大ブレイクも不安だらけ?ピコ太郎が抱える“芸人としてのトラウマ”

大ブレイクも不安だらけ?ピコ太郎が抱える“芸人としてのトラウマ”

Photo by Magdalena Roeseler

 全身イエローの派手なチンピラ風衣装にパンチパーマ頭と口ヒゲにサングラス……。こんな奇妙な出で立ちのシンガーソングライター、ピコ太郎(53)が大ブレイクの兆しを見せている。動画サイトのユーチューブで公開されたピコ太郎が歌う「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」の動画は、9月30日〜10月6日の集計で堂々1位にランクイン。集計期間1週間での再生数累計は1億3400万回再生(関連動画含む)となり、オリジナル楽曲の再生回数も4千万回を記録した。

 ピコ太郎の「PPAP」は世界的な人気歌手のジャスティン・ビーバーがSNSでお気に入り曲としてツイートして以降、海外先行で爆発的な広がりを見せ、10月7日には「PPAP」を含む全4曲を世界134か国にて同時リリースし、世界デビューも果たしたばかり。まさに順風満帆な船出となっているが、当のピコ太郎だけは安閑としていられない状況のようだ。ピコ太郎の正体といわれる古坂大魔王(43)をよく知る放送作家が語る。

「古坂は90年代に3人組コントグループの底抜けAIR-LINEとしてデビューしていますが、『ボキャブラ天国』や『爆笑オンエアバトル』への出演で人気が出始めた矢先に相次ぐメンバーの脱退があり解散を余儀なくされた。古坂はこの時のことを相当恨みに思っていて、ことあるごとに関係者の前で元メンバーを批判していた。なかなかブレイクできなかった理由に、お笑いの才能はあるのに“性格に難あり”とも言われていました」

 当時から古坂の面白さは芸人仲間には広く知られており、くりぃむしちゅーの上田晋也(46)が自分の番組にキャスティングし、明石家さんま(61)にわざわざ紹介したこともあったという。しかし、ここ数年は少しずつ知名度を上げていたものの、本格ブレイクには至らなかった。

「本人が所属していることもあって、古坂はエイベックス系アーティストの楽屋にはよく遊びに来ていた。そこでテレビ関係者にも古坂の面白さが伝わっていったんですが、実際にバラエティ番組に出てみると、どうしても楽屋での面白さがカメラの前では発揮できなかった。いわゆる古坂は典型的な“楽屋芸人”で、本人のメンタルが弱いのか、なかなか実力を出せずにいました」(前出・作家)

 隠れた実力者として関係者の誰もがその才能を高く評価していた古坂。デビューから20年以上のベテランお笑い芸人が掴んだ大ブレイクのチャンスである。古坂には数々のトラウマに負けず、それを払しょくする活躍を見せてもらいたいものだ。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。

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