ジャニーズは内装も豪華?張り込み記者がみた芸能人の”送迎車事情”

ジャニーズは内装も豪華?張り込み記者がみた芸能人の”送迎車事情”

週刊誌記者と芸能事務所の攻防は続く

 ひとたび熱愛が報道されると、新聞の一面やワイドショーのオープニングを飾り、熱狂が覚めるまで話のネタにされ続ける──芸能人のスキャンダルは、今も昔も最強の大衆コンテンツだ。それゆえ、追いかける週刊誌と守ろうとする芸能事務所の攻防戦は、水面下で日夜繰り広げられている。

「一番多い局面は、車での追跡、おっかけと呼ばれる行為です。事務所によって送迎車もまったく違くて、色が出ますよ」

 と語るのは週刊誌記者だ。

「送迎車の中でも一番豪華なのは、やはりジャニーズですね。アルファードが多く、よくガソリンスタンドで洗車をしているのを見かけ、手入れもしっかりと行き届いています。内装も運転席の後ろにカーテンがあり、タレントのプライバシーが車内でも確保されているのはもちろん、大型のテレビモニターを積んでる車もあり、後部座席はかなり快適だと思います」

 運転手の腕ももちろん一流だ。後部座席を遮断するカーテンの存在のため、後方確認しづらいのに追跡を敏感に察知、報道陣をまくドライビングテクニックは相当なものだという。

■LDHはヤンキー仕様、よしもとは放任主義

 続いて、乗る人の生活が如実に出るのはEXILEなどが所属するLDHだ。

「LDHの車はヴェルファイアなどをヤンキー風味にアレンジしてます。エアロパーツや青色のLEDライトをつけ、改造してるんです。運転手はいかつい見た目が多い。ジャニーズやEXILEに比べ、送迎車に豪華さや華やかさがないのがAKB48グループ。選抜メンバーこそ個人の送迎車があるものの、基本的には大型バスやハイエースでの移動が多いです。家までの送迎ではなく、最寄りの駅などで降ろすことも」(前出・週刊誌記者)

 そしてお笑い芸人は意外にも奔放だ。

「基本的にタクシーです。それを嫌がる芸人が多いのか、自家用車に乗っていることが多く、外車に乗っているイメージですね。自分で運転している為、追っかけるのも比較的に楽。かわいそうなのがテレビ局のアナウンサー。タクシーかハイヤーですが、日本テレビなどは他のスタッフも待つ待合室でしっかり順番を待っています。ジャニーズのタレントに比べると大きな違いですよね」(前同)

 常に週刊誌と臨戦態勢のジャニーズ事務所はさすがの気の使いようだ。それに比べ、警戒の緩いお笑い芸人やアナウンサーのガードは甘い。巷では「ジャニーズは圧力」などと言われているが、実情とは少し違う。こうした日頃の体制がスキャンダル漏えい防止につながっているのだ。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。

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