「美を追求した」三浦春馬 “ドラァグクイーン”姿に誇り

「美を追求した」三浦春馬 “ドラァグクイーン”姿に誇り

ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」が3年ぶりに再演

ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」が、4月16日より東京・東急シアターオーブで開幕した。3年ぶりの再演となる本作は、2005年に公開された同名イギリス映画をミュージカル化したもの。経営不振に陥った老舗靴工場の跡取り息子チャーリー(小池徹平)がドラァグクイーンのローラ(三浦春馬)に出会ったことで、差別や偏見を捨てドラァグクイーン専門のブーツ工場として再生する過程を描く物語だ。

■ 洗練された身体を見せたかった(三浦)

前日に行なわれた囲み会見では、小池、三浦ら主要キャストに加え、ブロードウェイのオリジナル版の演出・振り付けも手掛けるジェリー・ミッチェルが出席。ミッチェルはまず、多くのオリジナルキャストが再集結した今回について「“家族”が3年後に戻ってきてくれた。それだけ皆さんが作品を愛してくれたということ」と感謝の意を述べる。三浦は「素晴らしい稽古ができたと思っています。一度演じているので、みんなのチームワークはそのままに、それぞれがこの3年間で成長し学んできたこともあったと思うので、それをシェアしながら練習できた」と手応えを。

また鍛え上げられた肉体美を報道陣に称賛された三浦は「洗練された身体を見せたかったので。前回よりも曲線を美しく見せることを意識して身体作りをしました」と明かし、久々のローラ姿は「この扮装ができることに喜びがありますし、自分の誇りにも思います」と笑顔を。

■ トライアスロンをやっているような気分(笑)(小池)

小池は「本当に3年経ったんだなぁって。安心感のあるカンパニーで、みんな『キンキーブーツ』がもう一度動き出すのを心待ちにしていたんじゃないかなと思います。稽古でカンパニーの絆がより深まったと思うし、ようやく観ていただけるのが楽しみです」とキャスト同士の絆も合わせてアピール。さらに、舞台上ではあまり激しく動かなさそうなチャーリーについて「実は結構な運動量なんですよ。今回、体重を増やして稽古に臨んだのですが、1ヵ月半で4s減ってしまって……。今は栄養を取るように食事を変えたり、なるべく減らさないように努力をしています」と苦労を告白。その話を聞いていた靴工場の従業員ドン役の勝矢から「ローラが派手だからチャーリーの動きが地味に見えるんですけど、実はものすごく動いてるんです」と説明が入ると、小池も「トライアスロンをやっているような気分(笑)」と打ち明けた。

■ 半年前から(身体を)作ってきました(三浦)

会見は、その後も三浦のインパクト絶大な容姿と身体作りに関する質問が集中。3年前とは違うトレーニングをしたということで「計画的に半年前から(身体を)作ってきました。以前は筋肉質で大きな身体づくりを目指していたんですが、今回はドラッグクイーンとしての“美”を追求する感じで」と言うと、勝矢に「初演はゴリラみたいでしたからね」とイジられ、三浦が「おい!!(笑)」とツッコミ。その場を和ませるひと幕もあった。

最後にステージの見どころについて聞かれると、小池が「本当にハッピーになれる作品。ストーリーも歌もダンスも最高だし、芝居で魅せるシーンもぜひ注目していただきたい。来られる方はぜひ楽しんでください」と呼び掛け、三浦は「“互いを受け入れる”という大切なテーマが込められた作。素晴らしい音楽と共に、ストーリーを楽しんでほしいです」と力強く述べる。ミッチェルも本作の魅力について、「“自分が変われば、世界が変わる”という希望が一番のメッセージ。そんな、世界のどこに行っても通じるメッセージを届け続けていきたいと思います」と熱を込めて語っていた。(ザテレビジョン・取材・文=川倉由起子)

関連記事(外部サイト)