「NEO決戦バラエティ キングちゃん」の千鳥&佐久間プロデューサーに直撃取材!

「NEO決戦バラエティ キングちゃん」の千鳥&佐久間プロデューサーに直撃取材!

千鳥が決死の覚悟で“お笑いバトル”を繰り広げるバラエティー番組

MCの千鳥が、ゲストの芸人と共にオリジナル競技で戦う「NEO決戦バラエティ キングちゃん」(毎週月曜夜0.12-1.00、テレビ東京系)。2016年7月〜12月に第1期が放送されたが、終了後に視聴者からの熱い声が数多く届いたこともあり復活。この春より第2期が放送中だ。番組のみどころは何と言っても“ガチ感”。商店街を舞台に、ボケとツッコミが互いの面白さを競う「フリースタイルバトル」、傷心エピソードをドラマチックに語る「ハートブレイク王」など、千鳥・ノブも「タイトルだけでは分からないし、ルール説明をされてもよく分からない(笑)」ともらすほどの奇想天外な企画から、奇跡の笑いが次々と繰り広げられている。そんな番組の裏側を、千鳥と佐久間宣行プロデューサーが激白!

■ “ガチ”企画の連続に芸人は!?

ノブ:基本的に全部きついんですけど、楽しみながらやってます。でも、精神的に一番きつかったのは、千原ジュニアさんをいじった回。ほんとにやってはいけないことをしているような感覚だったけど、むちゃくちゃ腹を抱えて笑いました。ジュニアさんが「何やこれ!」って怒り出してもおかしくないような内容だったけど、周りではすごくウケてて、オンエア見ても面白かった。あれはいい疲労感でした。

千鳥・大悟:他の番組とか、飲んでる席でジュニアさんに言えないことを言えたんで、気持ち良さもありましたよ(笑)。僕がきつかったのは、この前の収録。ある企画で千原せいじさんと一緒になったときに、バチーっと思考回路が停止した。せいじさんの顔見たら、何をしようか分からなくなって、全てがなくなった。僕のところ、オンエアが1分くらいになるかも…。

佐久間:それをウォッチングと合わせて見ると面白いですよ。ウォッチングでは、みんなボロクソ言いながらゲラゲラ笑ってますから。カットはしません。

大悟:それはそれでつらいんですけど(笑)。

――大悟さんは、「ドラマチックハートブレイク王」の回でスキャンダルが発覚して大変そうでしたが…。

大悟:大変という意味では、一番大変だった。あの回に関しては、僕は一切ボケてないんです。オンエア見ましたけど、僕、あんないい顔できるんだって(笑)。あれは作ってできない顔。あのときは、まだ週刊誌に載るかどうか分からないときだったのに、言うことによって、載ってないのに全部ばらしちゃうことになる。

ノブ:オープニングを撮る直前まで、週刊誌の記者に追い詰められてたもんな。

佐久間:芸能界史上、ネタをつかんでからいじるまでの最速記録だったんじゃない?(笑)

大悟:オンエアでも「きょうは帰りたくない」と言ってたけど、収録の後、ゲストで来ていた品川庄司・品川(祐)さんとか麒麟・川島(明)さんをつかまえて、ほんまに朝まで飲んでもらいましたよ。

■ アルコ&ピース・平子の身長が縮む!?

ノブ:吉本(興業)の先輩って、今まで何となく絡んだことがあるから、あまり緊張はないかもしれませんね。そういう意味では、「もらい泣かせ王」の劇団ひとりさんは、同じ人間かと思うくらい演技がすごくて。圧倒的なものを見せられるとイヤになるんすよね(笑)。緊張もしましたし、あらためてすごいなと思いました。

大悟:「―キングちゃん」は緊張している場合じゃないんですよ。誰とは言いませんが、先輩たちも「どうする? まだ何も思いついてない…」とか、世の中に聞こえちゃいけないようなことを言いながらそわそわしてる(笑)。先輩たちもみんな同じように戦っているんですよ。

――なるほどですね。では、印象的なゲストの方はどなたですか?

