柳家喬太郎&春風亭一之輔、人気絶頂の2人が本音をポロリ!?

柳家喬太郎&春風亭一之輔、人気絶頂の2人が本音をポロリ!?

「超入門!落語 THE MOVIE 秋スペシャル」に出演する柳家喬太郎(左)と春風亭一之輔(右)

NHK総合では、9月28日(金)に「超入門!落語 THE MOVIE 秋スペシャル」(夜10:00-10:45)を放送する。

同番組は今年3月まで放送していた「超入門!落語 THE MOVIE」のスペシャル版で、今回は柳家喬太郎が演じる落語「寝床」、春風亭一之輔が演じる落語「天狗裁き」を映像化。また、番組の案内人・濱田岳が喬太郎&一之輔と“見る落語”についてトークを繰り広げる。

「ザテレビジョン」では、東京・新宿末廣亭にてスペシャル版に出演する喬太郎&一之輔に番組の楽しみ方などを聞いた。途中、話が盛り上がり、「落語家だけで映像パートをやろう!」という思わぬ展開に!?

■ 普段、見えないものが見えてくるからありがたい!

――あたらためて「超入門!落語 THE MOVIE」に対する印象を教えてください。

喬太郎:普段、寄席などで落語だけをやっているときには見えないものが、見えてくるのでありがたい気がします。映像化されることにより、自分が今まで見逃していたことに気付いたり、作り手さんや役者さんなどの別の人の目線が入ることにより「あっ、この噺(はなし)ってこういう事だったんだ!」という新しい発見があったりします。?

一之輔:最初のイメージは、「大丈夫かな!?」というのが正直なところでした。落語を好きな人からすると、落語を冒涜(ぼうとく)しているんじゃないかという面もあったので。でも思いのほか、仲間うちの師匠方からの評判が良かったですね。落語に興味がなかった人が、これを見て興味を持ってくれれば、それで十分だと思います。

■ 尺を20分に詰めるポイントは?

――今回、それぞれ大ネタを20分くらいに短くされているのですが、落語の尺を詰める段階で大変だったことはありましたか?

喬太郎:僕の場合は、毎回あまり作り込んでいかないんです。「普段の3分の2くらいでやってくれ」とか言われて(収録現場に)行くんですけど、その場で、アドリブ的に省いても成立するなというせりふを抜いていくんです。でも、ただ成立していればいいわけではなくて、そこに落語としての面白みがないといけないわけですから難しいところもありますね。そういう作業を、あえて作り込まずに芸人の反射神経でやっていくところが生きた編集作業になっていて、とても勉強になります。「今回17分でできているから、他でもできるんだ!」みたいな目安にもなりますし。

一之輔:今回の「天狗裁き」はそんなに長い話ではないので、僕はそんなに苦労はしなかったですね。でも他の回のときは、これだけは言いたいせりふだとか、これを抜いたら噺が台なしになっちゃうみたなせりふ、このせりふが言いたいからやっているというものは、残すようにしています。そして、初めて落語を聞く人にも噺のテーマというか、言いたいことがちゃんと伝わるようにはしようと思っています。

――喬太郎師匠は役者としてもご活躍されていますが、もし、この番組で演じる側になったらどんな役に挑戦したいですか?

喬太郎:そうねぇ。絶対、嫌だよ! その日、都合が悪いって断る!!(笑)。

一之輔: (笑)。自分の落語に口パクでやるのは絶対嫌ですよね。結構、気持ち的に負担が大きいかもしれない…。

■ 初心者にお薦めの噺は?

――ご自身ではなく、他の人の落語だったらいかがですか?

喬太郎:一之輔さんの落語を全員落語家で演じたら面白いんじゃないの? 自分の落語は嫌だけど、他の人のだったらやってみたい!(笑)。

一之輔:ぜひ、やりましょうよ!(笑)。そういえば、(春風亭)昇太師匠がみんなでやりたいって言っていましたよ!!

喬太郎:へぇー。じゃあ昇太兄さんの落語をみんなでやる!? 「愛犬チャッピー」とか…(笑)。

――この番組をはじめ、漫画だったり、アニメだったり、落語に興味を持つきっかけはいろいろあると思いますが、初心者でも聞きやすい噺は何ですか?

喬太郎:新作から入った方がいいという人もいるし、笑いやすい古典から入った方方がいいという人もいるし、ただあまりマニアックじゃない噺の方がいいと思います。今の人たちは目も耳も肥えていらっしゃるので、あまりお考えにならずに素直な気持ちでお聞きになるのがよろしいかと思いますね。

一之輔:こういうものは出合いですからね(笑)。赤ちゃんって、最初に見たものを親だと思うっていうじゃないですか。とりあえず何か落語を聞いてみて、合わないなら次を聞いてみるみたいな。人もそうだし、ネタもそうだし。まずはこの番組で聞いてみて、良かったらCDとかで聞いてみるというのもありかもしれないですね。(お薦めは)「一之輔の落語!」って書いておいてください (笑)。

■ 気負わずに見てもらうのが一番!

――ご自身の持ちネタで、今後この番組で映像化してみたい噺はありますか?

喬太郎:新作で「ハワイの雪」っていうのがあるんですけど、ちょっといかにもという感じもしますけどね…。新作でやると普通にコミカルになってしまいそうな危惧もあるし、演じることによって新作落語が古くさい感じになってしまう可能性もあるから、興味はありますけど怖いですね。

一之輔:難しいですね。やっても面白くないような噺もありますからね。長屋の一室の2人だけの噺とか「やかん」や「(浮世)根問」とか…。それでも、あえて映像化すると違う世界になるかもしれないですけどね。

――最後に、この番組の楽しみ方をお願いします。

喬太郎:途中でトイレに行かなきゃ、いいんじゃないんですか!?(笑)。落語と一緒で、気負わずに見ていただくのが一番だと思います。

一之輔:落語って見たこともないし、聞いたこともないし、そんなに興味はないけど、気楽にちょっとだけ触れたいなと思って見ていただけたらいいかもしれないですね。

喬太郎:落語だからじゃなくて、好きな俳優さんが出ているからとか、そういう理由で見ていただいてもいいと思いますよ!(ザテレビジョン)

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