『ほこ×たて』他、“打ち切り番組”の裏事情

『ほこ×たて』『芸能★BANG+』など、高視聴率でも打ち切られた番組の裏事情

記事まとめ

  • “不適切な演出”が発覚し、打ち切りとなったのが『ほこ×たて』(フジテレビ系)
  • 元オセロの中島知子と占い師の同居騒動を取り上げた『芸能★BANG+』も打ち切りに
  • 高い視聴率を誇りながらも、突如として打ち切りになってしまった人気番組は多い

『ほこ×たて』他、“打ち切り番組”の裏事情

『ほこ×たて』他、“打ち切り番組”の裏事情

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 高い視聴率を誇りながらも、突如として打ち切りになってしまった人気番組は多い。いったい何が起きていたのか、その経緯と理由を調べてみた。

 “不適切な演出”が発覚し、打ち切りとなったのが、ガチンコ対決で人気を集めていた『ほこ×たて』(フジテレビ系)だ。2013年10月20日に放送された“どんな物でも捕らえるスナイパーvs絶対に捕らえられないラジコン”の企画で、逃げるラジコンカーを操縦した男性が「番組内容はまったくの作り物」とネットで告発し、大問題となったのだ。告発によると、対決の順番が編集で入れ替えられた他、実際にはルール違反で中止になった対戦をあたかも最後まで行われたかのように放送するなどの捏造があったという。この告発について、フジテレビは「大筋において事実であり、不適切な演出があったことが社内の調査で確認された」と認め、番組の打ち切りを決定。さらには、再発防止のための対策委員会も設置されることになった。

 打ち切りといえば、2012年5月4日に放送された特番で、当時話題となっていた元オセロの中島知子(45)と占い師の同居騒動を取り上げた『芸能★BANG+』(日本テレビ系)も忘れてはならない。新聞のテレビ欄に「騒動の占い師が謎の同居生活全貌激白」などと、占い師本人がスタジオに来るかのように掲載した他、放送中も同様の告知を繰り返した。ところが、実際に出演したのは、この占い師と同居したことがある別の占い師だったことから、同局には視聴者から多数の苦情が殺到。これを受け、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会が「視聴者の信頼という放送倫理の根本を裏切った放送だった」と同特番を審議対象にしたため、番組は急遽、打ち切られる事態に追い込まれた。

 前身の番組を含め、約10年続いた『発掘!あるある大事典II』(フジテレビ系)も打ち切りになった番組の一つ。2007年1月7日放送の“納豆を食べるとダイエットができる”という特集は、全国のスーパーで納豆が品薄になる社会現象を引き起こしたが、週刊誌が取材したところ、番組で使用された実験データや、アメリカの大学助教授にインタビューした際の吹き替えに捏造が発覚。制作元の関西テレビが内部調査した結果、これ以外の放送回でも複数の捏造が判明。番組は打ち切りとなった他、当時の関西テレビの代表取締役社長が引責辞任する事態となった。

 視聴率への執着が、結果的に視聴者を裏切る結果になってしまった、これらの番組。人気番組だっただけに、視聴者も裏切られたという気持ちは強かっただろう。

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