ノブ:僕はアルコ&ピースの平子(祐希)さん。カッコつけたコントをして、シュールな感じに思われているのに全然違う!「―キングちゃん」だと、図体でかい男がめちゃくちゃいじられているだけ(笑)。毎回、平子さんは傷心で帰りますけど、へこたれず自分の世界観で勝負してくれるので、本当に面白い。

大悟:見ている人が、オープニングの平子さんよりエンディングの平子さんが5cmくらい身長低くなってるって感じたら正解。ちょっとちっちゃくなって帰っていくんです。

佐久間:平子はいじられること分かっているんですよね。番組に関して、特には相談もしてきませんし。平子は自分の思い通りにはいってないけど、この番組のことはすごく好きだと思いますよ。ただ、平子の悩みは千鳥が自分をいじるのはいいけど、下手な若手がいじるのはやめさせて欲しいって(笑)。

■ 細かい打ち合わせは一切なし!!奇想天外な企画はどこから生まれる?

ノブ:これは僕らも知りたい。どこでどうやって思いつくねんって。

佐久間:「ゴッドタン」(テレビ東京系)を担当している放送作家2人と、「水曜日のダウンタウン」(TBS系)とかを手掛ける大井洋一くんという作家と、あまりお笑いをやっていない作家が1人、という混合チームで一緒に考えています。

大悟:あとは、番組の最中に「これ、企画できそうやな」みたいなことを流れで言ったときに、普通だったらほんまには実現しないのに、ほんまにするんや!って。

――では、番組の打ち合わせはどうされているんですか?

ノブ:細かい打ち合わせは1回もしたことないです。

佐久間:企画によって個別に打ち合わせをすることはあります。ただし、段取りだけしか話しませんね。

――本気の“ガチ”なんですね。

佐久間:この番組は、千鳥に苦労してもらおうって決めて作っているので。

ノブ:決めなくていいですよそんなこと(笑)。

佐久間:毎回、千鳥には傷つきながら戦ってもらうと決めている番組なんですよ。千鳥はMCだから、得意不得意関係なく全部やらなければいけない。ゲストは企画ごとに向いている人をブッキングしてますけど、千鳥には関係なくやってもらうので大変だと思います。

大悟:企画によっては、いきなり「はい、どうぞ」やから。ゲストにヤバク(野生爆弾)の川島さん(くっきー)とかがいると、一発目のボケが「うわー、もうそこまでやるんや」というレベルで、全員の芸人が考えてたネタを全部捨てなあかん。キャラもあるので戦い方も変えていかなければならん。ゲボはきそうになる(笑)。

ノブ:毎回2本撮りなんですが、きょう、1本目のゲストの笑い飯・西田(幸治)さんは、帰るときに「ようもう1本する(撮る)なー」って。スタッフさんもお笑いの変態ばっかりだと思いますよ。企画を生み出す執念もすごいし、収録の最後の方の夜中12時とか、芸人は疲れ果ててるのに、スタッフさんは朝イチかっていうくらい転げまわって笑ってるんですよ。みんな、ようお笑い飽きないなって。テレビ局員さんとディレクターさんが、ここまでお笑いを好きかって思います。

佐久間:「―キングちゃん」をやりたいっていうスタッフはたくさんいるんです。でも、深夜番組なので、そんなに人を入れられないんですよね。

大悟:出たがる芸人も多いんですよ。でも、いざ出ることになると「うわ、どうしよ…」ってなるみたい(笑)。

■ 週刊誌スキャンダルもネタに!!

ノブ:一回、スキャンダル芸人だらけのときがありましたね。

佐久間:大悟と、バイきんぐ・小峠(英二)、さらば青春の光・森田(哲也)。

ノブ:小峠さんは例のある事件の次の日がこの番組のロケだった。目が真っ赤で、従来のバラエティーだったら、そこいじるのやめときましょうってなりがちじゃないですか。全然! ここではフルスイングでいじる(笑)。

佐久間:東京03・豊本(明長)さんもだ。でも、それは相方の角ちゃん(角田晃広)が出したんだから。

ノブ:あと、この前の収録にはNON STYLE・井上(裕介)が来てました。復帰してから、ゴリゴリのお笑いは初めてじゃないですか?

佐久間:ロケで巣鴨の町を歩いていたら、いろんな人から「頑張れー」「おかえりー」とか言われてましたね。巣鴨の町の人は、みんな井上に温かかったですよ。

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