東京03が「不自然体」を語る「お笑いも画質がきれいな方が」と角田はブルーレイをPR<Interview>

東京03が「不自然体」を語る「お笑いも画質がきれいな方が」と角田はブルーレイをPR<Interview>

「第20回東京03単独公演『不自然体』」のBlu-rayとDVDをリリースする東京03の豊本明長、飯塚悟志、角田晃広(写真左から)

東京03が、「第20回東京03単独公演『不自然体』」を8月21日(水)にBlu-rayとDVDでリリースする。

飯塚悟志、豊本明長、角田晃広はトリオコント師の最高峰。この数年は舞台役者としてだけではなく、連ドラ&映画俳優、CMタレント、シチュエーション・コメディードラマの主役、さらに飯塚は東京五輪の競技紹介WEB動画のナレーションを務めるなど、めざましすぎる活躍だ。

上昇気流に乗りまくる3人はどう感じているのか。8月21日(水)スタートの「第21回東京03単独公演『人間味風』」稽古中の3人を直撃し、話を聞いた。

■ 四文字熟語縛り

――本作のタイトルが「不自然体」となった経緯を教えてください。

飯塚:前作(2018年発売の「自己泥酔」)から“四文字熟語縛り”で作っていて、今回はその真ん中。今になると、なんで四字熟語で縛っちゃったんだろうというのがありますけど(笑)。よく“自然体”っていうじゃないですか。でも、その言葉を使った時点で不自然だよなぁって、その違和感がずっとあって。

角田:候補がもう一個あったんだよね。「人間味風」で、それは今年の単独のタイトルになったんだけど、「どっちがいい?」って聞かれたとき、僕は「人間味風」って答えて、豊本さんが…。

豊本:「不自然体」。グループLINEでね。

飯塚:意見が割れたんで、単独をずっと手伝ってもらっている作家のオークラに聞いたら、「『不自然体』がどっちかっていったらいいと思う」って言ったから、決まった。

――本作で、人間の不自然さがもっとも出ているなぁと思うコントはどれですか?

飯塚:僕は「同窓会」が好き。用意してきた話をしたいがために、その前後の流れは関係なく、変な雰囲気にしちゃうんですけど、芸人でもトークする場があると、自分が面白いと思う話を入れ込みすぎちゃって、周りが「ん?」ってなっちゃうことがあって。

これって僕らは“あるある”だけど、一般の方はどうなんだろう。でも、まぁ、伝わんなくてもいいかぁぐらいの気持ちでやったら、意外にね、「気持ちは分かります」って言われることが多くて。あるんでしょうね、例えば会議でも円滑に進めようと用意した話で、変な空気にしちゃうとか。これって、だいぶ面白いと思うんですよ。

角田:不自然とちょっと離れるかもしれないんですけど、「待ちわびて」っていうのが好きですね。僕が完全にうそついている役で、(豊本扮する)好きな女性側に待ってほしい、でも(別のシチュエーションで現れる)飯塚にも待ってほしいという。それぞれの理由と熱量が好きですね。

豊本:これは好みなんですけど、「二人の雰囲気」で角ちゃんがカッコつけてるというか、自分に酔ってる、ナルシストなのが僕は好きです。前半で格好良い振る舞いをしてるのがず〜っと面白い! たまんないです。

■ 単独ライブをずっとやってるから

――最近の東京03さんは仕事の幅が広がっていて、角田さんは「ノンストップ!」(毎週月〜金曜朝9:50-11:25、フジテレビほか)でコメンテーターをしたり…。

飯塚:アッハッハッ(爆笑)。今日も(取材時)コメンテーター帰りですから。もう斬って斬っての、ね。

角田:斬ってないわ! 一切斬らないコメンテーターでおなじみだから(笑)。

――ほかにも構成&演出がオークラさん、イラストがニイルセンさんによる単独公演の幕間の映像が、このたび東京五輪公式の競技紹介アニメーション映像「One Minute, One Sport」に選ばれて、飯塚さんがももいろクローバーZの佐々木彩夏さんと一緒にナレーションをしています。

飯塚:タナボタですよ。ビックリしました! あーりん(佐々木)のソロコンサートで流れた映像も作っていたメンバーなので、二人でやらせていただけることになったんですけど、これを機にオークラとニイルセンがもっと知られる存在になっていいと思う。

角田:本当にビックリしちゃって、声の担当なんてすごいことですよ。僕ら二人もイラストでは出ていて。

豊本:僕はネットで知りましたからね(笑)、「えーっ!?」て。

――さらに、角田さんが現在放映中のドラマ「これは経費で落ちません!」(毎週金曜夜10:00-10:50、NHK総合)に出演しているなど、この躍進を本人たちはどう受け取っていますか?

飯塚:あまりピンときてなくて。毎年の単独ライブを続けることを丁寧にやっているだけで、ほかでいただけているお仕事はありがたいんですけど、それは単独ライブをずっとやってるからだと思っています。

お客さんが増えているなっていう実感は確かにあって、ももクロの皆さん、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの山下(健二郎)くんと一緒に仕事をさせていただいたことで、僕らに興味がなかった方が興味を持ってくださったことで増えていってると思う。

けど、僕ら自身はそんなに変わってないんです。あのね、僕ら辞める覚悟で東京03になっているんですよ。

――東京03の前身は、豊本さんと飯塚さんによるコンビ“アルファルファ”で。

飯塚:そう。そこに角田が加わって始まって、続けていられるだけでありがたいって、ベースで思っちゃっているんですよね。だから、あんまり調子に乗れない。性格的なものもたぶんあるんですけど。

角田:それは前提としてあるし、飯塚さんは元々お笑いが大好きで、それ以外の趣味がない人。昔は夜遅くまで稽古して、そのまま明け方ぐらいまで飲んで、夕方からまた稽古なんてことがあったけど、二人とも結婚してからはそれが全くなくなった。飯塚さんはお笑いによりストイックになって、その熱が高くなっているのを実感しています。

飯塚:それ以外、何もないからね。趣味がないんだから。(お笑いに)割いてる時間は、確実に長くなりましたね。

角田:四六時中、お笑いが頭から離れないから、稽古した後のネタの直しが早い。家でもやっているんですよ。

豊本:早すぎると思う。早いに越したことはないし、「こうした方がいいんじゃない?」っていうのも急ぎで気付いてくれるので、僕としてはありがたいけど。

■ 不自然体から人間味風へ

――「不自然体」のリリース日に、2019年の単独公演「人間味風」ツアーがスタートします。最後に両方のPRをお願いします。

飯塚:今は「人間味風」の稽古の真っ最中ですけど、「不自然体」もぜひ見てほしいです。この中には、オリンピックにまでなったあの伝説の映像が(笑)。さらに進化して、粘土とか使って、立体的になっていますから、これをBlu-rayで見るだけでも価値がある。

オリンピックに携わったタレントですからね。急に声を大にして言いましたけど(笑)。

角田:「人間味風」はまだ世に出してないコントで、稽古している最中ですけど面白くなっていると思います。「不自然体」は、(デッキを)持っている人はぜひBlu-rayで。お笑いもやっぱり画質がきれいな方がいいですから。

豊本:「不自然体」には、全部のコントに不自然体な人が出ています。

飯塚:角ちゃんが不自然体ですから(笑)。

豊本:角ちゃんの狂気性を楽しんでいただけたら幸いです。(ザテレビジョン・文=伊藤雅奈子)

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