斎藤工もリスペクト! 野性爆弾・くっきーの“ポップアイコン”宣言!!

斎藤工もリスペクト! 野性爆弾・くっきーの“ポップアイコン”宣言!!

くっきー=1976年3月12日生まれ、滋賀県出身。幼稚園からの幼なじみ・ロッシーと、1994年にお笑いコンビ「野性爆弾」結成

名だたる芸人たちから「くーちゃん」と親しまれる“芸人に愛される芸人”野性爆弾・くっきー。知る人ぞ知る存在だった男が、ついにブレイク。時代のポップアイコンとなりし“怪人”を解剖すべく、独占ロングインタビューを敢行!! さらに、話題の深夜番組「ドラマ25『MASKMEN』」(テレビ東京ほか)で共演中の斎藤工からの愛のメッセージも公開!

■ 「チェチェナちゃんは10年以上前から」

――1994年から活動されていて、ここへ来てのブレイク。ご自身的に以前と変えた面はあるんですか?

「特に変えてないです。ただ、若手のころと比べると30kgくらい太って丸みを帯びたんで、かわいげが出たんでしょうね。そこは意識してて…種明かしみたいであんまり言いたくないんですけど、よく笑うようにしてます。まぁ、もともとゲラなんですけどね」

――ゲラな性格を隠さなくなったということ?

「そうですね。『こだわってお笑いやってます』みたいなのもないですし」

――ブレイクの直接的なきっかけは何だったんでしょうか?

「フジテレビさんの『(超ハマる!爆笑)キャラパレード』(現『ネタパレ』)と、『めちゃイケ(めちゃ×2イケてるッ!)』ですね。『めちゃイケ』でやってるチェチェナちゃんなんて、10年以上前からやってるキャラなんですけど、全然人気がなかったんですよ。だから今、何だかパラレルワールドにいるみたいな変な感じです」

――昔から広い層のお客さんにウケるポップなタイプの芸人さんではなかったですよね。それでも貫いてこられた。

「貫いたのか、世間に合わせられないだけなのか。ポップチューンな笑いが分からなくて。お客さんを喜ばせるためのネタが書けないというか」

――先ほど拝見したルミネtheよしもとの舞台では、登場された瞬間に歓声が上がっていましたよ。

「でも、ネタを始めたら引いてたでしょ。うんこで顔を洗うネタとかやってますんでね(笑)。“かわいいくっきー”を見に来た人は、思てたんと違う!ってなるんでしょうね。僕の方はいつも通り、平常運転なんですけど」

■ 「周りが僕の使い勝手を分かってくれてる」

「千原ジュニアさんとか、フットボールアワーの後藤(輝基)とか、昔から一緒だった人たちが番組のMCや仕切りをするようになって。僕の使い勝手を分かってくれてるから、あんじょうしてくれはる。でもこういう芸風になったのは、その人たちのせいでもあって。若手のころから、舞台でお客さんが全然笑ってなくても、楽屋に戻ったら『そのネタおもろいな!』って褒めてくれてたから。それだけが糧でした。それで時間が掛かった分、今回収させてもらってますわ。『はよ返せよ、おまえら』っていう(笑)」

――相方のロッシーさんとは同級生。文化祭でネタをやったりとかは?

「全くやってないです。もともと音楽が好きで、バンドマンになろうと思ってたんです。そのときに組んでたバンドのボーカルが面白いヤツで、そいつに誘われたから、養成所(NSC)に入っただけで。お笑いは好きだけど普通に見てただけやし、勉強も一切してないので、話を振って、ボケて…というお笑いのセオリーも知らなくて」

――どこでセオリーを覚えた?

