浅川梨奈、ヤンキー美少女役に「“巻き舌”は意識しました」

浅川梨奈、ヤンキー美少女役に「“巻き舌”は意識しました」

「14の夜」でメグミを演じたSUPER☆GiRLS・浅川梨奈

昨年公開された映画「14(じゅうし)の夜」で、明るく天真らんまんないつものイメージから一転、自身初のヤンキー役に挑んだSUPER☆GiRLS・浅川梨奈(あさかわ なな)。

7月12日(水)に本作のDVDがリリースされるに当たって彼女にインタビューを行い、自他共に認める“ハマり役”メグミのキャラクターについて、撮影の舞台裏について、忙しい日々を乗り切る息抜き方法についてなど、たっぷりと語ってもらった。

――あらためて本作に参加された感想をお願いします。

映画「百円の恋」(2014年)の脚本を手掛けられた足立紳さんの初監督作品ということで、記念すべき作品に携わらせていただくことがとてもうれしかったです。最初に仮で台本を頂いたとき、主人公の近所に住む幼なじみの子ということしか聞いていなくて、台本を読んで勝手にビデオショップの店員さんの役だと思ったんです。

でも、読んでみたら店員さんはすごく過激なシーンがあって、本当に私で大丈夫なのかなと思っていたら、とんだ勘違いで…安心しました(笑)。

――実際にメグミを演じてられてみて、感想を教えてください。

ヤンキーの役柄ということで、ひとまずドラマ「ごくせん」(2002年ほか、日本テレビ系)を見たんです。

でも、あれはヤンキーの子たちというより、ヤンチャな男の子という感じだったので、ちょっと違うかなと思いまして、Googleで「1980年代 ヤンキー 女性」というワードで検索かけて調べました。画像を見て「こういう感じなのか〜」と思いながら役作りをしたんです。

言葉使いや、タカシ(犬飼直紀)に対する口調もそこから考えました。でも、衣装合わせをして髪形も当時のヤンキーの方の感じにしてみて、あらためて「こんな14歳は嫌だな〜!」って思いました(笑)。

ただ、メグミも根はいい子なんですよ! 小さいころ、(大便を)漏らしたときタカシに助けてもらったことを忘れていない部分とか、ピュアな部分もたくさんあるんですよ!

――では、ご自身のヤンキーっぷりについて、昨年映画が公開されて反響はいかがでしたか?

大勢の同じ業界の方に見ていただいた印象です。「14の夜」を見て、私にオファーしてくださった作品もありましたし、「あれ見たよ! 良かったよ〜」って言ってくださった方もたくさんいて、すごく反響の大きさを感じました。地方在住のファンの方も見てくださっているのを聞くたびにうれしくなりましたし、何より「(ヤンキー役が)ピッタリだったよ!」って言われるのが、うれしくもあり、複雑でもありました(笑)。

――特に印象に残っているシーンは?

ツバを吐くシーンですね。監督に10回以上もツバを吐かされて(笑)、「もう出ないよ〜!」って思いながらお茶を飲んで、出してって繰り返しました。ツバに関して、監督からのオーダーが「ツバをねっちょり吐いてほしい」ってことだったんですよ。

「ペッ」ってキレのいいやつじゃなくて、やってみたのですが、外にツバを吐いた経験はなかったので、難しかったです。でも、貴重な経験でもあるので、やっていくうちにちょっと楽しくなっちゃいました。普段は経験できないので、印象に残っています。

――今回バイクの後ろに乗られていましたけど、あれは初めての経験ですか?

初めてでした。リハーサルのときに乗ってみて、余裕だろうと思ったら、いざ曲がるってときに怖くて仕方なくて、前の方にしがみついちゃいました。バイクの後ろって思っているよりもずっと遠心力があって、運転席よりも振られるんですよ。映画でも、ヤンキーらしく格好付けているんですけど、足はガチガチに閉じているんですよ(笑)。怖くて力が入っちゃいました!

命懸けのアトラクションに乗っているような、普通では味わえない感覚でしたし、怖かったけどとても面白かったです。

――バイクといえば、浅川さんって原付免許の試験を4回落ちたとか…?

(この日1番のドヤ顔で)はい! 落ちましたよ。頑張ったんですけど、駄目でした。1回目受けて落ち、最初だから仕方ないかなと思って2回目受けまして、落ちて。「うそでしょ?」って自分でも思って、「3度目の正直!」だと思ったらまた落ちまして。

「意味分かんない!」ってなったんですけど、さすがにもう大丈夫だろうって思って、4回目受けに行って落ちたので、もう一生この教習所には来ない!って思いました。

――えっ…、教習所のせいなんですかね?(笑)

はい。だって毎回44点なんですよ! おかしくないですか? でも、あれってひっかけ問題だから、裏の裏を取れない人は落ちるらしいので、私のようなすごく純粋な人は落ちるということなので、そう考えればまあいいかと思いました(笑)。

――なるほど…浅川さんはとっても純粋ってことですね!(笑)

はい。とっても純粋ですよ(笑)。 

――タカシ役の犬飼さんの印象はいかがでしたか?

