金子ノブアキ「非現実的で鮮明に覚えている」宮崎勤元死刑囚の再現ドラマで刑事役熱演

金子ノブアキ「非現実的で鮮明に覚えている」宮崎勤元死刑囚の再現ドラマで刑事役熱演

金子ノブアキがドキュメンタリードラマで主演を務める

10月7日(土)、8日(日)の2夜連続でフジテレビ報道局からのスクープ特番が放送される。7日(土)は、土曜プレミアム「衝撃スクープSP 30年目の真実〜東京・埼玉連続幼女誘拐殺人犯・宮崎勤との戦い〜(仮)」(夜9:00-11:10フジ系)がオンエア。

事件発生から30年がたつ「東京・埼玉幼女連続誘拐殺人事件」に関する極秘資料と徹底取材を基に、宮崎勤元死刑囚を追った刑事の戦いを描くドキュメンタリードラマで、金子ノブアキが警視庁捜査一課の刑事役として主演を務める。

ドラマ撮影中の金子に、事件に対する考えや役作り、ドラマを通して伝えたいメッセージなどを聞いた。

――オファーを受けたときの感想を教えてください。

(事件から)30年たっていることに驚きました。僕は子供でしたけど、あまりにも非現実的で、故に鮮明に覚えていますね。20年くらいかと思ってましたが、それだけインパクトがあったということを反すうしています。

――これまでにドキュメンタリードラマに出演したことはありますか?

ここまで克明な再現ドラマに参加することは初めてですね。(事件当時は)うそみたいだと思いつつも、事件の存在がいびつで、あまりにも不気味で怖かったですね。どんなにワイドショーがまくし立てても、子どもながらに『(事件が)淡々と起きてる』と感じて、そこが恐ろしかったですね。

ですのでオファーが来た時、驚くと同時に、力になれるのであればやらない理由はないと思いました。

――実際に演じてみていかがですか?

半分武者震いと、半分はやってみないと分からないないので、皆さんに助けてもらいながら(作品を)手繰り寄せていくしかないと感じています。今回に関しては格好つけて一発で着地しようなんで全然思っていなくてね。良いところに落ち着くまでは、食い下がってやろうと思っています。

――実際の事件を題材にしています。

亡くなられた方がいらっしゃって、宮崎元死刑囚も亡くなっています。普段のキャラクターを演じることとは全くの別ですので、おかしな言い方ですが、そこに挑戦したいという意欲も沸きました。

ひとつ掛け違うと全部違ってしまう可能性があるので、(自分の演技の)一語一句、一挙手一投足を見張っていただきながら演じたいです。デリケートなことなので、永遠に消えることのないいろいろな思いを誠実に伝えたいと思います。

――役作りはどのようにしていますか?

分かりやすいところで言えば、ルックスからですね。ちょっと前までテロリストの役をしていましたので(笑)。

昨日も別の現場で、髪も長くてひげも生えていたので今朝切ってもらいました。昭和の話ですから、髪形やスーツの丈、時計も当時の感じです。セットの内装もスタッフさんのご尽力で、素晴らしい場面が出来上がっています。

また、関係者の方に当時の話を伺って、髪形もどうしたらいいかなど、細かいことをレクチャー受けました。(ドラマでも)あまりにも逸脱しないようにしています。

――俳優である一方、ミュージシャンとしても活躍されています。

最近は自転車操業じゃないですけど、あっちこいでこっちこいで(笑)。

変な話で、いいタイミングで(演技や音楽の)ある一方を離れると、もう一方のアイデアは生まれやすいです。今回は頭がいっぱいなので、それどころではないですが、いつもフレッシュで飽きがない状態で現場に戻れます。

音楽一本でやっていた10年もありますが、やはり頭打ちになる時期もあったので、今はそういう“乾き”はなくなった気がします。

――番組を通して視聴者に伝えたい思いを教えてください。

僕みたいに、リアルタイムであの事件を体感している方々にとって、忘れてはいけないことだと思います。一方で事件を知らない若い世代の方もたくさんいます。こういう事件が本当にあったということ、それによっていろいろなことが変わるくらい影響力があったということを、ドラマを通して少しでも垣間見てもらえるように画面に映したいと思います。

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