サントリーホール館長・堤剛が目指した“世界一の響き”

サントリーホール館長・堤剛が目指した“世界一の響き”

クラシカ・音楽人<びと>に出演する世界的チェリスト堤剛

CS放送クラシカ・ジャパンにて、音楽に携わる人たちに焦点をあて舞台裏や普段は聞けないエピソードを放送する番組「クラシカ・音楽人<びと>」。今回は、自身も日本を代表するチェリストであり、今年開館30周年を迎えるサントリーホールの館長も務める堤剛が登場。サントリーホールの使命や思いについて率直に話した。

ホールが目標としているものについて、堤は「音の響きだけでなく、聴衆と音楽家、また音楽家同士が出会い、響きあうという意味でも“世界一の響き”を目指したホール。今では多くの方々から非常に温かい響きがするホールだとおっしゃっていただけるようになりました。ピアニストの内田光子さんは『ステージ上で神様が降りてきた』とおっしゃってくださいました。演奏家や聴衆など皆様にも愛していただけるホールになったのだなと思います」と力強く語った。

またホールに求められる責任として「常にリーダーシップを発揮していかなければならないと思っています。国内外の統一の音楽家による質の高いコンサートを開催するだけでなく、これまでにないものを作り上げていくことが大事だと思い、ずっと現代音楽に力を入れてきました。日本人の音楽家の1人として、もっと邦人作曲家の作品が海外で演奏されていくことを願い、このホールがその手助けになればと思っています」と展望を語った。

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