最初に会ったとき、彼は牛乳を吹き出している状態だったんです。なので、彼とほぼ初めて喋ったときの第一声が「牛乳すごいね」「臭いです」という会話で(笑)。すごく面白い人だなって思ったんですけど、完成したものを見て、すごい人だと思いました。

この言い方で合っているか分かりませんが、すごくタカシなんですよ! ああいう役が似合うと言いますか、学ぶところがたくさんあったなと、撮影を終えて思いました。

――そんなタカシとのシーンでは、ネットを騒然とさせた衝撃のせりふを吐くシーンがありましたよね。

ありましたねえ。台本を読んだときに、マネジャーさんに「これ、私が言って大丈夫ですか?(笑)」って確認して、「うん。大丈夫よ、面白そうだし」って言われてしまって。本当かなと思いながら臨んだら、意外と声に出したらしっくりきて、いいかもしれないって思いました。

台本の読み合わせをしたとき、聞いていたマネジャーさんに「すごく生き生きしていたね。しっくりきたわ〜」って言われて、また複雑な気持ちになって(笑)。

でも、メグミちゃんを演じるので、しっくりきたとか、生き生きしているって言われたのはうれしかったです。あのせりふがあることによって、あのせりふに至るにはどういう流れなんだろうと気になって劇場に来てくれたファンの方もいらしたので、やっぱり衝撃的だったんだと思います。

――ヤンキーっぽい言葉使いは勉強されましたか?

いえ、普段から私は口が悪いので割と素でした(笑)。ただ、“巻き舌”は意識してやりました。でも、この作品で巻き舌をやって、先日違う作品の怒鳴るシーンでも巻き舌が入っちゃって、監督から「それヤンキーの口調だから」って冷静に注意されてしまいました。

ちょっとだけ引きずっちゃいましたね(笑)。今もメグミっぽい口調が少し出ますよ。

――浅川さんはお忙しい日々を過ごされていますが、息抜き方法は何かありますか?

息抜きは、友達と遊びに行くことやご飯に行くこと、そして寝ることですね。あと最近ハマっているんですけど、ホワイトムスクの香りがすごく好きなので、ホワイトムスクのニオイをかいで息抜きすることもあります。私の部屋はホワイトムスクの匂いで充満していて、いい匂いがしますよ♪

――夢がありますね! ちなみに今回はDVDの取材になりますが、浅川さんは映画のDVDってご覧になりますか?

見ますよ! 私、DVDプレーヤーを持っているんです。もともと映画がすごく好きで、どこでも見られるように買いました。TSUTAYAで借りて見ることが多いですが、恋愛モノが好きですね。あとはNetFlixを携帯で見るとか、一時期は1日3本見ることもありましたし、ライブの合間に映画を1本見たこともありますよ!

――最近見た中でお薦めの映画は?

うわ〜!(笑) 私は少女漫画が好きなので、少女漫画の実写映画は大体見ているんです。いろいろ見ているので1つに絞れないですが、やはり「orange -オレンジ-」(2015年)は良かったですね! 当時も映画館で見たんですが、もう1回見返してみて、やっぱりいいなと思いました。何度見返してもいいんですよ。ここで泣くなっていうシーンは分かっているんですけど、やっぱり何度でも泣いちゃうんです。いい作品は、何度見ても泣けるんですよね。

映画ってやっぱり1回劇場で見て、その後にもう1回DVDなどでも見たくなるかどうかだと思うんです。私にとってはそれが「orange -オレンジ-」なんですよ。私も出る側として、見た方がもう1回見たくなるような作品に携わりたいですし、私の演技を見て1人でも多くの方が、そういう気持ちになっていただけたらいいなって思います。

――では最後に、この作品もそうなるようにファンの方にメッセージを!

「14の夜」は、1980年代に中学生だった方はすごく共感できて、その年代の方は、あの頃を思い出せるから何度も見たくなると思うんです。私のファンの方も多いかもしれないですが、もちろん1980年代以降に生まれた方も、過去の時代に触れることって、逆に新しいことですし、いろいろな発見があるのかなと。

この作品ではすごく細かく当時の様子が再現されているので、皆さん何度見ても楽しめる作品だと思います。DVDが今回発売されますので、皆さんも何度でもこのDVDを見て、当時に思いをはせていただけたらうれしいです!

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