風間俊介、ジャニーズのオーディションを回顧「あそこは人生が変わった場所」

風間俊介、ジャニーズのオーディションを回顧「あそこは人生が変わった場所」

「やすらぎの刻〜道」の制作発表記者会見に、倉本聰(最前列右から4番目)ら総勢22人が登壇

■ 「やすらぎの刻〜道」会見に総勢22人が集結!

4月8日(月)よりスタートする「テレビ朝日開局60周年記念 帯ドラマ劇場『やすらぎの刻〜道』」(毎週月〜金曜昼0:30-0:50ほか、テレビ朝日系ほか)の制作発表記者会見が東京・八芳園で行われ、脚本を手掛ける倉本聰をはじめ、風吹ジュン、清野菜名、橋爪功、風間俊介、石坂浩二らが登壇した。

本作は、2017年4月〜9月に放送された「やすらぎの郷」の“その後”とともに、主人公・菊村栄(石坂)が執筆するシナリオ「道」が映像化されていくという壮大な物語だ。

無名の夫婦の生涯を、昭和、戦中、戦後、平成、そしてこれから到来する新元号の時代まで、その移り変わりを1年かけてつづっていく。

倉本は「2017年の秋ごろ、『やすらぎの郷』が終わり、テレビ朝日の会長に呼ばれまして。慰労してくれるのかと思ったのですが、再来年(2019年)もやってくれと…。その時、叙々苑の游玄亭で熟成したお肉をごちそうになってましたので、ハニートラップに遭ったような感じで(苦笑)。ぼんやりと引き受けてしまったんです」と、続編を執筆するに至った経緯を冗談交じりに告白。

さらに、「とにかく必死になって、2017年の暮れから書き始めたのですが途中で体を壊してしまいまして…。それでも十月十日で全部仕上げまして、割と安産だったんです」と打ち明けた。

また、「道」パートで清野演じるヒロイン・しのの晩年を演じる予定だった八千草薫について「(急きょ)『やすらぎの郷』の方の場面を少し加えて、八千草さんには5シーンほど出演していただきました。僕もその現場には立ち会ったのですが、“入舞”を見ているようだった」と語り、「今朝も(八千草さんから)電話が掛かってきて、皆さんにくれぐれもよろしくお伝えくださいということでした」と明かした。

■ 風間「人生の中で大きな意味をしめる作品」

そんな八千草に代わり、しのの晩年を演じることになった風吹は「突然のお話で驚きました。今年は個人的に大きな山に登ろうと計画を立てておりまして。それよりも大きな山が目の前に現れて、それを越えなければいけないという大役を頂きました。せめて、八千草さんには楽しんでいただけるようなしのでありたいと思います」と意気込みを。

前作では、栄がかつて心を惑わされた女優の孫・榊原アザミを演じ、本作では「道」のヒロイン・しのの思春期から青年期役を務める清野は、「また別の役で出演させていただけることを光栄に思っています。八千草さんが最初に、一緒に頑張りましょうね、と言ってくださったので、その言葉を胸に、最後まで頑張りたいです」とコメントした。

そして、しのの夫となる根来公平を演じる風間も「これからの俳優人生のみならず、僕の人生の中で大きな意味をしめる作品に参加させていただいていると感じています。作中で『自分へのプレゼントだ』というせりふがあるのですが、年を重ねた僕へのプレゼントにもなるようにしっかり演じていきたいです」と力強く意気込んだ。

■ 清野菜名、地元の風景に「キュンとする」

また、日本の原風景をテーマとした「道」にちなみ、自身の原風景について聞かれた風吹は、「富山の高岡市で育ったのですが、まさに『道』の景色に近いところに住んでおりまして、冬になって雪が積もるのですが、家から学校への道を真っすぐ走っていくのが好きでした。懐かしい風景です」と振り返った。

愛知出身の清野も「地元の風景ですね。実家のベランダから一望できる街を見ると、『帰ってきたな』と実感が湧いてキュンとします」と話し、「道」では公平の晩年を、「やすらぎの郷」では新たな入居者・水沼六郎を演じる橋爪は、「地元が大阪なのですが、子供時代は今のように下水道が完備しておらず、トイレにはくみ取り口があったんです。家と家の間にくみ取り口用の路地があって、駆け回って探検した覚えがあります」と明かした。

そして、風間は「23年くらい前に、ジャニーズのオーディションをテレビ朝日の旧社屋にあった第1リハーサル室で受けたのですが、多くの人にとって、あそこは人生が変わった場所だったと思うんです。今はもうないのですが、心の中にある“1リハ”の景色が僕にとっては原風景かなと思います」と感慨深げに語った。

この他、会見には浅丘ルリ子、いしだあゆみ、板谷由夏、大空眞弓、丘みつ子、加賀まりこ、上條恒彦、草刈民代、笹野高史、ジェリー藤尾、名高達男、藤竜也、松原智恵子、水野久美、ミッキー・カーチス、山本圭ら総勢22人が出席した。

■ 第1週(第1話〜5話)あらすじ

“姫”と呼ばれた永遠のマドンナ・九条摂子(八千草)が世を去ってから2年余り。相変わらず「やすらぎの郷 La Strada」に暮らす脚本家・菊村栄(石坂)は古い資料の中に一冊の台本を発見して以来、そのことがずっと頭を占めていた。

その台本は10年ほど前、終戦記念日の大型ドラマスペシャルとして撮影寸前まで進みながら、制作中止になったものだった。タイトルは「機(はた)の音」。満蒙開拓団に参加して敗戦の渦に巻き込まれ、命からがら日本にたどり着いた機織り姉妹の物語だったが、テレビ局の裏切りにあってあっけなくボツとなり、全力を注いでいた栄はもちろん、主演に決まっていた白川冴子(浅丘)と水谷マヤ(加賀)をも深く傷つける結末となった作品だった。

■ 第2週(第6話から10話)あらすじ

苦い記憶を思い返していた栄は、ある日「やすらぎの郷」の新たな入居者である元歌舞伎役者・水沼六郎(橋爪)から、運に見放された彼の半生、そして彼の“原風景”への思いを聞く。

六郎との会話に触発された栄は、「機の音」の舞台を生かしつつ、全く別の物語をつづってみようと考え始める。誰のためでもない、純粋に自分の生きがいのために。

そうして栄が書き始めたのが、「道」。山梨の山間の村で生きる名もない青年・根来公平(風間)と、彼が恋した娘・しの(清野)を主人公に据えたシナリオだった。(ザテレビジョン)

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