「R-1」常連・ルシファー吉岡、“7割方エロい”理由

「R-1」常連・ルシファー吉岡、“7割方エロい”理由

3年連続「R-1」決勝に進出したルシファー吉岡が初DVDをリリース!

2016年から3年連続で「R-1ぐらんぷり」の決勝に進出し、注目を集める実力派ピン芸人・ルシファー吉岡。彼のネタの中から厳選された10本のネタを収録した初DVD「Gentlemen」が、6月27日(水)に発売される。

ルシファー吉岡にインタビューを行い、本作の見どころや彼が得意とする下ネタ、今後の展望などについて話を聞いた。

■ メモは8割方がエロいです(笑)

――初DVD発売おめでとうございます! 今回、全ネタ10本を撮り直しされたんですね。

細かい部分は変えましたが、大幅にブラッシュアップはしていないです。この10本はベストというとちょっと違いますが、単純にこれを見てほしいという代表作です。それから僕、下ネタが多いので、下ネタじゃないネタも入っていないとしんどいのかなと思ったので、1番目の「大化の改新」、5番目の「隣人を愛せ」、8番目の「進路指導」は下ネタじゃないものにしました。

――ネタ作りはどのようにされているのですか?

ネタは日常で思い付いたことを箇条書きでためておいて、作ると決めた日にそのメモを眺めながら作っています。

――やはり、そのメモは下ネタが多いのでしょうか…(笑)。

明確に思い付くことが、そうなんです。例えば、このDVDは7割方が下ネタじゃないですか。メモは8割方がエロいです(笑)。エロいことを思い付くことが多いんです…。

■ 「隣人を愛せ」のおかげで決勝戦へ

――この10本のネタの中で、作るのに時間が掛かったネタはどれでしょうか?

この「隣人を愛せ」のもともとのアイデアは、養成所時代に生まれたんです。そのまま寝かせていたら、ある日メモに書き留めていた言葉と結びついて。そこからは早かったですね。5年くらい寝かせて、結びついてからは1日ですぐ書けました。そういう意味では、時間が掛かったネタですね。

まだまだ、ひらめき待ちでいっぱい寝かせていますよ。今年で10年目なので、養成所時代のネタはもう10年くらい寝かしっぱなしですね。さすがにもう無理だろうと思っていますけど (苦笑)。

――いやいや、まだまだ分からないです! タイミング待ちのお宝ネタが潜んでいる気がします。「隣人を愛せ」は男女問わず、見やすいネタだなと思いました。なかなかこのフル尺では見られないですよね。

そうですね。この中では、お薦めネタですね。これ、今年の「R-1(ぐらんぷり)」の準々決勝でやったネタなんです。フル尺でやると10分ちょっとあるネタを3分にするのは、なかなか大変でした。でも、このネタで決勝に行けましたから、ありがたいネタですね。

――吉岡さんのネタを初めて見る方に、絶対見てほしいというネタはどれですか?

まずは「張り込み」「KKS」「資格の勉強」あたりを見てほしいですね。この中では一番古いネタの3つなんですけど、これを作って下ネタをやって、「R-1(ぐらんぷり)」の決勝にも出られて、自信にもつながったネタなので。

■ 「下ネタだ!」って街で指差されたんです(笑)

――このネタがウケたからこそ、今の吉岡さんがあるみたいなところもあるんですね。「R-1ぐらんぷり」の決勝に出場されて、生活に変化はありましたか?

今、「激レアさんを連れてきた。」(毎週月曜夜11:15-0:15、テレビ朝日系)のナレーションのお仕事をしているんですけど、ちょうどこの番組がスタートするときに先生っぽい声ができる人を番組スタッフさんが探していたんです。僕は昨年の「R-1(ぐらんぷり)」で「大化の改新」、その前は「キャンタマンクラッカー」というネタで小学校の先生役をやりました。それをスタッフさんが見ていてこのお仕事が決まったので、それなりの効果はあったんじゃないかと思います。

それから、街で声を掛けてもらえる回数が増えましたね。ちょうどランチタイムにオフィス街を歩いていたら、若いOLさんがパッと僕を指差して「下ネタだ!」って言ったんです(苦笑)。ある意味、知られていることがうれしかったですけどね。うれしいやら、悲しいやら…。

――すれ違いざまにその一言はへこみますね。でも、それだけ知名度が上がってきているという証拠だと思います。ちょっと気が早いですが、また来年も「R-1ぐらんぷり」にエントリーされるんですよね!?

