「よしもとドラマ部」最後の共同作業宣言!?フルポン村上らがドラマ制作の意気込みを語る!

「よしもとドラマ部」最後の共同作業宣言!?フルポン村上らがドラマ制作の意気込みを語る!

審査員を務めるよしもとドラマ部の三人。ニブンノゴ!宮地、LLR福田、フルーツポンチ村上(左より)

7月29日に放送されたスペシャル番組を皮切りに、オーディション企画「金の卵オーディション」を開始した「よしもとドラマ部」。芸能界屈指のドラマ好きであり、「よしもとドラマ部」として月に1回トークイベントを行う、ニブンノゴ!の宮地謙典と、LLRの福田恵悟、フルーツポンチの村上健志は、“3人が本当に見たいドラマ”を制作するべく、その一環としてオリジナルドラマのヒロインオーディション企画を立ち上げた。ドラマ制作に意気込みを見せる3人に、オリジナルドラマへの思いやオーディションで注目しているポイント、そして番組の楽しみ方について聞いた。

──制作したオリジナルドラマはBSチャンネルでのテレビ放映がすでに決定されていますが、放映が決まった時の心境はいかがでしたか?

宮地「まさかBS放送という形でお届けできるとは、思いもしませんでした」

福田「僕は経歴に絶対書こうと思っています(笑)。それから僕ら『よしもとドラマ部』の3人は、ゆくゆくはドラマの脚本をそれぞれで手掛けていきたいと考えています」

村上「うん、今は3人ですけど、いつかはバラバラに活動を行うことにはなっていくと思うので、最後の3人での…」

福田「共同作業ですね(笑)」

宮地「あとは、もし僕が台本を担当できることがあったら、わざといろんな現場で台本を忘れていきたいですね。『これ、もしかして宮地さんの?ドラマの台本を書いているんだ!』って思われたいので(笑)」

福田「それ、家に遊びに来た女じゃないですか!わざと時計を忘れて、また来ようとしているような!」

宮地「タクシーの中とかにも置いていきたいですね」

福田「やめてくださいよ、ほっそい時計を置いていくのは(笑)」

──今はまだ台本が決まっていないとお伺いしていますが、大まかな青写真のようなものは、皆さんの中にはすでにあるのでしょうか?

村上「台本に関しては誰の脚本が通るのかということもあって、僕らの中ではバトルに近いものになっている状況ですね」

福田「僕はつい最近ドラマ『BORDER』を見たこともあって、死人が出てくるドラマにしようかなと…(笑)」

村上「やめてくれよ!」

宮地「そういうのは内容がほぼ一緒になって、本家と差が出ちゃうからやめよう!?」

福田「そういうのも良いかもなって思っているところです(笑)」

村上「僕は身近な日常生活を描いたものが良いですね。日常の1コマの中の、ちょっとした会話のお話と言いますか、より日常感のあるドラマを作ってみたいです」

宮地「僕が感じるのは、昔は“昼ドラ”が当たり前のようにあったのに、今はほとんど放送されないということ。そんな中でもう1度“昼ドラ”みたいに、お互い憎しみ合ってとか、義理の母とうまくいかなくなってとか、わかりやすいお話を作りたいですね」

福田「そういえばキスシーンはありなのかな?」

村上「それはヒロインの子との相談次第なんじゃない?」

福田「僕としてはキスシーンを入れたいんですよね」

宮地「え、出演者として出るの!?キスしたいの!?キスするの!?」

福田「違います(笑)。始まりをキスから始めたいなっていうのがあるんです」

村上「なるほどね。でも実際唇を重ねなくても、キスシーンは演出できるから大丈夫じゃないかな」

福田「やっぱり30分枠だと、ドラマの尺は正味15分くらいだと思っていて。そうなるとドラマ自体をクライマックスから始めたいと思うんです。起承からじゃなくて、転から始める。そういうのは、ちょっと考えていますね」

村上「でも正直なところ、これってすごいことだと思うんですよね。芸人さんでドラマの脚本を書いているのって、今だとバカリズムさんぐらいで、あとはあんまり聞かないですし。実は脚本を書いたんだって言えるのは、かなり良いなって思います」

福田「そうだね、ピースの又吉直樹さんたちは映画の原作を書いているけど、脚本はあんまり聞かない。どんなドラマを僕たちが書けるのかはまだわからないですけど、ただひとつだけ言えるのは、ドラマを見ている量は芸能界で僕たちが一番見ている。だから、いい作品ができると思いますね」

村上・宮地「「うん」」

宮地「でも少し怖いのは好きすぎて失敗するパターン。映画評論家が監督になってみたら、いきなりとんでもない作品になることも過去にはあったので、僕らもそうなる可能性はありますね」

村上「それからクオリティーは既存のドラマに絶対追いつけないと思うので、あんまり内容を寄せすぎず、1個変わったギミックを僕たちのドラマでは組み込んでいきたいです。“ネットでヒロインを集めたんだぞ”、“30分しか尺がないぞ”というところを、うまく活用できればいいですね」

福田「お笑い芸人っていう、僕たちにしかできないものも入れ込みたいよね」

村上「例えば普段3分くらいで作っているコントを、15分くらいに引き伸ばしてみるとか?」

福田「それ、面白いと思うんです! 僕は以前イベントで他の芸人さんのコントを、『世にも奇妙な物語』にするということもやっていたのですが、コントってやっぱり幅が広くて面白い。その笑いになる部分を抑えたら、ドラマとしても結構面白くなるんじゃないかなと思います」

──ドラマ制作にあたる3人の熱意がひしひしと伝わってきますが、ヒロインの女の子にはどんな子が選ばれてほしいと思いますか? また今回は個人配信の頑張りによって、皆さんの意向とは違った候補者が上がってくることもあるかと思います。そういう楽しみというのは、どう捉えていらっしゃいますか?

