激戦日曜ゴールデン「日曜もアメトーーク!」加地GPインタビュー

激戦日曜ゴールデン「日曜もアメトーーク!」加地GPインタビュー

いよいよスタートする「日曜もアメトーーク!」でMCを務める雨上がり決死隊

雨上がり決死隊が司会を務める大人気バラエティー「アメトーーク!」の日曜版「日曜もアメトーーク!」(ともにテレビ朝日系)が、いよいよ10月16日(日)にスタート。木曜夜11時台の番組はそのままに激戦の日曜のゴールデンタイムに進出する、という新たな展開の意図をさぐるべく、演出も手掛ける番組GP(ゼネラルプロデューサー)の加地倫三氏を直撃した。

―― 一つのバラエティー番組が週2回放送されるというのは、テレビ史上でもあまり例のない試みだと思うのですが…。

確かに大変ですけど、面白そうだなと(笑)。13年間「アメトーーク!」という番組をやってきましたけど、そろそろ新しい挑戦に向かってもいい時期なのかなという気がして。

ただ、これが単なる枠移動だったら、やる気はなかったかもしれない(笑)。木曜を残したままの週2回放送というのは、他局でもあまりやっていないのでアリかなと思ったんですよね。

しかも日曜ゴールデンという時間帯は、平日と違って大人の男性も見ているイメージ。そこに「アメトーーク!」みたいな番組があったら、何かテレビ界全体が楽しくなるんじゃないかなって思うんです。

――新しく始まる日曜の放送は、どのようなコンセプトになるのでしょうか。

「日曜もアメトーーク!」に関しては、大人も子供も笑える番組にしたいですね。「大人だけが分かればいい」というのではなく、かといって丸くなるのでもなく、両方の世代がちゃんと笑えるものを作りたい。と言いながら、回によっては子供にしかウケなかったり、逆に子供がポカンとすることもあると思いますけど(笑)。

でも、テレビというのは好き嫌いがあって当然ですから。目指すべき目標として、幅広い世代に笑ってもらえる番組作りを心掛けたいと考えています。

――長年のファンの間では、週2回の放送が始まると番組がマンネリ化するのではないかと心配する声も挙がっているようですが…。

いや、マンネリ化の危機なんて8年ぐらい前からありますから(笑)。その状態での週2回化なので、今さらマンネリなんか気にしちゃいられない(笑)。

例えば、これまでは1カ月・4週分のラインアップを決めるとき、企画を8本くらい用意して、その中から4本を選んでたんですね。でも、今後はそうやって吟味する余裕すらなくなる。もう「思い付いたらやる!」という感じ(笑)。だから、荒削りな爆発力のある企画もあれば、クソつまらない回があるかもしれない(笑)。

今まで以上に好き嫌いがはっきり分かれそうな気もするけど、そんな中から意外な爆発力を持った企画が生まれる予感もあるんです。逆に、クソつまらない回があるかもしれないけど(笑)。

――その意味では、まだ全国では知られていないような若手の芸人をどんどん起用するところも「アメトーーク!」の強みだと思うんですが、起用する際の基準やポイントはあるのでしょうか。

全然売れていなくても、何かの分野にすごく詳しかったら起用していきたいですよね。そう考えると、人の使い方みたいなところは広島カープから学んだらいいのかもしれない。鈴木誠也選手がぽーんと出てきたりとか、スカウトがうまいとか…。そういうところをカープから学んだ方がいいですよね。

人気者ばかりを集めたりして、つぶし合ったりしないように。フォーメーションとか戦術って、バランスや相性が大事ですもんね。

――日曜の放送も、そのスタンスは変わらず?

ゴールデンタイムというと、どうしても情報番組の印象が強くて、若いテレビマンが考える企画も似たり寄ったりになりがちなんです。でも、「日曜もアメトーーク!」という番組がそういう既成概念を壊したいし、それが良い結果につながれば、番組作りにもどんどん幅が出てくるんじゃないかなと。

ただし、日曜に“支店”ができたからといって、木曜の“本店”をおろそかにしたくない、という思いもあって。むしろ、木曜日の放送は今まで以上に大事にしていきたい。新しくできた日曜版の余りものが木曜版だなんて思われないためにも、さらに面白いネタを世に送り出せるよう頑張りたいと思います。

■10月16日(日)放送の初回では、「日曜もアメトーーク! カステラ&プチシューこんなモン太る訳ない 体当たーーーーりSP」と題し、「芸人体当たりシミュレーション」と「ついつい食べ過ぎちゃう芸人」の人気2大企画をお届け。

「芸人体当たりシミュレーション」には、平成ノブシコブシ・吉村崇、狩野英孝、ハライチ・澤部佑、メイプル超合金・カズレーザー、フルーツポンチ・村上健志らおなじみのメンバーの他、NON STYLE・井上裕介とサンシャイン池崎が初参戦。番組が用意した“体当たり競技”をシミュレーションし、体を張って笑いをお届けする。スタジオででは、ゲストの清水富美加も見守る中、リアクションをスタジオで検証する。

今回の種目はゴールデン仕様にパワーアップ。「アツアツ鉄板足つぼPK」「ぐるぐるバット三段跳び」「回転竹刀ジャンプ」「強力ゴムビーチフラッグス」「10mくさやプール障害物競泳」の5競技にチャレンジ。またスタジオには、今回から導入された“アツアツ鉄板”が登場。雨上がり決死隊も体当たりでPK対決することになるが、対決の行方は…!?

「ついつい食べ過ぎちゃう芸人」では、ブラックマヨネーズ・小杉竜一、サンドウィッチマン・伊達みきお、アンタッチャブル・山崎弘也、ゆりやんレトリィバァら、ぽっちゃり体形の芸人たちが集結。どんなときに、どんなものを食べ過ぎてしまうのかを力強く訴え、その理由とシチュエーションを検証する。「こういうときだけはたくさん食べてもいい」と自分を許しているシチュエーションなども告白。

さらに、“食べ過ぎちゃう芸人”たちが苦労して撮影してきた“ついつい食べ過ぎちゃう刑事ドラマ”も公開する。

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