藤ヶ谷太輔はジャニーズ枠?ベストジーニスト賞”ナゾ選考”の背景

藤ヶ谷太輔はジャニーズ枠?ベストジーニスト賞”ナゾ選考”の背景

毎年受賞者の顔触れが物議を醸すベストジーニスト賞

 Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔(29)が10月11日、第33回「ベストジーニスト2016」の一般選出部門で受賞した。毎回物議をかもすファッションアイテムの各賞のナゾの選考基準は、業界事情が見え隠れする。毎年恒例のベストジーニスト賞。2016年の一般選出部門では、タレントの菜々緒(27)とともに藤ヶ谷が選ばれた。

 今回藤ヶ谷は、一般応募による投票で5万2716票を獲得して堂々の1位。2014年度から3年連続での選出により、同賞の殿堂入りを果たした。ネット上では「おめでとうございます!」と祝福ムードがある一方、「ジーンズを履いてるイメージが無い」「出来レース」と非難もあり、賛否入り乱れている。

 藤ヶ谷以外に過去に殿堂入りした男性は木村拓哉(43)、草なぎ剛(42)、亀梨和也(30)、相葉雅紀(33)といずれもジャニーズ。来年以降は、一般選出部門で藤ヶ谷に続いて2位の上田竜也(33・KAT-TUN)、3位中島裕翔(23・Hey! Say! JUMP)の台頭も注目される。

 ベストジーニスト賞では以前から、一部メディアで「ジャニーズのファン投票だ」と嘆く意見も出ている。一般選出部門は「あくまで一般投票である」とするも、特定のタレントの連続受賞が続くこと、経過発表が無いことなどが長年批判されている。

 またベストジーニスト賞にかぎらず、ファッション業界の各種ファッション賞はファンの間で「選考基準に違和感がある」と毎回物議を呼んできた。

 顕著な例が今年の日本メガネベストドレッサー賞だ。同賞は「今メガネのもっとも似合う各界の著名人」を表彰すると謳い、2016年の芸能界部門(女性)はメガネのイメージが乏しい広末涼子(36)が受賞。広末自身も驚きを隠せない様子で、「今朝家族に報告したらみんなが驚いて“どうしてメガネの賞をもらったの?”って聞かれた」というエピソードを明かしていた。 

「こうしたファッションアイテムの賞は、業界の関係企業が主催する、単なるPRイベント。世間のイメージは二の次で、話題性や人気があればOKという風潮もある。中にはフィギュアスケート引退後の安藤美姫(28)が2014年のベストジーニスト賞を受賞するなど、“ナゾのジャッジ”が業界事情を匂わせている。まるでCMに誰を起用したいか、あるいは“起用しないといけないのか”と考える状況と似ている」(報道関係者)

 「ベスト〜」賞の「ベスト」は、日頃のイメージより「PR価値や芸能事情を鑑みてベスト」ということなのだろうか。

文・海保真一(かいほ・しんいち)※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。

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