ロック史にその名を刻んだ“女性バンド”たちに迫ったドキュメンタリー2作品が発売決定!

ロック史にその名を刻んだ“女性バンド”たちに迫ったドキュメンタリー2作品が発売決定!

パンクバンド・The Slitsのドキュメンタリー『ザ・スリッツ:ヒア・トゥ・ビー・ハード』

世界初の“女性のみのパンクロックグループ”、ザ・スリッツ(The Slits)のドキュメンタリー『ザ・スリッツ:ヒア・トゥ・ビー・ハード』と、“グランジ/オルタナの女王”と呼ばれた女性4人組ロックバンド・L7のドキュメンタリー『L7:プリテンド・ウィ・アー・デッド』のBlu-Ray&DVDが、7月10日(水)に揃って発売されることが決定した。

■ あのマドンナにも影響を与えた「伝説のパンクバンド」の素顔とは?

スリッツは、70年代中ごろイギリス・ロンドンにて結成されたバンド。ボーカルのアリ・アップを中心に、当時イギリス全土を席巻していたパンクロックムーブメントの渦中で、当時は珍しかった‘女性のみのパンクバンド”として活動を開始。

セックス・ピストルズやザ・クラッシュなど、「ロンドン・パンク」シーンの最重要バンドたちとも交流を持つ反面、名盤と名高いファーストアルバム『CUT』では、ジャマイカのレゲエやダブといった音楽にも傾倒。

その自由かつ奔放な音楽性で、その後の「ニュー・ウェーヴ/ポスト・パンク」シーンに先鞭をつけるなど、多くのアーティストに多大な影響を与えた。

ドキュメンタリー映画『ザ・スリッツ:ヒア・トゥ・ビー・ハード』は、バンド結成時から解散以後のメンバー個々のストーリー、2005年の再結成、そして2010年、本作の制作中にアリ・アップががんで亡くなるまでを余すところなく網羅。

歴代のバンドメンバーや、当時を知るファンらによる証言、そして彼女たちに影響を受けた世代へのインタビューなどを通して、スリッツがいかに進化し、世界中の人々に影響を与えていったのかが描かれる。

なお、多くのファンからの根強いリクエストを受けて、東京・早稲田松竹にて本作が5月18日(土)から1週間限定で上映されることも決定。ぜひ劇場の爆音で、彼女たちの音楽と生きざまに触れてみよう。

■ “グランジの女王”へと上りつめた足跡をホームビデオで解き明かす!?

一方、L7は1985年にアメリカ・ロサンゼルスで結成された女性4人組ロックバンド。パンク/ハードコアシーンを出自としながらも、ヘビーでノイジーなギターを軸にした陰鬱なサウンドでメタル界からも支持を集めている。

また、ニルヴァーナやレッド・ホット・チリ・ペッパーズといった「オルタナティブ・ロック」のモンスターバンドたちともツアーを実施。

1994年に開催された巨大フェス「ロラパルーザ」では、ビースティ・ボーイズやグリーン・デイらとメインステージを務めるなど、オルタナバンドの代表格と言える存在感を示した。

今回発売されるドキュメンタリー『L7:プリテンド・ウィ・アー・デッド』は、結成時のエピソードから“グランジの女王”へと上りつめた時代、そして2001年の解散まで、完全にメンバーの視点でそのキャリアを描いていく。

当時メンバーが撮っていた100時間超におよぶホームビデオと、新たに収録したメンバーへのインタビュー音声でほぼ全篇が構成されており、一般的な音楽ドキュメンタリーとは異なった作りとなっている。

ことし20年ぶりとなるアルバム『Scatter the Rats』を発表したことも話題となる中で、ぜひとも彼女たちのストーリーに触れてみよう。(ザテレビジョン)

関連記事(外部サイト)