ケンドーコバヤシ、あふれる「ジャンプ」愛を語る!

ケンドーコバヤシ、あふれる「ジャンプ」愛を語る!

浩史(伊藤淳史)の上司・大嵐寿三郎を演じるケンドーコバヤシ

テレビ東京と創刊50周年を迎える「週刊少年ジャンプ」(集英社)がタッグを組んだ「ドラマ24 第50弾特別企画『オー・マイ・ジャンプ!〜少年ジャンプが地球を救う〜』」(毎週金曜夜0:12-0:52ほか)が放送中。

本作は伊藤淳史が主演を務め、「ジャンプ」の名作漫画の裏話や創作秘話などを交えながら、さえない会社員・浩史(伊藤)らの成長を描くエンターテインメントドラマ。

浩史の上司・大嵐寿三郎を演じるケンドーコバヤシにインタビューを行い、ドラマの話や自身に影響を与えた漫画など、愛する「ジャンプ」についてたっぷりと語ってもらった。

■ 秘密クラブに行ったら転校生みたいでした(笑)

――ドラマの話を聞いた時の感想を教えてください。

マネージャーから連絡があった時にちょうどパチンコで大当たり中だったので、それどころじゃなかったですね。「話は後で聞く!」って言いました(笑)。

――ドラマに出てくる「ジャンプ」の創作秘話などは、漫画やアニメに詳しいケンコバさんから見ていかがでしたか?

結構知っているエピソードが多かったです。直接、先生たちからお聞きしたような話もありましたし。僕は、世の中の万物に関して知らないことの方が少ないのでね〜。

――漫画家や「ジャンプ」編集部の方とも仕事の機会が多いと思いますが、ドラマの反響などはありましたか?

仕事で「ジャンプ」編集部に行かせていただいた時に、僕がまるでドラマの責任者であるかのように(編集部の方から)頭を下げられ、ご丁寧にお礼を言っていただいたんですよ。ロケ中ということもあり、「良きに計らえ」くらいの態度をとりました(笑)。編集長からも「よろしくお願いします!!」と言っていただきました。

――伊藤淳史さんとのシーンがほとんどですが、伊藤さんの印象や撮影中のエピソードなどはありますか?

僕、まだ“ガラケー”を使っているんですよ。それを結構いじってきて、みんなに言いふらされました。なので、悪いやつだなって思っています(笑)。

――撮影は会社のシーンが多いですが、秘密クラブに行ってみたいと思いませんか?

伊藤さん以外の出演者の方とほとんど絡みがないんですよね。でも、(秘密クラブは)DVDの特典映像の撮影で行ったんですよ! 困っちゃいましたね…。ほぼ初対面のメンバーと「座談会してくれ」という究極のむちゃぶり食らっちゃいまして(笑)。

――会話は弾みましたか?

…弾まなかったです!!(笑) 共有の思い出がほぼないので、ちょっと僕だけずれている感じがしました(笑)。

――「ジャンプ」の雑誌や小道具など、秘密クラブのセットは細部までこだわっていますね。

秘密クラブすごかったですね。「あ、この号あたりから(雑誌を)買っていたな〜」というのを見たりしていました。テンションを上げたかったんですけど、何と言っても、やっぱり転校生みたいだったのでおとなしくしていました。転校生がはしゃいだら最悪でしょ(笑)。

■ 油掛けの世界で一流!?

――秘密クラブのルールに「1日1回ヒーローらしいことをする」というルールがありますが、ヒーローらしいエピソードはありますか?

嫌な世の中になったなって思った話でもあるんですけど、最近体をめっちゃ鍛えているんですよ。災害や戦争の時、近所の子供たちの避難を手伝おうと思いまして。それで、夜中に公園まで走って行って、石をブンブン持ち上げたりしてたんです。

そしたらある日、石が撤去されていたんですよ! 石がなくなったのを見て、「通報されてしまったのかな。石を振り回しているから警察にマークされたのかな」と寂しい気持ちなりましたね(笑)。

――子供たちのためにやっていたのに切ないですね。

ヒーローは悲しいもんですよ。大体アメコミでは、こういう人物が悪役になるんですよ。人のためにやっていたけど人類から差別されたり、危険視されたり。人類の脅威になる可能性があるので、ヒーローと敵は紙一重です。

――演じる大嵐は「魁!!男塾」の江田島平八のような衣装ですが、他にコスプレをしたかったキャラクターはいますか?

いっぱいありますよ。例えば「いちご100%」というラブコメ漫画の東城(綾)という巨乳の女の子は、おっぱいがちょっとかすっただけでびくびく震えて膝をついちゃうような女の子なんですけど、それをやってみたかったです。「こんな女の子おったら面白いな〜」「いたずらしまくるだろうな〜」というキャラクターです。

――大嵐にスポットが当たる(3月2日放送)第8話の見どころを教えてください。

(部下の浩史を鍛え直す撮影で)伊藤さんに油を掛ける“油風呂”がお気に入りのシーンです。僕、もしかしたら油を掛けるのがめちゃくちゃうまいんじゃないかなって思いました。油は処理が大変なので撮り直しができない、練習もできないシーンだったんですよ。周りがドキドキしているのを感じながら、「一発で決める!」という俺の強い意志にはしびれましたね。油掛けをやっていたら、その世界で一流になれたんじゃないかな?というくらいの出来でした(笑)。

――演技で心掛けている事はありますか?

大嵐は喉がやられちゃうくらい常に大声を張る役なんですよ。ただ、撮影中に喉が潰れないようにコントロールしているところは自分でもずるいなと思います(笑)。やる気に満ち溢れている夢見る俳優だったら、一瞬で喉を壊しているだろうなって。僕みたいに今日一日をいかに過ごすかという、漂うような生き方をしているやつしかできない役どころです。

■ ジョセフ・ジョースターを手本に生きています

――「ジャンプ」の中で一番読み返した漫画を何ですか?

一番読み返した回数でいうと「ジョジョの奇妙な冒険」ですね。僕が中学2年生の時から連載開始して、連載も読んでいたし、単行本も買っていました。単行本が出るとなったら、その前の巻までを発売日までに読み返すっていうのを毎回やっていたんですよ。最初はよかったんですけど、100巻を超えたあたりから「俺、何のためにやってるんだろう?」ってなりましたけどね(笑)。

――「ジョジョ」は、ケンコバさんの人生に影響を与えた作品ですか?

めちゃくちゃ影響を与えられましたよ。僕、第2部の主人公でジョセフ・ジョースターっていうキャラクターを手本に生きているんです。彼の一番嫌いな言葉が「努力」で、2位が「ガンバル」なんですよ。相手をなめきった上で勝つ、腕力で挑んでくる敵に悪知恵で勝つというところが「ジャンプ」らしくないキャラクターだから、当時人気があったんだと思います。

僕はジョセフ・ジョースターの生き方をそのままトレースしています。ジョセフ・ジョースターは「ジャンプ」路線とは真逆だと思うんですけど、それでも逃げないっていう「ジャンプ」らしさがあるんですよ。逃げるんですけどね(笑)。でも、逃げるけど追わせてきてるっていう。

――「ジャンプ」から学んだことって何でしょう?

「ジャンプ」の良いところは、主人公がいい意味であほで明るくて悩まない体育会系っていうところですね。「ONE PIECE」のルフィもそうですけど、事情を分からず戦っている時がありますよね。事情が分かっていたら戦う理由なんていくらでも生まれるけど、事情も分からず仲間を守るために戦うところが格好いいなって! 自分のルールを曲げないっていう圧倒的な強さがあると思います。(ザテレビジョン)

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