今注目の10代ダンサー TATSUKI&SORAのトークバトル!

今注目の10代ダンサー TATSUKI&SORAのトークバトル!

TATSUKI&SORA

ダンスチームBixBiteに所属し、バトル大会でも輝かしい実績を残しているTATSUKI、かたや現在はチームには所属はしていないものの、NYへのダンス留学や、バトル大会でも上位に食い込むスキルを持つSORA。HIP HOPのジャンルを得意とする今勢いに乗っている10代ダンサー2人の初トークバトル!?が今回実現。

■ 偶然にも2人とも答えが一致したダンス以外で今興味あることは?

――今日、2人一緒に取材場所まで来たそうですけど、元から仲が良いんですか?

2人 はい。

TATSUKI 駅で偶然会ったんですけどね。

――ああ、そうだったんだ(笑)。いつ頃から知り合いなんですか?

TATSUKI いうて最近。

SORA いうて最近だね。その前まではなんとなく知ってるぐらいで。

――お互いのダンスの印象は?

TATSUKI 上手い。

SORA 上手い、さすがだなぁって。

TATSUKI どっちかというと俺のダンスは大雑把な感じなんですけど、こっち(SORA)はすごく繊細で、タイプが全然違うから、「すごいなぁ」って思う部分はありました。

SORA 繊細なの…?

TATSUKI 繊細。女子みたいに繊細。

SORA 最近、自分が格好いいと思うのがこっちサイドの踊りで、ずっとTATSUKIがお世話になってたYASSさんのレッスンに行き始めてから好みが変わってきました。

――普段の生活のなかでダンスに充ててる時間はどれぐらいですか?

TATSUKI 俺は全然ないですね。

SORA 僕も全くですね。今はほぼ勉強です。

――家でYouTubeとかチェックはしない?

SORA 僕はしない派なんですよ。

TATSUKI 振りを作らなきゃいけない時は何かインスピレーションをもらえるかなと思って見ますけど。

――どんなアーティストの動画があがったらチェックします?

TATSUKI ブルーノ・マーズぐらいですね。

――彼の魅力ってどういうところ?

SORA ただただ格好良い。

TATSUKI 全部が格好良い。ダンスがめちゃくちゃ上手いですもん。

SORA 上手すぎ!

TATSUKI 歌も上手いし、ズルいですよ。ブルーノ・マーズってどちらかと言うとそんなにガタイ良くないじゃないですか。だけど、後ろに引き連れてるヤツがめちゃ強そう。強いやつを引き連れるヒョロいヤツって一番格好良いですよね。

――ダンスが上手くて歌も上手いアーティストはたくさんいるけど、他の人とはまた違う魅力が彼にはあると。

TATSUKI ダンスに関しても、こっち寄りじゃないように見えて、実はこっち寄りなんですよ。ノリとかグルーヴとか。

――「こっち寄りじゃないように見せて」っていうのは?

TATSUKI 俺はすごく地味だけど、あっちはアートとして成り立ってるダンスじゃないですか。一般の人が見ても格好良いって思えるし、玄人から見ても格好良いって思える。そういうふうに両方から支持される感じがすごいなって。

■ ダンスの考え方や格好良さを周りの人に知ってもらいたい!

――では、自分の長所と短所を教えてください。

SORA 僕は頑固ですね。自分がやりたくないことだったら絶対やらない。「もっと柔軟に考えられないの?」って言われることもあるんですけどね…。

TATSUKI 俺の短所は、やりたいこと以外は長続きしないことです。練習を始めてもダメだと思ったら10分ぐらいで止めちゃうけど、集中すると2時間とか続けられるんですよ。サッカーとかスイミングに通ったりもしてたけど、全部長続きしなくて。

――長所は?

TATSUKI アラーム一回で朝起きられる。今日も朝6時に帰ってきたけど、9時にアラームかけて一発で起きました。

――それはすごい!

TATSUKI 寝る前に「明日は絶対何時に起きなくちゃいけない」って念じると、アラームの5分前ぐらいに目が覚めて、なんだか勝った気分になります(笑)。

――SORAくんの長所は?

SORA 一度決めたことは、どんなに予定がキツくなってもなりきることですかね…あと、もうひとつ短所あった。服の値段を見ない。

TATSUKI マジで!?レジに行って、「13万円です」って言われたらどうすんの?

SORA 「あ、ちょちょ、すみません!」って。

一同(笑)

――SORAくんはアンケートを見るとダンス以外に興味あることがいっぱい書いてありますね。

SORA あ、そうですね。最近、すごく増えました。美術館とか。

TATSUKI あ、美術館、俺も好きだ!

――美術館の魅力ってなんですか?

TATSUKI 何かもらえるよね。ダンスが上手くなる気がする。

SORA マジでそうだと思う。

TATSUKI ダンスも表現方法のひとつなんで、格好良ければアートになるんですよ。まあ、自分はアートって言えるようなダンスはしてないんですけど、表現として感じるものがあるのかもしれないですね。世界感とか。あと、美術館って落ち着いてるじゃないですか。都会は騒がしくて疲れちゃうので、美術館に行くとすごく落ち着きます。

SORA 僕はダンサーの子に誘われて半年前ぐらいから行くようになったんですけど、最初は興味なかったんですよ。だけど、実際に行ってみたら衝撃的すぎて。自分も一人の時間とか、静かな時間がないとダメな人なんで、そういう面では自分に合ってると感じて、そこからめっちゃハマってますね。

――美術館だったらどこでもいい?

TATSUKI どっちかというと、キレイな絵じゃなくて、独特な世界観がある画のほうが俺は好きですね。怖かったり、不思議だったり。

SORA 草間彌生さんみたいな、「なんでそう描くんだろう?」って考えさせられる絵のほうが入り込めるかなっていうのはあります。なんか分かんないんですけど、すごく刺激があるんで、そういう経験がどんどん積み重なって自分の表現に繋がるのかなって思ってます。

――今、思い描いてる理想像はありますか?

TATSUKI 最近考えてるのは、ダンスだけの舞台をやったりもしたいんですけど、振り付けもやってみたくて。自分が振り付けたダンスを客席から見たら感動するだろうし、達成感がありそうだなと思って。

SORA 自分が今思ってるのは、僕たちがやってるヒップホップっていうのは本当に一般の人に伝わりにくいんですよ。例えば、何も知らない人に「誰々と誰々ってどっちが上手いの?」って聞かれるんですけど、それがすごく嫌で。どっちも格好良いし、それぞれの良さがあるんですよ。だからもっと、ダンスの考え方や格好良さを周りの人に知ってもらいたくて。だからそういう場を設けて、自分が出たり、他の人に任せたりして、ちょっとずつ周りに影響を与えていきたいなと。

――SORAくんは興味あることに「経営学」と書いてたけど、それが経営学を勉強するきっかけに?

SORA そうですね。経営学に関する本も読んでいるし、他にも「こういう色の組み合わせが人に受け入れられやすい」とかそういうことも学んでいるので、少しでも人に伝わるようにしたいですね。照明の人とかと意見を交わせるような人になりたい。

――TATSUKIくんはステージ上のことに専念したいと思っていて、SORAくんはステージ全体のプロデュースをしたいと考えているという。

TATSUKI 体が動かなくなるまではダンサーでいたいですね。

SORA 僕も同じです。

取材・文●阿刀“DA”大志 撮影●後藤倫人

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