郎(斎藤工/35)と知り合ったことをきっかけに、自らも禁断の恋愛にのめり込んでいく。

 ちなみに、タイトルにもなっている“昼顔妻”とは、夫を会社に送り出した後、昼間の時間だけ花を咲かせるように不倫にのめり込む主婦のことで、1967年公開のカトリーヌ・ドヌーヴ主演映画『昼顔』を語源とする造語。ドラマのヒットによってこの言葉が大きな注目を集め、2014年のユーキャン新語・流行語大賞にもノミネートされている。

 上戸はそれまで爽やかなイメージの役が多かったが、この『昼顔』では影のある“大人の女性”を熱演。また、不倫相手役を演じた斎藤工も、このドラマでの艶のある演技が話題となり、“セクシー俳優”として一躍ブレイクした。

 この作品は、劇中に登場する不倫女性の手記のようなモノローグも見どころ。「ごめんなさい神様、許してくれなんていいません。今だけ彼を私にください」や、「午後3時。私は悪女になりました」など、脚本の井上由美子氏による“名フレーズ”が注目を集めた。

 また、吉瀬美智子演じる、もう一人の“昼顔妻”利佳子からは、主婦の共感を誘う名セリフが続出。夫婦仲が冷え切っている利佳子は、第1話から「結婚は平穏と引き換えに情熱を失うものだから。3年もたてば、夫は妻を冷蔵庫同然にしか見なくなる」「ドアを開けたらいつでも食べ物が入ってると思ってる。壊れたら不便なのに、メンテナンスなんてしたことない」という深い言葉を披露。第7話では、「たとえ一瞬、体を求められるだけでも、来る日も来る日も生返事だけの15年間より100倍良かったの!」という名言を残している。

 そんな『昼顔』は、紗和が浮気相手と別れるという展開で、ラストは「神様ごめんなさい。またいつか私はあなたを怒らせるかもしれません」という思わせぶりなモノローグで終わっている。そして3年を経て公開される今回の映画版では、別れた紗和と北野が再会し、再び愛に溺れていく物語が描かれる。禁断の愛の行方に注目だ。

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