小栗旬&西島秀俊の“にらみ合い”は監督がカットをためらうほどの緊張感

小栗旬&西島秀俊の“にらみ合い”は監督がカットをためらうほどの緊張感

ど迫力のアクションシーンが話題の「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」

5月9日に放送された小栗旬主演ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」(毎週火曜夜9:00-9:54フジテレビ系)の第5話が、関東地区で平均視聴率10.3%を記録、関西地区は14.7%と、共に前週から大きく数字を上げた。(本記事内の数字は全てビデオリサーチ調べ)

本作は小栗演じる稲見朗、西島秀俊が演じる田丸三郎が所属する公安機動捜査隊特捜班の活躍を、直木賞作家・金城一紀が描く骨太なアクションエンターテインメント。

第5話では、政治家恐喝の証拠を手に入れるため、沢田(杉本哲太)が所属する暴力団に潜入捜査を行う稲見(小栗)だが、任務の背後には黒幕だった官房長官・神谷(石黒賢)の邪悪な思惑が潜んでいた…というストーリー。

何の前触れもなく冒頭で稲見がいきなり収監されるという衝撃のスタートから、潜入捜査が稲見の人格にまで影響を及ぼしていくさまを丁寧に描いた。潜入捜査する稲見の視点でストーリーが進んでいったこともあり、同じドラマとは思えない異質の雰囲気を漂わせた。

視聴者に飽きさせない工夫としてこういった手法を用いるのは金城作品ならではだが、そんな第5話のハイライトは、物語の終盤で薬物の取引現場で銃撃を受け、“兄貴分”となった沢田を殺された怒りに、われを忘れかけた稲見と、それを抑えようと田丸(西島)が稲見の腕をつかみ、2人がジッとにらみ合う場面。

小栗と西島の視線がぶつかり合い、張り詰めた表情が印象的だったが、放送後に行われたTwitter質問企画でも、この場面の脚本や撮影についての質問が相次いだ。

原案・脚本の金城は「あの場面で言葉を交わすのは、野暮だと思った。進む稲見と止める田丸の心のぶつかりを、無言の中で見せたかったんです」と語り、演出した鈴木浩介監督も「思わずカットをかけるのをためらうほどの緊張感だった。カットの後も、みんな無言のまま、その場の空気と感情を保っていました」と振り返った。

放送中、Twitterでは視聴者からも、2人の“言葉を必要としない”演技に称賛の声が数多くつぶやかれていた。

ちなみに、リアルタイム視聴率とタイムシフト(録画)視聴率を合算し、重複分を除いて算出された「総合視聴率」では、これまで関東地区で第1話(4月11日)が23.6%、第2話(4月18日)が20.2%と高い数値を記録しているように、そんな小栗と西島による迫力のアクションとスリリングな展開が、多くの視聴者からの支持を受けている。

まるで映画を見ているかのような迫力のある映像と、緊迫したシーンをさらに盛り上げる美しい音楽、それにキャスト陣の硬派な演技に後半戦も目が離せなそうだ。

5月16日(火)の第6話は、11年前に起きた地下鉄爆破テロの実行犯で指名手配中の里見(山口馬木也)が再び動き始める。里見の確保に動き出す特捜班だったが、捜査を進める中で里見の知られざる背景にたどり着く…というストーリー。

稲見と田丸が5人の敵を相手に乱闘を繰り広げるアクションシーンにも期待が高まる。どんなあおり言葉も陳腐に聞こえるようなそのすごみを、自分の目で見て体感してほしい。

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