小室哲哉【引退会見全文1】引退発表から妻の介護、自身の治療について

小室哲哉【引退会見全文1】引退発表から妻の介護、自身の治療について

会見場に現れた小室哲哉

19日小室哲哉が不倫疑惑報道を受け会見。150人もの報道陣が集まった。小室は疑惑は否定したものの、騒動のけじめとして引退を表明。以下1時間40分に及ぶ会見の全文を4回に分けて掲載する。

■ 小室哲哉会見コメント 前編

小室哲哉です。本日はお忙しい中、わざわざ足を運んでいただいてありがとうございます。

今回の報道により妻であるKEIKO、家族、ファンの皆様、その他スタッフの皆様、いろいろな方々にご心配をおかけし、お相手の方にもご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。

(深々と礼をして着席)

失礼します。言動が支離滅裂になってしまうのは申し訳ないので、昨晩自分で文章を作ってきましたので、少しずつ目を通しながら話させていただきます。ご了承ください。よろしくお願いいたします。

重複しますが、本日はお忙しい中、本当にありがとうございます。これから報道によるKEIKOであったり、家族であったり、ファンの皆様にご心配をおかけしたことに対して、それから相手の方にご迷惑をかけたこと…をお詫びの話をすると同時にですね、僕なりのですね…この騒動のけじめとして、引退を決意しました。

しばらく少しここから僕からお話をさせていただくので聞いていただくことになると思いますが、よろしくお願いいたします。

2009年までさかのぼらせていただきます。金銭問題による執行猶予付きとはいうものの有罪判決というものをうけまして、2009年から5年の歳月を過ごしました。その中で妻KEIKOの突然の病気。予期せぬことではあったんですが、因果関係もまだお医者さまらもわからないのですが、とにかく病気がありました。救急搬送から入院、実家でのサポートということで戸惑った時期でしたが、仕事を続けてまいりました。

幸いKEIKOの後遺症というのは…今もみなさん身体的な介護をされている方たちのご苦労は、僕は計り知れないのですが…幸い身体的な後遺症がなく、脳のちょっと…障害ということで、少し欲がなくなってしまったりとか。僕から見る感じ、女性から女の子みたいな優しい笑顔、性格になったように、初期はそんな感覚を覚えました。

一番、歌手ということでKEIKOは、やはり大きな存在だったと思うのですが、そこは幸いではなく残念なことに、音楽の…脳のどこの部分なのかわからないですけれども、音楽に興味がなくなってしまって。

そのあとカラオケに誘ったり、音楽のネットを見せたり、CDを聴かせたり、一緒に聴いたりとか、いろいろ僕なりの…(音楽へ)いざなうということを試みたのですが、残念ながら音楽に興味を持つということは日に日に減ってきて。

今年で7年目になるのですが、その中で最初の、初期に何とか無理やりレコーディングスタジオにつれていって、未発表曲に今はなっていますが、今の僕のKEIKOへの心境を歌詞にしたためまして、なんとか歌ってもらった曲が一曲ありますが、それ以降は「いいんじゃないの」と「もういいよね」ということで(涙ぐむ)それから約四年くらい、ほぼ歌うことはなくなりました。

これもお恥ずかしい話なのですが、今は小学四年生くらいの漢字のドリルをすごく楽しんでやってくれたり、全てがそういうレベルでは全くないですが、なにか学んだり、欲という意味では一例ですが、そういったレベルのこともあります。

そういう中で夫婦という中で、大人の女性としてのコミュニケーションが日に日にできなくなってきて、電話であったりとか対峙して話すことだったりとか、そういうことも段々1時間…10分…5分…3分…みたいな形で間が持たなくなって、非常にかわいそうだなという気持ちもあるんですが、そこをあきらめてはいけないのが精神的なサポートということなんだとは重々承知の上だったのですが、何度も繰り返しの質問であったりとかそういうことでもって、ちょっともう疲れ果ててしまったところは、3年くらい前からですかね…あったと思います。

僕自身はですね、こちらのavexの皆様の支援、それから周りの色々な音楽関係者の方たち、色々なエンタテイメントの人の支援により、本当に恵まれていまして。色々な仕事をいただきまして、こういう立場でもあるにも関わらず、本当に素晴らしい仕事をさせていただいて、何て恵まれているんだろうなと。

それまで当たり前だと思っていた仕事が当たり前ではなく、本当にありがたいなという仕事の仕方をしてきまして。非常に年々、日々どんどん仕事が入ってきて、本当に幸せだなと思う日々が続きました。

反面ですが、年々仕事が増えて、少しずつ音楽に向かわなければいけない時間が増えまして、どうしても僕がずっとKEIKOのサポートというか周りにいるということが不可能になってきまして。スタッフの方たち、ご家族の方たちそういった方の支援がなければ、仕事が追い付かなくなってきたという状況が多分、三年前からですかね、始まったと思います。

最初のうちはご家族も心配されて、三か月、半年くらいの実家の滞在というのもあったのですけど、また2年ほど前から実家の支援、それから後は自宅で僕と僕のスタッフのサポートというような生活で。何をしたい、音楽をしたいということではなく、毎日どうやって起きて食事をして、どうやって余暇を楽しんで、どうやって寝るかという日々のサポートをしてきたつもりです。それがここ数年です。

ここら辺から今回の報道によることになりますが、昨年2017年ですが、夏前のですね、一か月ほど仕事が忙しくなってきたこともありますが。

その前にですね、僕は何からかはわからないですけどC型肝炎になりまして、それが二年前なんですが、2人でいると2人とも闘病という形になってしまいまして。当たり前ですがKEIKOは普通の家庭の奥さん、妻であるというわけではないので、闘病に関して看病であったりとか、見舞いであったりとか、言葉をかけてもらうとか、そういうことは中々ちょっと難しい状況で。ちょっと思いあがったことかもしれませんけど、一人闘病生活をして半年C型肝炎の治療をしました。そのあと今もまだ闘病は続けています。

