嵐のチケット転売で1000万円?逮捕された容疑者の意外な素顔

嵐のチケット転売で1000万円?逮捕された容疑者の意外な素顔

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 ジャニーズ内で「最もコンサートチケットが入手困難」と言われるほどの人気を誇る嵐。それゆえ、チケットを巡るトラブルは後を絶たない。先日も香川県に住む25歳の女性が、嵐のコンサートチケットを転売したとして、古物営業法違反の疑いで警察に逮捕されたばかりだ。

 逮捕された山中いづみ容疑者(25)は2年前からチケットの転売を繰り返し、1000万円以上を売り上げていた。2015年11月〜12月、転売サイトで札幌市内の3人にチケット5枚を計7万円で売った疑いが持たれている。定価の1.6倍にあたる悪質な金額だといい、北海道警札幌中央署は余罪について調べる方針だ。

「よくあるチケットのトラブルは『チケットを売る』と偽って金銭を騙し取るケース。通常は詐欺容疑での逮捕となりますが、今回は古物営業法違反(無許可営業)。『古物』にあたるチケットの転売は公安委員会の許可を得なければならないため、捜査の手が及んだのでしょう」(ジャニーズに詳しいライター)

 手口としては、チケット交換サイトを用いるのが常套手段だ。

■転売で得た資金でブリーダーを開始か

「“交換”という名目で送られてきたチケットを、勝手に転売サイトで高く販売していたようです。交換した側は自分のチケットが高値で売られていると知らないので、ジャニーズコンサート事務局側の調査で個人情報が発覚した場合は“ブラックリスト入り”になっているかもしれません」(前出・ライター)

 一部報道によると、香川県でブリーダーの仕事をしていたという山中容疑者。1000万円にものぼるとされる“売り上げ”は、どこへ消えたのだろうか?

「ブリーダーとして運営を始めたのが今年2月のため、転売で稼いだお金を運営資金に充てていたものとみられています。また、単なる“転売ヤー”ではなく、すでに削除されているSNSから松本潤(33)のファンだと判明し、ネット上で話題になっていました」(同前)

 改めてチケットの転売が問題視される中、11月に東京ドームで行われる嵐のコンサートチケットは、売買サイトで1枚25万円の高値がついている。ジャニーズのチケット転売が根絶されるには、まだまだ時間がかかりそうだ。

文・海保真一(かいほ・しんいち)※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。

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