米倉涼子&黒木華が松本清張作品で初共演!黒木初の悪女が米倉と対峙

米倉涼子&黒木華が松本清張作品で初共演!黒木初の悪女が米倉と対峙

松本清張作品「疑惑」で初共演する米倉涼子と黒木華

■ 米倉涼子が悪女と対峙する弁護士役に!

これまで数々の松本清張作品で主演を務め、悪女役として鮮烈な印象を残してきた米倉涼子が2019年、新たな作品「疑惑」で、“悪女に手を差し伸べる弁護士”役に挑む。

米倉が演じるのは、真実解明のためなら手段を選ばない敏腕弁護士・佐原卓子。ブラック企業を次々と勝訴に導いてきたことも相まって、「最低の弁護士」とやゆされていた。ある日卓子は、保険金目的で夫を殺したとの疑惑がささやかれる“悪女”を弁護することになる。だが、決してクロと決めつけず対峙(たいじ)し、真相を追及していく。

また今回は「疑惑」を初映像化した1982年の映画版と同様に、原作では男性となっている弁護士を女性に置き換え、2019年版ならではの新解釈で物語を描写。新たな視点から、対極の背景を持つ女同士の“スリリングな関係性”も色濃く描く。有罪が濃厚とされる悪女を相手に、どのように立ち回りどんな顔を見せるのか?

■ 黒木華の役どころとは!?

米倉と対峙する悪女・白河球磨子を演じるのは、実力派女優・黒木華。黒木にとって初の悪女役であり、テレビ朝日のドラマに出演するも初、米倉とも初共演となる。

現在放送中の大河ドラマ「西郷どん」(毎週日曜夜8:00‐8:45ほか、NHK総合ほか)では、かわいらしさとしんの強さを併せ持つヒロイン・岩山糸を演じる黒木だが、「疑惑」では“悪女”と呼ばれる一筋縄ではいかない女性に。球磨子は笑ったかと思えば泣き、しおらしいかと思えば、突然口汚い言葉でののしり出す謎めいた女性だ。魔物のように妙な魅力を放ち、周囲を翻弄する。

■ 米倉涼子コメント

1982年の映画版が好きで何度も見ていたので、私と同じ弁護士役を演じられた岩下志麻さんにもすぐに報告しましたし、撮影前は『志麻さんのようにカッコよくて、落ち着いていて、ブレのない弁護士を演じられたらな』と思っていたんです。でも撮影初日に、それは無理だと気づきました(笑)。実際に演じてみて気づいたのは、私には私らしい卓子像があるんだろうな、ということ。過去に出演した松本清張作品で悪女役が多かったせいか、少し球磨子寄りになっている感もありますけど(笑)、その分新しいキャラクターができているような気がします。

また、今回は悪女を受け止める側の役。何をしでかすか分からない球磨子のような女性を相手にすると、『悪女役は自由な分、受け止める側はいろいろ我慢しなきゃいけないんだな。自分が悪女を演じていたときも、周りはそう思っていたんだろうな』と実感して、また違った角度から物事も考えられるので、勉強になっています。

黒木さんは私も大好きな女優さん! 共演を楽しみにしていたので、撮影が始まった今も緊張しています。実は、彼女が演じる球磨子を初めて目の当たりにしたときに『うわっ!』と圧倒されて、プロデューサーさんにも『私、負けたっぽい…』と漏らしたんですよ(笑)。先日撮影した接見室のシーンでも、球磨子の表情や動きに、私も思わず影響を受ける場面がありました。そういう化学反応はとても刺激になりますし、お互いにいい形で影響し合えていたらいいなと思いながら、撮影に臨んでいます。『疑惑』は押しも押されもせぬ名作。タイトル負けしない作品にできたらいいな、と思います。

■ 黒木華コメント

米倉さんと共演できて、うれしいです。以前から『きれいな人だなぁ』と思っていたんですけど、実際にお会いしたら、本当にきれいで! また、何をしてもドンと構えていてくださる感じなど、卓子の魅力が米倉さん自身からも強く感じられて、一緒にお芝居をしていると面白くてたまらず、とても楽しいです。

私は普段、三歩下がってついていく女性の役を頂くことが多いのと(笑)、球磨子のような悪女を演じているとどうしても舞台っぽいお芝居になってしまったり…と難しい部分が多く、日々迷いながら演じています。ただ、今回の脚本では球磨子=ミステリアスな悪い女という描写に終始せず、わりと人間味のある、どこか悲しい部分がちゃんと描かれているので、そこが私にとっては唯一やりやすい点です。1982年の映画版で桃井かおりさんが演じられた球磨子はチャーミングで、悪くて、すごく色っぽい魅力的な女性だったのですが、それをすべてまねるなんて自分には無理(笑)。ただ、チャーミングさだけは何とか取り入れたいですし、悪の魅力もちゃんと出したいなと思っています。

とにもかくにも、好き勝手やれる役ではあるので、いろいろと模索しながら楽しく演じていきたいです。松本清張作品に挑戦するのは今回が初めてですが、本当に面白いなと日々感じています。『疑惑』はミステリアスで、すごくエンターテインメント性に富んだ物語。女同士のやり合いをぜひ楽しみながら見ていただきたいです

■ 内山聖子プロデューサーコメント

資産家の老人の若い後妻が、保険金目当てに夫を殺す!? 松本清張の『疑惑』は、いつか米倉さんとやりたかった大切な企画。悪女の米倉涼子ではなく、悪女に寄り添い、理解し、調教していく(笑)、新しい人間像。そして得体のしれない悪女を魅力的に生きる黒木さん! この2人の競演は必見です!

■ 気になるあらすじは

どんな手を使ってでも真実を追及し、その有能ぶりとは裏腹に「最低の弁護士」ともやゆされる佐原卓子(米倉)の元に、弁護士・原山正雄から、ある依頼を引き継いでほしいと頼まれる。その依頼人とは、世間からは「鬼クマ」と呼ばれ、好奇の目にさらされている疑惑の渦中にいる、悪女・白河球磨子(黒木)だった。

球磨子は夫とドライブに出掛けたが、車ごと海へ転落。福太郎はそのまま車内で溺死し、脱出に成功した球磨子だけが生き延びた。球磨子は夫の運転ミスによる事故を主張したが、不審な点が散見し始める。無実を主張し続ける球磨子だったが、警察は別件で逮捕。

そんな中、卓子の中で球磨子は世間でいわれるような“悪女”なのか? 卓子は球磨子の本性と、事件の真相を解明するため、記者・秋谷茂一らから情報を収集し、球磨子の生い立ちをひとつずつひもといく。一方、球磨子を有罪にしたい検事正・小田秀子は、卓子を陥れようと画策する。

米倉涼子&黒木華という異色のコンビで見せる、松本清張作品「疑惑」。2人の演技によってどのように描かれるのか、2019年の放送が待ち遠しい!(ザテレビジョン)

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