今更ですけど、その時に仕事を縮小したりとかですね、芸能活動を縮小すべきだったりとかして、もう少し二人の生活を基本に考えるべきだったかなと思いますが、ついつい皆さんの期待に応えたいという気持ちが強くてですね。病気の中でもテレビだったりとか音楽活動とかは続けてしまいました、そこは。

その間にKEIKOが何を思っていたのかということは一般の脳の考え方ではないと思いますので、どういう風に思っていたかは想像の域を脱しません。おかげさまでC型肝炎が陰性になりまして、仕事に復帰した2016年くらいからですかね、そこで副作用など色々なことがありまして。

去年2017年、突発性の難聴に近いものになりまして、現在も左の耳がほぼ聞こえないです。今もキーンという音が鳴りっぱなしで原因が不明です。まあストレスであろうということしかないです。それなので診断書によるとストレスによる摂食障害、耳鳴り、睡眠障害みたいなことで、8月に入院を一人でしました。

A子さんを含む、複数のお医者様、看護師の皆様にそういう方に日増しに協力を得ることが増えました。退院をしましたが不規則な生活もありまして、通院のみでは不可能な時期もたくさんありまして。都内というのは幸いすごく優れたところで、往診ということでいろいろな場所にお医者様が来てくれるという環境がある場所ですので、そういうのを利用させてもらって、何とか仕事をしてきたつもりです。

順調に戻れたなと思っていたのですが、耳鳴りも今も話したようにまだ治っていないですし、すぐ熱っぽくなったりとかですね、いろいろな副作用が出ていたのかわからないですが、その中ですね、今回の報道のA子さんのクリニックは、早朝であったり、病院の普通でいう昼休みであったりとか、時には深夜イベント終了後であったりとか、ホテルの滞在の場所であったりとか、複数で着ていただいたこともありますが、どうしても不可能である場合は看護医療としてA子さんが往診に来てくれる日がたびたび増えてきました。

当たり前ですが、急に非常に体調が悪くて、急な往診の依頼をしてしまいはじめたのはそのくらいです。

当然という言い方はちょっと違いますけど、自宅にKEIKOがいる時にも往診には複数回来ていただいています。残念ながらちょっと、記憶にちゃんとないという話も聞いていますが、実際は現実としてそういうことがあります。

そういうことも含めて、僕のここから甘さが出てきますが、なんとなく容認してもらっているのかなということがありまして。

特に突然依頼するときとかは、スタジオとかそういう場所でも、今お話ししたようについつい普通の雑談であったりとか、会話とか、そういったものを女性とする機会がほぼない状態が何年も続いていたので、いろいろ話をしてしまったりとか、メンタルケアというのがきれいな言い方ですが、雑談に付き合ってもらったりとか。普通の病院の看護師さんがそんなことに付き合ってわけもなく。確実に僕に甘えなのですが、それに付き合ってくださったA子さんが僕の雑談を聞いてくれた。点滴もあります。すべて薬事法に基づいた医師の指示に従ったものです。

ただ施術の前後だったりとか、ケアという言い方ではきれいですが、いわゆる雑談だったりで心のゆとりだったりとか、笑顔みたいなこと、ちょっとした僕が普段できないこと話せないこと、なんとなく楽しめないこと、ついついそういうことへの時間を費やして、お世話になって話を聞いてもらったりとか、次の音を作るまでの時間いていただいたりとか、そういう日々が2017年の8月の後半くらいから始まりました。

当然なのかわかりませんが、看護師さんという立場から、雑談の相手の方も少しずつ自分のことも話をしていただくことになったりして、仲の良い信頼できる看護師さんに段々なってきてしまいました。

そういった経緯なのですが、当たり前ですが通常でもあることなのですが、看護師が…先生ではなくて看護師さんで女性であって、そういうところに、お医者様で二人になることはもちろん多々あるのですが、そこで女性の看護師さんが施術をするということで当たり前ですが誤解を与えてしまうというのは当然であって。

そこにスタッフであったり、いろいろな人間がいてくれることは多々あったのですが、施術の時であったりとか、いわゆる一般に皆さんがおっしゃる密室というところでの施術ではスタッフも外にいるしかないので。

管理の人間だったりとか、必ずいることがほぼほとんどだったのですが、今回確実に誤解を招いてしまいましたし、報道にありますように時間が長すぎるのではないかと。場所もそうです。当たり前ですが誤解というよりは、当たり前ですが、怪しいということになっているのは当然だと思います。

さきほどC型肝炎という話をさせていただきましたけれども、当たり前ですけども、体調不良ということで来ていただいて、女性として来ていただいたことは一度もないので。確実に体調不良で来ていただいたので、精神的なこと、医療のサポート…それから僕が体調不良でお恥ずかしい話なんですけど、僕が男性として女性を呼びこみたいという欲求からはかけ離れていまして。これは心から本当にそうなんですよ。男女の関係というのは全く考えていないです。ありません。

間違いなく誤解を生じさせてしまいましたし、往々にして男女でありえるということを想像させる環境も多々あったと思います。これを、最近皆さんで使ってらっしゃる言葉を使わせていただきますが、不徳の致すところという言葉以外にはありません。本当にそこは重々承知しております。申し訳ありません。世間の皆様に不快な思いをさせて、特にそういった環境にある方に不快な思いをさせていると思いますので、本当にお詫び申し上げます。

(引退会見全文2に続く)(ザテレビジョン)

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