「HERO」バーテン田中要次がダーク“ヒーロー”に

「HERO」バーテン田中要次がダーク“ヒーロー”に

映画初主演となる田中要次

映画「蠱毒 ミートボールマシン」が'17年に全国公開される。田中要次が映画初主演を務め、ヒロインはスペイン系ペルーのクオーターの百合沙がオーディションで選ばれた。さらに、謎の宇宙人(?)役で斎藤工も出演。映画「シン・ゴジラ」(公開中)などの造形でも知られる西村喜廣監督がメガホンを取り、佐藤佐吉が脚本を担当する。

主人公は、借金の取り立て屋をしているさえない50歳の中年男・野田勇次(田中)。日々のノルマの額を回収することができず、上司にはいつもなじられていた野田は、母親から金の無心をされて生活に余裕はなく、がんの宣告を受けて生きていくための意欲は衰えるばかりだった。

さらに、人生をはかなむ間もなく謎の生命体に襲われ、おどろおどろしい姿となってしまう。しかし、心のよりどころだった思い人のカヲル(百合沙)を守るため、恐ろしい姿と化したやからたちに挑んでいく。果たして、野田は思い人を守ることができるのか。

田中は「この年で主役が回ってくるなんて思っていなかったので、驚きと、本当に僕でいいのかという気持ちでしたが、やっぱりうれしいです」とオファーを受けたことを振り返る。

また、「実はドラマ『HERO』(フジテレビ系)のマスターも実際はヒーロー的なスピンオフの話を提案してみたことがあるんですよ。(今回は)それをかなえてもらったように感じました。かなりスタイルが違いますけどね(笑)」と告白。

「がん患者が戦う、もしかしたら地球を…救えているかは別として(笑)。がんという言葉に負けたくないという気持ちを授かりましたね。こんな醜いヒーローは他にいないです。新しいヒーローというか、珍しいヒーローの誕生ですね!」と意気込みを語った。

百合沙は「血と怒号と叫びが飛び交う現場は、いろいろな意味で凄惨(せいさん)で、すごく楽しかったです。私はあまり血を浴びてないので、また西村組に出演させていただき、今度はがっつり血を浴びたいです(笑)」と撮影を振り返った。

西村監督は「『あるよ!』の人(田中)は、4年前に企画を出した時にはすでにオファーをしていたんです。どうしても田中さんに主演をやってほしかった。主人公の気持ちがお客さんに伝わると思ったので、中年ダークヒーローには彼しか思い浮かばなかった。『HERO』のバーテン・田中さんが本当のヒーローになる映画ですから」と期待。

さらに、百合沙については「ものすごく度胸のある女優さんだし、現場でおっぱいを出すところもちゅうちょせずに演じてくれました。百合沙を選んで本当に良かったと思っています」と絶賛し、「この映画は、40代から50代世代のヒーローモノを見てきた人たちには、ドストライクでしょうね」とPRした。

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