シャーロット、海外ロケに感涙「特別な場所だと実感しました」<いだてん・ストックホルム青春編>

シャーロット、海外ロケに感涙「特別な場所だと実感しました」<いだてん・ストックホルム青春編>

強気だが、夫思いの安仁子を演じているシャーロット・ケイト・フォックス

宮藤官九郎が脚本を務める大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)。

本作は、中村勘九郎演じる1912年に日本で初めてオリンピックに出場した金栗四三と、阿部サダヲ演じる1964年の東京オリンピック招致に奔走する田畑政治という2人の主人公がリレー形式で登場する、日本のスポーツの歴史物語だ。

第9回(3月3日放送)では、四三(勘九郎)と三島弥彦(生田斗真)が、オリンピックに出場するため、スウェーデン・ストックホルムに到着した。

2人に同行するのは、日本選手団監督の大森兵蔵(竹野内豊)とその妻・安仁子(シャーロット・ケイト・フォックス)。嘉納治五郎(役所広司)は、不手際で渡航が遅れてしまう。

「ザテレビジョン」では、現地スウェーデンで行われたロケに参加したキャストのインタビューを短期集中で紹介。

今回は、兵蔵とのコミカルな掛け合いも話題になっている安仁子を演じるシャーロットに、ロケの感想や作品の印象などを聞いた。

■ 放送を見たときには「パッションがとても伝わってきました」

――大河ドラマに出演が決まったときにはどのように思いましたか?

大河ドラマに出られると思っていなかったので、有頂天になるほどうれしかったです。涙が出てきました。

――完成したドラマをご覧になったときのご感想をお聞かせください。

撮影ではスタッフも俳優も妥協せずに取り組んでいたので、そのパッションがとても伝わってきました。ドラマを見ながら、兵蔵さんとの掛け合いを思い出し、思わず吹き出してしまいました。

そしてその後に、撮影時のことを思い出して、皆さんがとても恋しくなってしまって、思わず涙ぐんでしまいました。とても素晴らしい作品になっておりますので、ぜひ皆さんに見ていただけたらと思います。

――宮藤官九郎さんの脚本にはどのような印象ですか?

彼は素晴らしい脚本家だと思います。彼の脚本には、本当にすごく悲しいシーンの直後に、天国のように明るくて楽しいシーンがあったりするんです。

そんなジェットコースターに乗っているかのような描写が、「人生」を表しているように感じます。

――宮藤さんの描く安仁子はどんな人物だと考察されますか?

安仁子は幸せを感じるのも、悲しくなるのも、怒ることも何事をするにも早い人だと思います。

強くて、子供っぽくて、ちょっとクレイジーで(笑)、台本の中には、そんな安仁子さんのいろんな面が描かれていて、素晴らしいなと思いました。

――魅力はどんな部分だと思いますか?

兵蔵さんを愛しているところです。彼女の人生そのものが彼のためにあって、いつでも彼のために戦っている。それでいて、兵蔵さんも安仁子に多くの愛情を与えていて、2人は互いに支え合っている。本当に素敵な夫婦だと思います

――兵蔵とのコミカルな掛け合いが話題になっていますが、2人のシーンで心がけていることはありますか?

コミカルなシーンでは特にテンポを気にしています。私にとって、日本語はやはり第二言語なので、テンポを落とさずに反応できるように準備してますね。

■ 「すごい調べましたね!」と驚かれました(笑)

――役作りはどのようにしていったんでしょうか。

120ページくらいの資料をバインダーに挟んだものを自分で作りました。今ここで見せてあげたいくらい!

家系図や、彼女が生きた時代背景、彼女のパリにいたときのことやニューヨークでのこと、どうやって兵蔵さんに出会ったのかなど…図書館に行ったりして、できる限りのことを調べました。

そこから、「安仁子さんだったらどういう服を着るかな?」とか、「どんな色が好きかな?」って想像していったんです。

監督の皆さんからは「すごい調べましたね!」と驚かれました(笑)。

――役作りの参考になったエピソードはありましたか?

安仁子さんはパリでアートの勉強をされていたということですね。だから、彼女は古い英国的な考え方ではなく、自由で先進的な女性だったのではと思います。

例えば、安仁子さんは自転車に乗ることもあったり、ズボンも履いていたそうです。彼女のそういう一面は、演じる上でも意識しています。

――第7回からは、共にストックホルムオリンピックに出場する四三と弥彦の二人とのシーンが増えていきますよね。二人の関係性や、演じている生田さんと勘九郎さんの印象はいかがですか?

まず、四三と弥彦は本当に面白いです! 生田さんと勘九郎さんも、お二人がお互いに、とてもいい関係性を作っていて、それがドラマにも現れているように感じます。

弥彦は明るくて都会的なプレイボーイで、四三は田舎者だけど、本当にかわいくて、みんなに愛されている人。二人の正反対さが、キャラクター性を強く、面白くしていると思います。

――では最後に、ストックホルムで行われたロケのご感想をお聞かせください。

最初にスタジアムに入ったときに、空気がちょっと変わったように感じて、鳥肌が立ちました。

レンガ造りの部分を触ってみたりするうちに、ここで生まれた数々のストーリーが浮かんでくるような感覚があって、本当に特別な場所だと実感しました。自然に涙がこぼれてきました。

スタジアムの中には、扮装をしたエキストラの方々がたくさんいて、当時の雰囲気をそのまま感じることができたんです。私自身も安仁子の気持ちになって、体の中からこみ上げてくるものがありました。(ザテレビジョン)

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