ユースケ・サンタマリア「僕が主人公のカオスな刑事ものなんて見る機会ない」今までにない“2サス”に自信

ユースケ・サンタマリア主演「警部補・碓氷弘一」シリーズ第2弾が放送へ

記事まとめ

  • 「ドラマスペシャル 警部補・碓氷弘一 〜マインド〜」(テレビ朝日系)が放送される
  • 同作は「警部補・碓氷弘一」シリーズの第2弾で普通のオジサン刑事・碓氷弘一の物語
  • 日本一不運な刑事役にユースケ・サンタマリア、共演は佐野史郎や紺野まひるら

ユースケ・サンタマリア「僕が主人公のカオスな刑事ものなんて見る機会ない」今までにない“2サス”に自信

ユースケ・サンタマリア「僕が主人公のカオスな刑事ものなんて見る機会ない」今までにない“2サス”に自信

「ドラマスペシャル 警部補・碓氷弘一 〜マインド〜」で主人公・碓氷を演じるユースケ・サンタマリア

一見どこにでもいそうな普通のオジサン刑事・碓氷弘一が、不可解な難事件に巻き込まれてしまう「警部補・碓氷弘一」シリーズの第2弾「ドラマスペシャル 警部補・碓氷弘一 〜マインド〜」(テレビ朝日系)が、11月25日(日)夜9時より放送される。

主人公でありながら、警察外部からやってくる変わった経歴のエキスパートと半ば無理やりコンビを組まされ、事件を解決するはめになる日本一不運な刑事・碓氷弘一役のユースケ・サンタマリアに、撮影の裏話や共演者の印象などを聞いた。

――第2弾の撮影を終え、手応えを教えてください。

今まで2時間ドラマといえば、年配の方が見る毎回似たような刑事もので、最後はなぜか崖で犯人と話す…そんなイメージがあったんですが、第1弾(2017年4月放送)のときに、年齢的に若い人も見られるような今までと違うドラマをやりたいというお話を頂いて、僕も「それだったら面白いな」と思って、第1弾を撮影しました。

僕が2時間ドラマの主人公を演じるという段階で普通とは全然違う、かなり変わった印象になると思ったので。

前回はみんな初めての試みだったので、僕も(監督とかに)いろいろダメ元で注文を出したり、監督も受けてくれたり。大変だったけど、新たな感覚のものができたって手応えがありましたね。

それから、1年半ぶりの放送となる第2弾のキャストは思った以上に豪華なメンバーが決まって、皆さんに「ありがとう」ってお礼言いましたもん(笑)。

前より、さらにいい感じになったと思います。前回一度やっているのでチームワークができていて、その感覚をすぐ思い出すことができましたし、すごく楽しんでできました。

でも、刑事ものって捜査ばかりしていて、捜査会議、尋問、全部説明ぜりふで、人間の日常会話があまりないので大変ですね。

覚えるのがまず大変で、撮っていてものすごく疲弊します。そこにどれだけ人間味、息がつける部分を入れていくかを、監督と撮影の合間に話してどんどん変えていきました。

■ 碓氷が持ってる、自覚がないけど確かにある“能力”が好き

――他の刑事ドラマと違い、碓氷は主人公なのに“普通の人”ですが、演じてみていかがでしたか?

本当に普通の人なんですよ。そこがまず新しくて、僕もいいなと思いましたし、だからやれるなと思ったんです。

碓氷のバディはすごく有能なんだけどちょっと欠落した人で、前回が心理捜査官・紗英を演じる相武紗季ちゃん、今回が紗英の後輩・梓を演じる志田未来ちゃんなんです。

有能だけど経験不足なので、その部分を碓氷が補って事件を追っていくうちに、不思議と最後成長して元の職場へ帰っていく。

碓氷も「この子を成長させた」って自覚はないんですよ。そういう碓氷の自覚がないってところがすごく気に入っています。

何だか知らないけど、最後リスペクトされて終わるというところが好きです。

――ユースケさんも普段、自分では全くそういうつもりじゃないけど、しばらくした後に「あのときの共演のおかげで成長できました!」と言われた経験はありますか?

あります。全く覚えてないし、うれしいけど「そんなことあったっけ?」みたいな(笑)。

バラエティーでも、ドラマでも、いつも皆さんを信頼して、僕の方がリスペクトしてやっているので。後から知ったときすごくうれしいですね。

特に自分が主役の作品は、「あの現場きつかったけど、すごく楽しかった」って言ってもらえたらうれしいし、僕は僕の役割を全うできたかなと達成感は感じます。居心地がすごくいい現場でしたね。

――今回、志田未来さん演じる梓とバディを組む碓氷ですが、撮影現場での印象的なエピソードがあれば教えてください。

撮影は常に一緒でしたよ。未来ちゃんとは、同じ作品に出たことはあるけど、お芝居したことなかったんです。

見た感じ人見知りなのかなと勝手に思っていたんですけど、全然そんなことなかったですね。とても楽しくおしゃべりできました。

すごくやりやすかったし、芝居が始まったら「さすが」という感じ。僕は未来ちゃんを頼りにしていたし、何なら「彼女がこうくるなら、俺はこういこうか」とか、彼女を見て僕はインスパイアされたところもいっぱいありました。

――撮影の合間は、演技について相談とかもなさったのですか?

待っている間はバカな話ばかりしています(笑)。お芝居のことについては、現場で相談しますけど、待っている間はそんなことあんまり考えたくないんです(笑)。

そこはリラックスしないと、常に緊張した状態って人間は維持できないから。

■ 普段何を食べているのかが、すごく気になるんです

――どのような会話をされていたのですか?

