小林麻央さん、愛にあふれた「家族の絆」秘話

小林麻央さん、愛にあふれた「家族の絆」秘話

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 病に侵されながらも前向きに生きる姿を世に発信し続けた彼女。短くとも、その生涯は幸せに満ちていた!

 フリーアナウンサーで、歌舞伎俳優・市川海老蔵の妻の小林麻央さんが、6月22日に乳がんのため、34歳の若さで亡くなった。翌23日に海老蔵は緊急会見を開くと、「最期に“愛してる”と言って、本当にそのまま旅立ちました」と告白。家族に見守られる中、息を引き取ったという。

「海老蔵さんはこの会見を、出演中の舞台の昼の公演と夜の公演の合間に開き、大きな悲しみの中にあっても、舞台に穴を空けることはありませんでした。夜遊びがたたり、暴力事件に巻き込まれたのが2010年。そこから麻央さんの支えもあり、信用を取り戻しました。2人のお子さんにも恵まれ、さぁいよいよというときに、妻を亡くした海老蔵さんの心情は察するに余りありますが、最期まで強く美しかった麻央さんの姿が、海老蔵さんを強くしているのでしょう」(芸能リポーターの城下尊之氏)

 そんな家族の姿に、多くの人が心を揺さぶられ、麻央さんが乳がん闘病の日々を克明に綴ったブログ『KOKORO.』には、今なお多数のコメントが寄せられている。「会見で海老蔵は、長女の麗禾ちゃんが22日はずっと麻央さんのそばを離れず、“(麻央さんの)横でずっと寝ると言って寝ていました”と話していましたね」(ワイドショー関係者)

 7月で6歳になる麗禾ちゃんは、もう麻央さんが亡くなっていることは分かっているはずだというが、3月に4歳になったばかりの勸玄くんは、まだ完全には理解できていないという。「海老蔵が会見を行った23日の朝も、横になっている麻央さんの顔を触ったり、手を握ったり、足をさすったりしていたそうです。6月15日のブログで、麻央さんは、<昨夜は、足湯をしていたら、息子がお湯をかけて、撫でてくれました>と綴っていました。いつもと様子の違うママの笑顔が見たくて、足を温めて喜ばせてあげようと思ったのかもしれません」(前同)

 その勸玄くんは、7月3日から開催される『七月大歌舞伎』に、海老蔵とともに出演する予定だ。「史上最年少での“宙乗り”を行うと話題の舞台ですから、その晴れ姿を見たいという思いが、麻央さんの何よりの生きる気力となっていたはずです。現在、勸玄くんは、大きな不安の中にありながら、懸命に厳しい指導についていっていますよ」(歌舞伎関係者)

 姉・小林麻耶も、麻央さんとともに病気に立ち向かってきた一人だ。「麻央さんの闘病中、看病に加え、麗禾ちゃんと勸玄くんの世話を引き受けていたのが麻耶さんでした。無理がたたり、昨年5月には生放送中に体調を崩して、病院へ搬送。それを機に休養することが発表されましたが、以降は、まさに母親代わりとなり、2人の子どもに向き合っていたそうです」(芸能記者)

 特に麗禾ちゃんは、母である麻央さん、そして麻耶にも憧れており、「大きくなったらアナウンサーになりたいと言っているそうです」(前出の歌舞伎関係者) さらには、「麻央さんは姉の麻耶に“海老蔵さんをよろしく”と常々、口にしていたそうです」(前同)というから、今後も、麻耶が家族の中で大きな役割を果たすことになりそうだ。

「子どもたちも麻耶さんも、それを望んでいるのではないでしょうか。もともと、海老蔵さんは、麻央さんと出会う前から麻耶さんとは親しかったそうです。姉の友人であるという点も、麻央さんがヤンチャで有名だった彼と安心しておつきあいできた一因だったと記憶しています」(芸能リポーターの川内天子氏)

 それにしても34歳というのは早すぎる。「いつも神様は見ていると思って日々を過ごしているボクも、このときばかりは“おい、神様、順番が違うだろ!!”と言いたくなりました」と、自身が深い悲しみの中にありながら、そう本誌に話してくれたのは、麻央さんがお天気キャスターとしてデビューした『めざましどようび』(フジテレビ系)で、当時、スポーツコーナーを担当していた、元プロ野球選手のパンチ佐藤氏である。

「ボクの妻を交えた3人で、よく食事をご一緒させてもらいました。毎回、15分以上も前に待ち合わせ場所にいらしていた誠実な人柄、その美しい立ち姿、誰にも等しく優しく接することのできる品格に、いつも本当に素晴らしい方だなと感じていました。“パンチさんは渋くておいしいお店を知っている”とボクのことを信用してくれて、横浜の福富町という、男性でもちょっと腰が引けてしまうディープタウンで、鼻の頭にキムチの汁をつけながら一緒に韓国料理を食べたこと、あのかわいらしい笑顔が忘れられません」

 6月26日には、都内で密葬が営まれた。「今度は海老蔵が“愛してる”と棺に言葉をかけ、最期のお別れをしたそうです。また麻央さんは、まだ動けるときに、海老蔵や子どもたち、両親や姉の麻耶、お世話になった人たちに手紙を書いて、残していたそうです。まだ開封はされていないみたいですが、落ち着いたら、海老蔵から、その手紙が配られるようです」(別の歌舞伎関係者)

 麻央さんのご冥福を、心よりお祈り申し上げます。

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