パチンコ店に「今だけ稼ぎやすい」機種がある!?

パチンコ店に「今だけ稼ぎやすい」機種がある!?

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現役パチプロ・アンドレ「パチンコ事情」最前線!!
第47回 パチプロがこっそり稼ぐ「機種」の秘密



 自販機でアイスコーヒーを買おうと思ったら、後ろに次のお客さんがやってきたので急いでボタンをポチッ。しかし出てきたのはアツアツの缶。気づかれぬよう涼しい顔で立ち去る……ポンコツパチプロのアンドレです。

 パチンコホールに到着しても、打ちたい台がないのは困りますのう。普通は打ちたい機種があって店に向かうもんやけど、かといってイマイチ分からん機種に大事なお金を使おうとは思わんし。そんなもやもやを吹き飛ばすべく登場したのが、あの大ヒットシリーズの最新機種『北斗の拳7 転生』です。


ぱちんこCR北斗の拳7 転生
(Sammy)
◆大当たり確率:1/319.7
→確変時:1/47.0
◆確変突入率:65%
(C)原哲夫・武論尊/NSP 1983,(C)NSP2007 版権許諾証YKO-116 (C)Sammy

 “新基準スペック”とは思えない出玉力に、圧倒的な迫力の演出であっという間にホールの主役に躍り出ました。どの店に行っても常に満席、追加増台を計画しているホールも多いです。実際に打った人の爆勝ち報告も続々と耳にします。

 まさに死角なしの人気ぶりですが、パチプロ連中に『北斗7』の話を聞くと、意外な答えが返ってきました。わしの知る半数以上のパチプロが「まだ打っていない」と言うのです。パチンコで飯を喰っているプロたちは、面白さや好き嫌いではなく「勝てるかどうか」だけしか眼中にありません。その彼らの多くがこの人気台を敬遠しているわけです。

 スペックは優秀で爆発力もあるのに、パチプロだけがこの機種に寄りつかないのはなぜなのか? その答えは単純に「釘がシブすぎる」からです。この機種は面白くて完成度が高いので、店が“勝ちにくい調整”をしても、客は争うように群がってきます。サービスしなくても客は減らない。長らくヒット機種が不在だったこともあって、パチンコホールはここぞとばかりに回収営業へ走りたくなるんですのう。そんな機種にパチプロは絶対に座りません。

 となると、今パチプロたちは稼ぐために何を打っているのか?

 それは『真・北斗無双』です。『北斗7』が登場するまではホールの主役だったマシンですが、ホールのサービス具合、つまり「勝てる度」で言えば、まさに今が旬なのです。


ぱちんこCR真・北斗無双
(Sammy)
◆大当たり確率:1/319.7
 →確変(ST)時:1/81.2
◆ST突入率:50%(ST130回転)
◆ST連チャン率:約80%
(C)原哲夫・武論尊/NSP 1983 版権許諾証KOJ-111
(C)2010-2013 コーエーテクモゲームス (C)Sammy

 つい先日も、とある店に行ってみると『北斗無双』コーナーにはパチプロがズラリ。釘がガバガバで、床にはドル箱だらけでした。しかし古い機種がなぜ“今が旬”なのか。パチンコホールには昔から不思議な法則がありましてのう。

 まず新台の『北斗7』を買えないホールは、手持ちの『北斗無双』でサービスしないとライバル店に客を奪われます。一方、『北斗7』を導入したホールでは、入れ食い状態の『北斗7』で店の利益を確保しつつ、『北斗無双』で客に還元して常連の囲い込みを図ります。要は目新しさが薄れたぶんを、出玉サービスでカバーするのです。

 ならばどんな古めの機種でも勝てるかといえば、これが違うんですのう。新鮮味がなくなったマシンは電気代すらもったいないので、さっさと撤去するのが常識。ところが「人気シリーズの大ヒット後継機種」の場合にのみ、古いマシンの調整が甘くなるのです。

 有名人気シリーズのパチンコ機種限定になりますが、この法則を覚えておくとええです。過去には『海物語』や『花の慶次』『ヱヴァンゲリヲン』などでも、こういった「新台より旧台」の逆転サービス現象が起こりました。ただし、いくら有名機種でも、古い機種、新しい機種のどちらかがパッとしなかった場合は当てはまりません。あくまで2機種連続で大ブレイクした場合だけが狙い目。

 打つ側としても、新台と違っていろんなポイントを知り尽くした旧機種のほうが勝ちやすいですしのう。それでも“旬”だけあって、チャンスは今だけです。『北斗7』の後に登場した『必殺仕事人V』がすでに大ヒット。夏になれば人気シリーズの最新機種『牙狼GOLDSTORM翔』が導入予定と、主役級が続々登場。こうなると、パチンコホールごとに力の入れ具合が変わってきます。

 そうなれば“シリーズ新旧の法則”も終わってしまうので、『北斗無双』で勝ちやすいのはまさに今。夏までにこの機種で稼いじゃいましょう!

■アンドレ プロフィール
1967年大阪府生まれ。パチンコメーカーや直営店が数多く存在する名古屋を拠点に『パチンコ攻略マガジン』の専属ライターとして活躍中。パチプロとしての長い経験や知識に加え、幅広い業界人とのパイプを生かした多角的な分析が得意。

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