「べっぴんさん」高良健吾にインタビュー!

「べっぴんさん」高良健吾にインタビュー!

「べっぴんさん」野上潔役の高良健吾に出演への思いを聞く!

芳根京子主演で、戦後の激動の時代を生き抜くために子供服作りにまい進するすみれの姿を描く、連続テレビ小説「べっぴんさん」(毎週月〜土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。

本作で高良健吾演じる、すみれの義理の兄・野上潔が戦地から帰還した。潔は「坂東営業部」を再興させるため、さまざまな戦後の困難に直面しながら奮闘していく。

'11年の「おひさま」以来の朝ドラ出演となる高良に、意気込みや今後の目標を聞いた。

――「おひさま」以来の朝ドラ出演ですが、お話を受けたときの感想をお聞かせください。

うれしかったです。「おひさま」に出て、自分の中で変わった部分というのがたくさんあったので、連続テレビ小説にはすごく感謝しています。また自分が出られると決まった時に、「おひさま」で自分が変われたように、今回も変われるんじゃないかなと思いました。

――変わったというのはどういうところでしょうか?

「おひさま」に出るまでは、主に映画に出演していて、自分の中に大切にしているものがなかなか曲げられないこともありました。

でも、「おひさま」に出演したときに新しい感覚で仕事ができた手応えがあったのと、「おひさま」は東日本大震災があった直後のドラマであり、戦後の復興の話だったので、視聴者の方からのリアルな反応を感じることがうれしく、多くの人にいろいろなものが届けられていると実感しました。

――前回の出演と今回の出演の違いについてお聞かせください。

関西言葉というのが一番大きいですね。初めは試行錯誤しながら演じていて、まだまだフィットしていない感じはあります。でも少しずつではありますが、台本を読んでいるときにハマっているのを感じるときもあります。

――野上潔の印象はいかがですか?

誠実に人と向き合える、目の前にいる人に一生懸命ぶつかって手を抜かない人だと思います。あと、人を信じて人のいいところを見ることができる人物です。

だから、こう集中したりしたときは視野が狭くなってしまうのですが、真ん中には人を信じられる強さがあって、自分のことも信じている。連続テレビ小説は一つの役を長い期間やらせていただけるので、その中で成長できるので、最初から潔はこうだということは決めていないんです。

作品の中でいろんなことを経験して、成長しながらだんだん潔になっていけばいいと思っています。

――今回ヒロインを演じられる芳根さんの印象はいかがですか? また、共演してみていかがでしょうか。

とにかく一生懸命で、ちゃんと自分がヒロインとして現場に立っています。自分は19歳のときには絶対あんなことできなかったし、本当に頼もしいです。

そしてすっごく目がきれい。現場ではよくトマトを食べています。だから僕もトマトを食べています。芳根ちゃんみたいに心がきれいになれるんじゃないかなと思って(笑)。

――現場のムードメーカーはどなたですか?

それも芳根ちゃんです。控室に戻らず、常に現場にいます。必ず月曜日のリハーサルの時にはその週のせりふが全部入っていて、関西言葉を完璧にしてくるので、相当やりこんできているのでしょう。

ヒロインだから土日は休みではないですし、常に笑顔ですから、それを見ているだけで、みんな芳根ちゃんのために頑張ろうと思えます。

――潔の義父、五十八役の生瀬勝久さんとのご共演はいかがですか?

やっぱり人生の経験値ですね。生瀬さんが言うことで五十八の言葉が響きますからね。僕デビューが16歳のときの「ごくせん」('05年、日本テレビ系)で、そのとき生瀬さんは教頭先生でした(笑)。

その後、映画「南国料理人」('09年)でご一緒してから今回の共演なんですが、生瀬さんは現場でいろんなことを教えてくれます。芝居のことではなくても、たくさん。「毎日楽しい」と言われています。

――生瀬さん自身が「楽しい」と?

「お芝居が毎日楽しい」と。それを先輩から聞けるのは大きいです。難しいことですよね。でも、僕も楽しんでいたいです。

――'16年も終盤ですが、高良さんにとってことしはどんな年で、どんな思いで朝ドラに向き合っているのかというのを聞かせてください。

自分は27歳くらいのときから30歳になる準備をしなければいけない、と思いながらやってきました。以前はあまり考えなかったのですが、でも20代後半から「30になるときこのままではまずいな」と危機感を覚えて。自分に実力がないこと、自分に何もないことがすごく怖くなってきました。

そこから今まで避けていた事の勉強をするようになりました。自分が勢いとか、感覚でやっていたことを、いろんな人の考えを聞いて「今までやっていなかったな」「これ、僕は嫌いでやっていなかったけれど、この人がやっているのは確かにそうだ」と学んだりしました。

それを意識しながらやってきて、だんだん見えてきた気がします。見えるまでがきつかったのですが、その時から1年、2年たって、2016年ではまだ自分の中でもできていないなと思っています。

だけど30歳になるこの1年ちょっとの中で、「もしかしたら…」と、言葉にできそうな予感はしています。

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