向井理主演の大不評ドラマ『神の舌を持つ男』が映画化の怪

向井理主演の大不評ドラマ『神の舌を持つ男』が映画化の怪

Photo by Pixabay

 向井理(34)主演の『神の舌を持つ男』(TBS系)最終話の平均視聴率が4.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが12日、明らかになった。向井演じる主人公・朝永蘭丸の「ベロ出しがキモい」という視聴者の評価は最後まで覆らず、視聴率も上向くことはなかった。それでもなお映画化されることが発表され、同作品最大のミステリーとなっている。

■最終回は4.8%……拭えない向井理のキモさ

 同ドラマは、「絶対舌感」を持つ蘭丸が行く先々で起きる事件を解決するストーリー。平均視聴率は、22時台の放送にも関わらず5〜6%台を連発。リオ五輪期間中には最低の3.8%をマークし、打ち切りも絶えず噂されていた。9月9日に放送された最終話も、4.8%と不甲斐ない数字に終わった。

 同作で最も視聴者にバッシングを受けたのは、蘭丸役の向井。事件解決のために遺体も証拠品も舌で舐めて推理したり、フンドシ姿で女性を洗ったりするなどして、一部で「気持ち悪い」と不評の声が絶えなかった。

 堤幸彦監督(60)が原案・演出を担当した内容自体も不発。「全てにおいてトリックの超劣化版」「トリック大好き!!な、学生が真似して作ったドラマみたいで本当クソ寒い」と酷評が目立った。人気ドラマだった『TRICK』(テレビ朝日系)と「同じ監督が制作したとは思えぬ」という低評価が広がっていた。

 それでもなんと、今度は映画化である。発表されたタイトル名は、『RANMARU 神の舌を持つ男 酒蔵若旦那怪死事件の影に潜むテキサス男とボヘミアン女将、そして美人村医者を追い詰める謎のかごめかごめ老婆軍団と三賢者の村の呪いに2サスマニア with ミヤケンとゴッドタン、ベロンチョアドベンチャー!略して…蘭丸は二度度死ぬ。鬼灯デスロード編』と長い。今年の12月3日に公開される予定で、低視聴率と視聴者の酷評を鑑みれば、暴挙にも思える。

「映画タイトルにはもちろん『神の舌』と記されている。『キモい』と話題の向井の舌出しは必須。長いと話題の映画タイトル後半には『ベロンチョアドベンチャー』なんてワードも記されており、ただただ不安しかない。これを面白いと思っているならかなりイタい。よほどの向井・木村文乃(28)ファンでないかぎり、女性は気持ち悪がって逃げていくのでは」(報道関係者)

■映画化が最大のミステリー

 映画化に対する巷の評価はまちまち。映画化を喜ぶファンもいる一方、「なぜ映画化するのだ?」などといぶかる人が少なくない。本作がコミカルミステリーと銘打っているものの、「映画化こそが最大のミステリー」と言わんばかりだ。

「映画化が織り込み済みだったドラマといえば、大爆死した『HEAT』(フジテレビ系)。ただし『HEAT』の場合はドラマ終了から映画の公開予定時期まで半年近く時間があり、映画化撤回を選択する時間があった。『神の舌』は『HEAT』より準備期間が約3ヵ月短く、今年の12月3日には映画を公開する。TBS公式の『神の舌』PR動画では、木村文乃がめくる台本に『2016年3月1日から6月中旬予定。劇場版はその後7月末まで』とたしかに書かれている。すなわちドラマの第4話が放送された7月下旬にはもう、劇場版の撮影が終了し、映画化の話を撤回する選択肢は残っていなかった。それもこれも、イケメンの向井、人気急上昇中の木村、TBSでは『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』で定評のある堤幸彦監督を起用すれば間違いないと過信した結果」(芸能関係者)

 映画版に出演予定の市原隼人(29)は「ブレーキの壊れたジェットコースターの様に」とコメントしていたが、とにもかくにもTBSは、“爆死キモドラマ”の映画化で大バクチに打って出る。関係者一同の黒歴史とならなければよいが……。

文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する

関連記事(外部サイト)