JUJU、吉田羊と歌った武道館ライブを振り返り「みんな待ちわびていた」

JUJUが吉田羊と共演したライブがWOWOWライブで放送 平井堅が作詞・作曲担当

記事まとめ

  • 「15th ANNIVERSARY- JUJU TOUR 2018『I』 at 日本武道館」がWOWOWで放送
  • 吉田羊との共演でも話題となったライブで、10月10日の「JUJUの日」に行われた
  • 披露した「かわいそうだよね(with HITSUJI)」の作詞・作曲は平井堅が担当している

JUJU、吉田羊と歌った武道館ライブを振り返り「みんな待ちわびていた」

JUJU、吉田羊と歌った武道館ライブを振り返り「みんな待ちわびていた」

10月10日“JUJUの日”に日本武道館で行なわれたステージをWOWOWにて独占放送!

12月23日(日)夜9時30分よりWOWOWライブで「15th ANNIVERSARY- JUJU TOUR 2018『I』 at 日本武道館」が放送される。

JUJUが、4月から8月にかけて行った全国ツアーを締めくくる日本武道館での追加公演を収録した同番組。10月10日の「JUJUの日」に行われた記念すべき一日であり、吉田羊との共演でも話題となったライブだ。

放送に先駆けJUJUにインタビューを実施。日本武道館に対する想いや歌い手としてのこだわりを聞いた。

――毎年恒例の「JUJU JAZZ LIVE」を挟みつつ、全国ツアーもやり遂げました。振り返ってみていかがでしたか?

むちゃくちゃ楽しかったです! 普段ツアーが終わると“ツアーロス”に陥るんですけど、今回は翌々日から「JUJU JAZZ LIVE」が9日間あって、すぐにツアーの追加公演(大阪城ホール、日本武道館)も控えていたので「寂しくないな」と思っていたら、あっという間に過ぎちゃいました。

――“ツアーロス”とはどのような状態になるのですか?

ぽっかり穴が空いてむちゃくちゃ寂しい気持ちになります。だから、毎回ホールツアー最後の打ち上げはメンバーもスタッフも全員大号泣(笑)。だって、ツアーも終わって1カ月後に(追加公演の)大阪城ホールで会うって分かっているのに泣きますから。後から考えれば恥ずかしいですけどね。「来月会うのに!」みたいな(笑)。

――何度か日本武道館のステージに立たれていますが、やはり特別なものですか?

武道館でやらせていただくたび、見に来る方にとっても、独特の距離感もあって「特別なもの」と思います。

■ 「(吉田)羊さんとはいつか何かできたらと思っていました」

――今回は吉田羊さんとデュエットした最終日の模様が放送されます。

初日には小田和正さんに参加していただいたのですが、「この武道館でツアーが終わってしまう」という寂しさよりも、「ゲストの方が来てくれる!」といううれしさが勝っていましたね。

羊さんと歌っている「かわいそうだよね(with HITSUJI)」(アルバム『I』に収録、作詞・作曲は平井堅が担当)は、ツアー中ずっと1人で歌っていたんですけど、あの曲はすっごい気を遣うんですよ。1文字でもニュアンスを間違えると崩れますし。最終日にオリジナル通り羊さんと歌うことができて「良かったな」と。しかもWOWOWのカメラも入っているので「しめしめ」って(笑)。

――違う畑の表現者である吉田さんにアルバム参加のオファーをした理由は?

羊さんとの出会いは「ぴったんこカン・カン」(TBS系)で「ロンリー・チャップリン」をデュエットしたのが初めてで、「なんていい声なんだ!」「むちゃくちゃ歌うまいな」とビックリして、「いつか何かご一緒できたらいいな」と思っていました。

今回アルバムを作る前、平井さんと飲んでいた時に、私がやさぐれていたところ「その感じを出した方がいいよ」ってアドバイスをくださったんです。「どうやって出せばいいんですか?」と返したら「歌にすればいいよ」って。その後「誰が(詞を)書くんですか?」「じゃあ俺が書こうかな」…ってやりとりがあってこの名曲が生まれたんです。

聴いてみたら自分のぶざまなさまをさらけ出している曲で、これは覚悟のいる歌だけど、今回、自分を見詰め直す意味でつけた『I』というアルバムタイトルだからこそ歌わなきゃいけないと思いました。1人で歌うよりも羊さんと歌った方がさらに女性のうたとして「リアリティーが増すんじゃないか」ってお願いしてみたら快諾してくださいましたね。

――そんな思いの込もった曲が、日本武道館で聴けるというのはファンの方も胸が熱くなったでしょうね。

ライブでのデュエットは皆さん待ち望まれていて、羊さんは福岡県出身なので、ホールツアー中も「福岡に来るんじゃないか」とか「東京国際フォーラムだ!」といううわさもあったみたいなのですが、ラストの「JUJUの日」の日本武道館にいらっしゃってくださって…「みんな待ちわびていたんだ」と思いました。

■ 「部屋を暗くして爆音で飲みながら見てほしい!」

――このツアーや日本武道館の公演で得たものはありましたか?

見に来てくださる方の表情に救われているし、「それを見たいがためにライブをやっているんだろうな」っていつも思います。

唯一普段から楽曲を聴いてくださっている方と直接お会いして「気」の受け渡し合いみたいなことができるのがライブの魅力ですからね。だからこそ、すてきな表情をしてくれる方がいる限り歌い続けたいし、「アルバムを作りたい」って思う。

私は人よりもリリースが多くて、生き急いでいるのか、死に急いでいるのか謎なんですけど、でもリリースをすればツアーに出られるから、どうにかライブの機会を増やすためにたくさん曲を出している気がして…だから得たものは「元気」ですかね。

――その「元気」がもらえなくなってしまうからこそ号泣につながっちゃうんですかね。

それもあるかもしれないです。だってライブって超楽しいですよ(笑)。

――ステージに立っている方の特権ですよね。

ただ、「ステージに立って歌えるのって気持ち良いんでしょ?」って言われることがあるんですけど「気持ち良い」と思うことってまずないんですよ。

――そうなんですか?

しっかり届けるのが大前提だから、私が気持ち良いと感じると「気持ちの悪い歌」になりそうな気がするんです。

――「気持ち良くなっちゃいけない」というのは意外ですね。

それは私が「シンガー・ソングライター」ではなく、「歌うたい」だからだと思います。私にとって理想的な「歌うたい」というのは、ちゃんとした語り部であることなんですよ。曲の主人公に寄り添えど「自分の主観で歌わない」という思いがあるので、それを気にしていると「気持ち良くなれない」というのはありますね。

レコーディングの時には、特にその点に心を砕いているんですけど、でもライブの時は主観で歌っていたりもして…。

私の曲って、誰しもが経験したことがあるものだと思うんです。楽曲の一つひとつは、私が歌っているけれど聴いた人が歌っている感覚に陥っていただきたいという思いがあって…でも、ライブは皆さんの感情の全てをさらけ出してほしいという気持ちがあるから、私もワーッと歌うようにしています。だから「音源とライブが全然違う」っていう方もいらっしゃいますね。

――最後にこの番組の見どころを教えてください。

映像美と構成力。WOWOWクオリティーの画質です。

――歌は(笑)?

歌も大事ですけど(笑)。WOWOWさんの撮り方って本当に独特じゃないですか。武道館に行った人はもう一回あの場に戻れるだろうし、いなかった方も会場にいる感覚を味わえると思うので、ぜひ、部屋を暗くして爆音で飲みながら見てほしいです。(ザテレビジョン)

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