「今日何食べんの?」とかですね。以前別の番組で、Perfumeに「今日何食べる?」って聞いたとき、「何でユースケさんは私たちの夕ご飯のことばかり聞いてくるんですか?」って言われました(笑)。

僕は、その人がどういうものを普段食べているのかが、すごく気になるんですよ。食べ物で人間が作られているから、いろんなことが分かってくるんです。「肉ですね!」って言う人は、肉食っぽいし、「野菜しか食べないんです」って言う人は肌がきれいで、痩せ気味で。

――ユースケさんは普段何を食べていらっしゃるんですか?

僕は一応気を使っています。「オータケ・サンタマリアの100まで生きるつもりです」(毎週月曜夜0:20-0:50ほか、テレビ朝日系)で得た情報も実践しています。

前みたいに、脂っこいものとか食べられなくなってきましたね。あまり遅くに腹いっぱい食べると次の日に調子が悪くなりますからね(笑)。

あと、やっぱり人前に出る仕事なので、パートナー以外にももろ肌を見せることが多いんですよ(笑)。元気じゃないとできない仕事なので。

――劇中で碓氷には娘がいて、ご家族の話も出てきますよね。

前回は別居していたので、すごく寂しい状態だったんですよ。だから、着ている物とかも変わっています。

前回は同じ格好ばかりしていましたが、今回は毎回ネクタイの柄が変わっていたりとか、アイロンがかかっていたり。今回は愛する妻と娘と一緒にいられて、碓氷はうれしいんですよ。

――かなり娘のことを思っている、いいお父さんだなと感じました。

ただ娘が難しい年頃で、ツンケンしてんの。俺も役とはいえやりながら悲しかったです(笑)。離れて暮らしているよりはいいんだけど、「本当はもっと仲良くしたのにな」って思ってます。ただ、前回よりはプライベートが充実しているので、確実にウキウキしています(笑)。なぜなら妻と娘が帰ってきてくれたから!

――ドラマの見どころと、読者へのメッセージをお願いいたします。

似たような名前のドラマが多いから、「いつもの刑事ものでしょ?」って思われがちだけど、全然違うんです。

2018年の年末にふさわしい新しい2時間ドラマに仕上がったと思います。僕が主人公のカオスな刑事ものなんて見る機会ないと思うので、ぜひ見てください。10人いたら8人は引き込まれると思います!

■ 「ドラマスペシャル 警部補・碓氷弘一 〜マインド〜」あらすじ

妻の喜子(紺野まひる)と寄りを戻し、娘の春菜(畑芽育)と家族3人の暮らしを取り戻した碓氷(ユースケ・サンタマリア)。妻の理解を得て捜査一課第5係に正式に復帰、夜は早く帰って春菜の好きなオムライスを作る、などと軽々しく約束するが、その矢先に係長の鈴木(佐野史郎)から召集の電話が入り…。

都内で不動産会社の管理職の男が刺殺され、そして別の場所では高校の教員が金属バットで撲殺された。さらに巡査と中学生が自殺していたが、これら二件の殺人事件と二件の自殺がほぼ同時刻に発生していることが分かった。

殺人二件、自殺二件、4人の人間がほぼ同時刻に死んだことに不審を抱いた捜査一課長の田端(石丸謙二郎)は、4つの事案に共通点がないか第5係に捜査を命じる。

事件を追うと、不動産会社管理職刺殺事件の容疑者・佐原(中村元気)の自宅アパートから血のついた衣類と包丁が見つかった。これで佐原の起訴はほぼ確実となったが、その行動には不審な点もある。碓氷は高木(滝藤賢一)と共に佐原を取り調べるが、佐原はパワハラを受け退職に追い込まれるなど管理職殺害の動機は認めたものの、自らの手で殺害した記憶が抜け落ちているという。自宅で知らぬ間に寝てしまい、起きた時には血まみれの服を着ていたというのだが…。

そんな中、科警研で心理捜査を担当している梓(志田未来)が、突然第5係にやってきた。驚いた碓氷が、同じ科警研で以前共に連続通り魔事件を捜査した紗英(相武紗季)に連絡すると、先の4件の事件と同時刻に3件の性犯罪事件が発生しており、3人の被疑者が佐原と同様に犯行時の記憶が曖昧だと供述しているのだという。

梓から事件の説明を聞いた碓氷は、ほぼ同時刻に発生している7件の事件が偶然とは思えず、何か裏があることを確信。鈴木係長や高木は、ズケズケと自らの意見を主張するなど扱いにくいタイプの梓を碓氷に押し付けてしまう。

碓氷と共に佐原や教員を撲殺した白井(伊能佑之介)を聴取した梓は、彼らの犯行時の記憶が曖昧だという証言はうそではないと断言。そして碓氷と梓は自殺者のパソコンの解析などから、事件に関わりのある7人全員が「ラメール・メンタルクリニック」という心療内科に通っていたことを突き止める。

碓氷と梓はクリニックを訪ね、院長の瞳(小雪)から事情を聞く。事件に関係する7人全員が自らのクライエントであったことを認める瞳に、梓は「心理的にクライエントをコントロールすることも可能なのでは」と切り込んでいく。自分には人の心を操れる力はない、催眠術をかけても意思に反して殺人や自殺をさせることはできない…。瞳は自らの関与を真っ向否定すると、碓氷らを追い返す。

しかし、紗英から「ラメール・メンタルクリニック」のクライエントが過去に数々の事件を引き起こしていたという情報がもたらされた。クリニックが、院長の瞳が、犯罪者を作り出しているのか?  碓氷と梓はミステリアスな事件の闇へと足を踏み入れていく…。(ザテレビジョン)

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