村上「僕はやっぱり、僕たちの想定範囲を超えてくる子が良いですね。映画のオーディションや朝ドラのオーディションでよく言われる、『入ってきた瞬間に、最初から彼女だと思ったんだよ』みたいな。そういうビビッと来る感じを僕も1度味わってみたいです。具体的には、他の子とは雰囲気やオーラが違うような…。こういう話にしようって台本が固まってきたときに、それだとしたらこの子だなって思う瞬間がどこかで急に来ると思います」

福田「僕としては、いい意味でも悪い意味でも素と言いますか。力が入っていない子がいいですね。力が抜けて誰よりも周りが見えているような、そんな子が良いなって思います」

宮地「僕は福田の考えに近いですね。例えば平愛梨ちゃんは『20世紀少年』のヒロインに受かった時、このオーディションで落ちたらもう止めようって思っていたらしいんです。でもそのままオーディションに受かって、今も活躍されている。そんな背水の陣みたいに、いい意味で力まず、最後だしという気持ちで向かってくる人。そういうバックボーンがある人とは、お仕事してみたいなって思います」

村上「オーディションの選考方法については、視聴者の方がもしかしたらヒロインを選べるかもしれないことが、とても今風だなって感じました」

宮地「ネット時代ならではって感じがするよね」

福田「でもそういうことだよね。今まではある一定の人を、一つの角度でしか見られなかったけど、ネットを通したら普段は足切りされているような人も、上がってこられるチャンスがある。オーディション革命ではないですけど、みんなにチャンスが与えられるのはすごく良いなって思います。僕らもオーディションに関しては結構受けていますけど、やっぱりオーディションって難しいと思うので…」

村上「そう、ある程度の趣旨の方向性と一致していないと、普通は受からない。ただ、今回は僕らが想定していなかった方でも、視聴者の方にはすごく人気があって上がってくる可能性もある。でもそれは、その人に魅力があるからだと思います」

宮地「それから今回は台本がまだ固まっていないので、そこまでこういう子が良いっていうのが決まっていないんです。そういう意味では雰囲気のいい子や、ドリームポイントが高いような、そういう個性がある子はすごく良いと思いますね」

──7月29日の初回放送を終えて、ヒロイン候補者の皆さんはそれぞれに課題配信も始めています。配信を頑張る候補者の皆さんに、メッセージをお願いします。

村上「皆さんが将来のスターになるって本気で信じているんで、思いっきりぶつかってきてほしいです。僕らができることは些細なものなんですけど、でもこの番組が本当に何かのきっかけになって、5年後10年後に皆さんがとんでもない女優さんになる可能性はたくさんあります」

福田「何がきっかけになるかは、この業界だとわからない部分が多いですしね。例えば僕で言えば、昔少しだけネット番組に出たことがあったんです。そこではちょっとふざけていただけだったんですけど、それが5、6年経ってから、そのネット番組を見ていたのをきっかけに、番組に呼ばれることもある。だから何がきっかけになるかは本当にわからないんです」

村上「この業界だと、30前ぐらいから急に花開く女優さんもたくさんいらっしゃるしね。あとは女優さんの世界は顔が良いだけではスターにはなれないので、今回の番組でチャレンジをたくさんしてほしいです。もしも番組で変な演技をぶち込んで失敗したとしても、経歴に変な傷は残らないから。安心してチャレンジができると思います」

宮地「しっかりした場所でのオーディションだと、意外と突き抜けられずに自分を抑えたままの方も多いと思います。女優さんを目指してお芝居をやってきて、急にこの番組で無茶をしてみたら、自分の中の殻を破れたってきっかけにもなるんじゃないかな、とも思いますね。地上波とか映画とかのオーディションだと、がちがちに緊張して空振り三振で帰っていく方も多いでしょうけど、いい意味でネットの中のことなので、僕はある意味ちょっとなめていてもいいのかなって。それがある種の力が抜けたいい演技になる可能性もありますから。楽しんでオーディションに取り組んでほしいですね」

村上「あとは初心である、お芝居をするのが楽しいって気持ちをやっぱり思い出してほしいですね。演じるのが恥ずかしいって気持ちは捨ててください!」

福田「今回のオーディションでは、いろんな人がいて、わからないこともたくさんあると思います。10代の子もいますし、単純に僕たち3人ぐらいの年齢の大人と喋ること自体に緊張する方もいると思いますが、大きなところへ行くための準備期間として、慣れる意味でもここで1回頑張ってみてください」

──最後にオーディションを見守ってくれる視聴者の方には、どのような点を楽しんでもらいたいですか?

宮地「そうですね、まずは自分の中でこの子を応援するっていうのを決めてもらって。それからその子に頑張ってほしい、応援する気持ちで見てもらうのが一番楽しいと思います」

村上「育成シミュレーションゲームではないですけど、自分の応援している子は、自分が応援すればするほど、役に近づく可能性は高くなります。もちろんそれだけで判断するわけではないですけど、やっぱり人気のある子だとキャスティングの時に注目するので、自分が応援したい子には思いっきり応援してあげてください!」

福田「それから今まではオーディション番組を見ていても、あの子いいのに落ちちゃったっていうのがあったと思うんです。でも今回は少しではあるけれど、直接的な形で後押しができる。自分が受からせるんだ!ぐらいの、気持ちで楽しんでいただけたら、すごくうれしいですね」

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