「連続ドラマW 神の手」完成披露試写会にキャスト陣が集結! 椎名桔平「避けては通れない問題を突きつけるドラマ」

「連続ドラマW 神の手」完成披露試写会にキャスト陣が集結! 椎名桔平「避けては通れない問題を突きつけるドラマ」

「連続ドラマW 神の手」の完成披露試写会に登壇した(左から)兼重淳監督、鈴木砂羽、椎名桔平、杉本哲太、北村有起哉

6月23日(日)より、WOWOWにて放送される「連続ドラマW 神の手」。このほど、ドラマ第1話の完成披露試写会が行われ、主演の椎名桔平、共演の杉本哲太、鈴木砂羽、北村有起哉、兼重淳監督が登壇した。

同ドラマは、現役医師のベストセラー作家・久坂部羊氏による小説が原作。「安楽死」をテーマに、“人の死を人が扱う”という答えの出ない問題を提起した社会派医療サスペンスだ。

腕利きの外科医・白川泰生(椎名桔平)のもとに、古林章太郎(葉山奨之)が診察にやって来る。肛門がんと診断された章太郎は手術を受け退院するが、数カ月後に転移が判明。病状は進行し、章太郎は耐えがたい痛みに苦しめられるようになる。

伯母の晶子(坂井真紀)も精神的に追い込まれ、白川に安楽死の処置を懇願。白川はそれを拒否し、章太郎に寄り添い懸命に治療を行なうが、苦悩の末安楽死の処置を施す。だが、白川は章太郎の死を知った母・康代(鈴木砂羽)により告発されてしまう…。

■ 椎名&杉本、30年来のコンビネーションが冴え渡る!?

苦渋の選択で患者・章太郎に安楽死を施す外科医・白川役の椎名と、白川の同僚で医局制度に不満を持つ山名啓介役の杉本は、四半世紀を超える付き合いとのこと。

椎名が「付き合いは30年くらいですね。Vシネマが全盛期の頃が最初かな。哲太君が主演で僕はまだ世に出ていなかった」と回想すると、杉本も「物凄い目つきの悪い男が来たぞ、と思った」と笑わせる。

続けて「今回のドラマでは大学からの付き合いという設定だったので、プライベートでの長い付き合いの下地があったのでやりやすかった」と語った。

■ 北村の役作りのアイデアは、まさかの世界的経営者!

章太郎の母で著名なジャーナリスト・古林康代役の鈴木は、「椎名さんとの共演は久しぶりだし、対立する役柄なので緊張した」と率直な思いを。

一方で、「椎名さんは話せば話すほど打ち明ける人だと思い出して『飲みに行くんですか〜?』とか聞いていたら、ジンギスカンの話をしてくれた。そこから笑顔が増えた。もっと食べ物の話をすればよかったなぁ」と思い出し笑顔に。

それに対し椎名は、「僕はそんなに久しぶり感はなかったですね。鈴木さんは明るい人なので、勝手に親近感を持っていました」と共演の印象を振り返った。

医療行政の改革を目的とした団体「JAMO」を設立した心臓外科医・新見偵一役の北村は、「演じる上でイメージしたのはスティーブ・ジョブズ」と意外な告白。

また、「実は撮影時期は5月の大型連休でした。全部そこに撮影が入っていたので『何が大型連休だ!』と思った」と恨み節も。シリアスなドラマの内容とは裏腹の明るいエピソードを口にした。

■ 自転車購入を決断も、思わぬ展開に!

ドラマの内容にちなみ「大きな選択・決断」を聞かれた杉本は、「酒屋に行って1000円の赤ワインを買うか、それとも5000円のものを買うか…。苦渋の選択を毎日していますよ」とニヤリ。

最近駅から11分ほどの場所に引っ越したという鈴木は、「傘を持つか、自転車で行くか、カッパを着るか、毎日その決断」と明かし、北村は「この撮影現場で禁煙を破ってしまいました。ある意味良くない選択ですね」と苦笑い。

健康を意識しているという椎名は、自転車を買おうとしたことを大きな決断に挙げるも、「初心貫徹でマウンテンバイクにしようと思っていたけれど、最近の電動自転車の機能を聞いたら…電動自転車にしました!」と見事なオチをつけて爆笑をさらった。

■ 東京五輪参画に俳優陣がやる気マンマン!

また、この日チケットの当落が発表された2020東京五輪の話題になると、1964年生まれの椎名は「自分の人生にとって二度目のオリンピックなので、観に行きたいですね。

どうにかチケットをもらえないですかね? どの競技でもいいから行きたい。チケットを譲ってもらうこと、それが来年の夢です!」と他力本願な抱負を。

一方、北村が「オリンピックの開会式のセレモニーには、その国の一大絵巻がある。それには演劇関係者が出ると思うので、自分もそこに参加して戦国時代の武将をやってみたい」と役者としての関わりを期待すると、鈴木も便乗し「私は足軽役で」とボケていた。

■ 「ドラマが家族間での有意義な会話を生むきっかけになれば」(椎名)

最後に、兼重監督は「一日で撮るページ数も多くて、難しいセリフも多かったけれど、キャストの皆さんがしっかりやってくれて感謝しています」としみじみあいさつ。

主演の椎名は「みんなにとって、避けては通れない問題を突きつけるドラマです。しかし、これは是が非でも考えていくことが大事。どうやって最期を迎えるのか、私も親を見て考えました」と実感を込めて語る。

そして「難しいことですが、真剣な眼差しでドラマを見ていただくのが僕から望むことです。家族同士でも触れにくい問題だけれど、このドラマが家族間での有意義な会話を生むきっかけになればうれしい」と期待を込めた。

なお本作は6月23日(日)夜11:00〜6月30日(日)夜10:00まで、「神の手」公式サイトおよびWOWOW公式YouTubeチャンネルにて第1話を無料配信する。ドラマを通して、命について考えてみよう。(ザテレビジョン)

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