「覚えてない状態がいまだに続いてます(笑)。まぁ、逆にそれがよかったんかなと。分からないから自分なりのいびつなボケをして、それを先輩方や同世代の芸人が面白がってくれた」

――でも、世に広く知られるまでは時間がかかったと。

「そりゃかかりますわな、お客さん笑わへんのやから(笑)。でも人に合わせるのはカッコ悪いと思って。カッコ悪いことはやりたくなかった」

――そんな野性爆弾を周りの方々が育んでくれたんですね。

「そう。変な温室育ち。温室で大事に育てたら、トゲだらけの変なの育ってもうた、みたいな(笑)」

■ 「今、ポップアイコンのてっぺんにいます」

――今では女子にも大人気で。いわば“ポップアイコン”ですよね。

「そうですね。ポップアイコンです(笑)。僕、今、よしもとのポップアイコンのてっぺんです」

――(笑)。ポップアイコンになってみて、いかがですか?

「絵本を出して即売会をやったら子供が来たりして。マジで時空が歪んでる…と怖くなることもありますね」

――昔から好きなことをやっているイメージですが、その姿勢は今も?

「テレビの仕事でも、『こうやってください』と言われたりすると、自分がやりたくないものは、はじいてきたんですけど。最近は『こちらが考えたこれをやって』と言われることはほぼなくて、例えば僕がインスタに上げてる白塗りだとか、僕のやってることをそのままやってほしいと言われる。めっちゃラッキーですよね」

――ちなみに、大人気の“白塗り顔マネ”はいつからやっているんでしょうか?

「そもそもは15年くらい前、月イチで開催してたイベントでやってたんです。で、インスタを始めたときに何を上げよう…と考える中で、不意に白塗り画像を上げてみたらけっこうウケて。そこからですね。要は、白塗りもチェチェナちゃんも、ガラクタひっくり返して探したら出てきたみたいなもんで。超ラッキーですよ」

――今までやってきたことは全て無駄じゃなかった。

「無駄なヤツもいっぱいありますけど(笑)。でもまぁ、ガラクタはまだ山ほどあるんで、次は何を出そうかなと。今年は、“ベンジャミン・ボーナス”という大富豪キャラに力を入れます。あと、肉糞亭というキャラもあるんですが、今後は“肉糞乙女化計画”ということで、映画『下妻物語』みたいなことをやりたいなと」

――“ポップアイコン・くっきー”は、これからどうなっていくのでしょうか?

「昔流行ったタレントショップをやりたいんですよ。原宿とか京都の嵐山とかで、修学旅行生が必ず寄るみたいな店。テレビのほうは、最近はゴールデンタイムの番組にも呼ばれるようになりましたけど、もともとそういう人間じゃないんで。今は、モグラが穴からちょっと顔を出してる状態なので、また地下に潜って、深夜に戻ります」

■ 「仁王立ちかまし続けてください」…斎藤工がくっきーに贈る言葉

まだまだ謎多き男・くっきー。現在放送中のドキュメンタリードラマ「ドラマ25『MASKMEN』」(テレビ東京ほか)で共演中のピン芸人・人印(ピットイン)こと斎藤工に、果たしてくっきーとは何者なのかを聞いてみた!

■ くっきーさんの第一印象は?

●異人であり、誰より真面目な方。

■ くっきーさんの好きなところと嫌いなところは?

●好きなところは、ピントを世間ではなく、ご自身の善し悪しに当てている。世界的デザイナーやクリエイター的なところ。嫌いなところは、強いて言うならば、あれだけ才能がありながら低姿勢にされると参ってしまいます。

■ くっきーさんの生み出す笑いのすごさとは?

●戦後の匂いがするところ。ATGとか古き厳しい時代のパワフルな映画からもらう刺激のような。時代は前にだけ進んでいないことを分かっていらっしゃるのだと思います。

■ 斎藤さんが持っていなくて、くっきーさんが持っているものとは何でしょうか?

●基本的に全てです(繊細で大胆な迫力)。

■ くっきーさんがブレークしている現状について、どう思いますか?

●世間は常に遅過ぎます。今後は世界に羽ばたかれると思うので、かつて無い芸人さんの雛形になられるでしょう。

■ 今後のくっきーさんに期待することは?

●この無責任なメディアや世の中が今後どうなろうと、仁王立ちかまし続けてください師匠。(ザテレビジョン)

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