そうですね。今のところはコントだけにこだわらず、いろいろなネタに挑戦したいです。音ネタとか、いろいろ見せ方を模索中です。3年連続で決勝に行って優勝できていないので、もう少し根本から見直そうかなと思っています。

■ 社会人経験がネタに生かされることも!

――大学院を出られて、サラリーマンを経験されてから芸人になられたわけですが、もともとお笑いが好きだったのでしょうか?

お笑いが大好きでしたし、学校でもいじられるキャラでしたね。1度働いたのですが、やっぱり好きなことを仕事にしたいと思って。それから、サラリーマンがつら過ぎて…(苦笑)。今は楽しいですけど、もう少し収入が増えればもっと楽しいんだと思います!(笑)。

――社会人経験がネタ作りの参考になることはありますか?

すごくあります! 「KKS」は研究室をテーマにしたネタなんですけど、僕は理系の大学に行っていて、研究室の雰囲気も知った上で作っているのでリアリティーがあります。あと、先生ネタも多いんですけど、会社を辞めてから養成所に通いながら塾の講師の仕事をしていたんです。なので、先生のしゃべり方はネタに生かされています。

■ 評価されるのはエロいネタが多いです(笑)

――確かに聞き取りやすく、ついつい聞き入ってしまいます。ライブといえば、オードリーさんなど他事務所の芸人さんたちのライブにもよく出られていますね。

2016年に「R-1(ぐらんぷり)」に出たとき、僕、そのときは「キャンタマンクラッカー」で敗者復活だったんです。会場ではそんなにウケなかったんですけど、それを見ていたオードリーさんがラジオで「すごく面白かった!」って言ってくださって。さらにはオードリーさんのライブにも出させていただいて、今では「オードリーのオールナイトニッポン」(毎週土曜夜1:00-3:00、ニッポン放送)にも呼んでいただいて、本当に評価していただいています。あれっ、評価されているのかな? 面白がっているだけなのかな??(笑)。

――どういう部分が評価されているのでしょうか?

やっぱりエロいネタをやっている方が僕の良さが出ているらしく、そちらの方を褒められる傾向が多いですね。今後は、幅を広げてグッとエロい方に持っていきたいですね(笑)。ものすごいクオリティーでエロいことやりたいです!(笑)。

■ 憧れはバカリズムと劇団ひとり

――DVDジャケットのビジュアルが格好いいですね。

このDVDのタイトルは以前に行った「Gentlemen」っていう単独ライブのタイトルから持ってきていて、このジャケットのデザインはオープニングのイメージです。だから、少しでも紳士的に見られたいということですね。中身がエロいんで(笑)。ちょっとオシャレなパッケージで包んでみました。

――こういう感じでシリーズ化されるとオシャレですよね。

そうですね。昔から先輩方のシリーズ化されたDVDを見まくっていて、すごく面白いのがいっぱいあったので、僕もそうなれたらいいなと思います。

――ちなみに尊敬される先輩はどなたですか?

サラリーマン時代にバカリズムさんと劇団ひとりさんを見て、僕もピン芸人で頑張ろうと思ったんです。バカリズムさんは同じ事務所なので、良くしていただいています。

■ まずは「R-1」で優勝したい!

――今後シリーズ化を実現させるためにも、初DVDの見どころをお願いします。

中学生以上の男性の方は普遍的に笑えるテーマなので、ぜひとも見ていただきたいです。小学生はまだ早いかな…。女性の方は、だまされたと思って見ていただきたいです。男のバカさというのをギュッと凝縮しているので、笑って見ていただければと。

――ちょうど10周年という節目ですが、今後、目指すところはどこですか?

「R-1(ぐらんぷり)」で決勝に行けば行くほど、「優勝したいな!」と明確に思っています。優勝したから売れるとか、売れないとかというのは全く分からないですけど、今はとりあえず優勝したいです!(笑)。もちろん賞金もほしいですが、“優勝”という地位がほしいです。20周年に向けて、大人が見られるようなクオリティーのコントに仕上げていきたいです!(ザテレビジョン)

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