「天てれ」団長・立花裕大の“もじもん”は『熱』

「天てれ」団長・立花裕大の“もじもん”は『熱』

もし立花裕大が“もじもん”だったら「熱」だと言う。能力は、「出会った人を奮い立たせる」

放送開始25年目を迎えるNHK Eテレの「天才てれびくん」は、4月3日より「天才てれびくんYOU」(毎週月〜木曜夜6:20-6:45ほか)にリニューアルされた。

13人のてれび戦士と“もじ守”の子孫たち=守守団が、漢字の精霊“もじもん”を魔獣に変え、世界滅亡を企てる敵と戦うストーリー。テレビの前の子供たちも“茶の間戦士”としてデータ放送を通して番組に参加でき、さらにパワーアップした内容になっている。

今回、守守団の団長として“全国の子どもたちを引っ張るリーダー”を務めている立花裕大にインタビューを行い、番組に懸ける思いや、撮影現場での共演者とのエピソードなどを聞いた。

■ 生放送直前はみんなで歌う

――出演が決まった時のお気持ちは?

ものすごくびっくりして、すごくウキウキしたんですけど、同時にプレッシャーがありました。自分も見ていた番組だったので、「そこに立つのか」という緊張感もありました。最初は全然実感が湧かなかったです。でも実際(撮影に)来てみたらすごく温かくて良かったです。

――てれび戦士(レギュラーの子役)たちとは普段どんな会話をしていますか?

「最近運動会があったんだ」とか、「漢検受けるんだよ!」って言われたりしていますね。あとは僕が宿題をのぞいたりしています。

ロケやイベントのときには結構話す時間があるので、「団長の中学時代の恋愛はどうだったんですか?」って聞かれたり(笑)。

「先輩が好きだけどコクれなかったんだ、お前らは言っといた方がいいぞ!」とアドバイスをしました。特に中学生チームはぐいぐい話し掛けてくるんです。

小学生チームはよくいたずらをしてきます。靴ひもをほどかれたりとか(笑)。僕の楽屋もあるんですが、ほぼてれび戦士の楽屋で直前まで話して、そのままのテンションで収録に行くようにしています。

生放送が始まる直前は、「忍たま乱太郎」のエンディングと番組のオープニングをみんなで歌って「おう! おおう!」とか言っています(笑)。

――他の共演者はどのような印象ですか?

リーダーの役を一緒に務める小島(梨里杏)さんとはだんだん息が合ってきて、いい感じになってきました。一緒にせりふを言う場面では一発でそろうようになってきたんです!

特に、生放送ではお互い大変だと感じているので、暗黙の了解のように支え合っています。てれび戦士たち同士でも、小学生でせりふが詰まっちゃう子がいたら、中学生がフォローをしていたりしますね。(番組の開始)当初は、てれび戦士4年目の子に僕が支えてもらっていました。

(ナレーションの)子安武人さんは、声優として好きな作品に出演されていたので、元々ファンだったんです。

番組が始まる前の予告映像で、「立花裕大!」って呼んでいただいて、すごくうれしかったです。子安さんのナレーションもどんどん激しくなってきていて、あんな子安さんは初めて見ました(笑)。大好きなので、いつかお会いしたいと思っています。

■ 子供たちからの手紙

――立花さんが番組を始めてから変わったところはありますか?

生放送がとにかく初めてだし、すごく大きな挑戦だったんです。でも放送を重ねていくうちに度胸がついてきて、そんなにビビらずに素でいられるようになりました。

――周りの人からの反響を感じることもありますか?

イベントがあったときにすごく感じました! 子供たちがみんな「団長!」って呼んでくれるんです。

データ放送で参加ができる番組なので「今レベルいくつです!」って報告してくれて、僕も「おう、頑張れよ!」って返したり…。

面白いお手紙をくれた子もいて、「しくよろ」って最初に書いてあって、その後にフルネームと住所と、絵が描いてあるんですが、何の絵か全然分からないんです(笑)。でも、すごくうれしくてずっと家に飾ってあります。

■ 終わった後にみんなでハグ

――印象に残っているのはどの回でしたか?

(6月15日に放送した)“特別生放送”ではスタッフがピリピリしていたのを覚えています。最先端のAR技術で、中継現場に巨大なモンスターが現れ、迫力がありました。撮影が終わった後に自然とスタッフから拍手が起きましたね。いやぁ、ものすごく達成感がありましたが、とにかく大変だったということを覚えています。

でも、ものすごく達成感がありました。てれび戦士として4年間出演している子でも「今までで一番緊張した」と言っていました。あれはドキドキしましたね。

あとは、4月最初の生放送もかなり緊張したので印象的です。初めてなのでリハーサルも多めにやっていたんですけど、放送中にトラブルが起きてしまったんです。みんな焦りつつも、何とか立て直して無事に終わって。忘れられない初回になりましたね。終わってからみんなでハグしました!

その放送があったから、2回目以降は余裕を持てるようになったと思います。AR技術を使った“特別生放送”も、最初の生放送も、難しいことに挑戦しているんです。スタッフさんも大変だし、僕らも大変なので一体感がありました。

茶の間戦士もリアルタイムで参加してくれて、テレビの向こうにも一体感を感じるので、「みんなでやった!」というすごくいい気持ちにもなれました。

■ ロケはガチンコ、泣き出すてれび戦士も

――6月19日から放送された「宝島」での撮影はいかがでしたか?

屋外でのロケなので、素のままのリアクションになっていると思います。オンエアを見ていても面白かったです。

ロケの時間が押しちゃうと、急にトイレに行きたくなったりする子もいるんですが、無人島なのでトイレが遠いんですよ! そんな姿も自由でいいなと思いました(笑)。みんな本当に元気で、休憩時間は全然休憩しなかったです。

――立花さんが体を動かして競争したりする場面もありましたね。

そうなんです。ビーチフラッグスの元全日本代表選手の人と対決したんですが、かなうわけがないですよね。でも、すごく楽しかったです。

ガチの対決なので、てれび戦士たちが悔し泣きしたりして。それを「いいなぁ。成長を感じるな」と思って見ていました。

――では、番組のこれからの見どころを教えてください!

「(ミュージシャン・ROLLYが出演した)オンリーロンリーローリー編」が終わって、新しく始まるストーリーを見ていただきたいです。茶の間戦士ありきの番組なので、僕ももっとテレビの向こうとコミュニケーションを取れるような工夫をしていきたいと思っています! そういうところを期待していただきたいです。

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