佐野岳、“パンスト俳優”と褒められ「常に体当たりしていこうと」

佐野岳、“パンスト俳優”と褒められ「常に体当たりしていこうと」

「仮面同窓会」で皆川希一を演じる佐野岳

オトナの土ドラ「仮面同窓会」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)第3話が、6月15日(土)に放送される。

雫井脩介の同名小説を原作に、溝端淳平演じる主人公・新谷洋輔ら同窓会で再会した高校時代の友人たち4人の仕掛けたいたずらが、不可解な殺人事件に発展。4人それぞれが疑心暗鬼に陥り、互いの腹を探り合い人生を狂わせていく姿を描く。

第3話は、樫村(渡辺裕之)が殺害された事件を洋輔たちの犯行と疑う加奈子(雛形あきこ)が洋輔のマンションを訪れる。洋輔は加奈子から、18年前に起きた兄の事故死を問いただされた瞬間に豹変。

その後、事件の真相を追って悶々とする日々を送る洋輔に、美郷(瀧本美織)からSOSの連絡が。仕事を切り上げ急いで美郷が勤務する病院に駆け付けると、そこである光景を目にする、というストーリー。

今回、洋輔の幼なじみで、4人の中ではリーダー格の皆川希一役・佐野岳のコメントが到着。悪役を楽しみながら、高校時代の教師・加奈子(雛形)との艶っぽいシーンにも体当たりしたことなどを明かした。

■ 全員が希一のことを嫌いになっても、俺だけは希一を愛し続ける

――撮影も進み、皆川希一を演じての感想を教えていただけますか?

希一は横柄で悪い印象ばかりが目立つ、ある意味分かりやすい人間だと思います。僕が演じながら意識しているのは、なぜ希一がそういう人間になってしまったのかということです。

希一のコンプレックスというものが見え隠れしているのを演じながら感じていて、希一が強気な自分を演じている姿を、僕が演じているような感じです。コンプレックスがあるがゆえに、もう一人の自分を作りだしていると思います。回想シーンからもそういう部分を探り出して丁寧に演じていかないと、ただ単に悪い男に見えてしまうので、その辺はとても気を付けています。

――悪人に見える役を演じる。その辺はいかがですか?

どんな役にでも挑戦したいという気持ちは常々あって、今回ある意味ヒール役ができるのは役者としてうれしいですし、これからも自分の役の幅を広げていきたいと思います。普段から応援してくださる方にも、「佐野くんってこんな役もやるんだ」というふうに思っていただけるとうれしいですし、「もっとこういう役もやってほしい」とリクエストされるような役者になっていけたらいいと思っています。

――以前、「視聴者の皆さんが全員、希一のことを嫌いになっても、俺だけは希一を愛し続ける」とおっしゃっていましたが?

僕の中での希一像があり、それを大事にしながら皆さんに提示しているので、その思いを感じてくださるとうれしいですね。でも次に出演するドラマでは、(この役の)言い訳はしたいので、思いっきり爽やかな役をやりたいです(笑)。

■ 役として上手にできたのはうれしかったが、パンスト俳優って!(苦笑)

――印象に残ったシーンを教えてください。

雛形あきこさん演じる加奈子先生のストッキングを破いて、膝をなめるというシーン(第2話)は、なかなかハードなシーンでした(笑)。もちろん僕はストッキングを破いた経験はなかったですが、ハンドクリームを塗って手のすべりを良くしながら挑戦してみたら、意外とうまくいったんです。

その時、スタッフさんから、「岳くんはストッキング破くのうまいね、“パンスト俳優”だね!」と褒められたんです。役として上手にできたのはうれしかったのですが、パンスト俳優って!(苦笑)。そう言われたこともとても印象的でした。雛形さんとは今後もハードなシーンがあるので、常に体当たりしていこうと思っています。

――ちなみに高校時代の同級生とは、今でも会う事はありますか?

この作品に入ってから、頻繁に同級生と会うようになりました。たぶんこの役が決まり、僕の中で「同級生と話してみたい」「同級生ってどんな感じだったかな」という思いがあったと思います。昔の友だちと話している感覚は作品に生きていると思っています。ちなみに同級生にはよく、「何で覚えてないの?」みたいなことを言われます。だから昔の友だちとの思い出は、僕にとっては新鮮なんですよ(笑)。

■ 現場はとてもクリエーティブな環境

――現場の雰囲気はいかがですか?

同世代が集まっていてとても楽しい現場です。でもただ楽しいだけではなく、皆が同じベクトルで話し合いながら進めていく事が多く、いつの間にか自然に読み合わせになっていたりもします。そういう現場にいるのはとても幸せで、とてもクリエーティブな環境になっていると思います。

――溝端さんの印象をあらためて教えていただけますでしょうか?

淳平くんは自分の思っていることを伝えたいと思うエネルギーが本当に強いですし、人には見せないようなところで常に戦っているんだろうと感じています。一言で言えば、とてもカッコいい人。

現場でもいろいろ勉強させていただいているので、今後の自分にプラスになるものはどんどん盗んでいこうと思っています。役についての議論みたいなものもさせていただいて、僕なりの希一像も演技でぶつけさせてもらっています。

――番組を楽しみにしている方にメッセージをお願いします。

3話に入り、さらにスピーディーにストーリーが展開していると思いますが、まだまだこんなものではないですとお伝えしたいです(笑)。これからもいろいろなシーンで皆さんを驚かせたいですね。土曜の夜にモヤモヤしながら最後まで作品を楽しんでいただければうれしいです。(ザテレビジョン)

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