桐谷美玲「人は見た目」ようやく大きな進展も5.8%の低空飛行

桐谷美玲「人は見た目」ようやく大きな進展も5.8%の低空飛行

Photo by Jami(写真はイメージです)

 桐谷美玲(27)が主演を務める「人は見た目が100パーセント」(フジテレビ系)第8回が6月1日に放送され、平均視聴率5.8%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)となりました。前回から0.2ポイントの微増だった。

 第8話では美容雑誌の取材を受けることになった城之内純(桐谷美玲)、前田満子(水川あさみ)、佐藤聖良(ブルゾンちえみ)が写真写りを良くするために、自撮りやアヒル口のテクニックを研究。少しずつ距離を縮めてきた榊圭一(成田凌)から突然キスと告白をされたり、松浦栄子(室井滋)から研究チームへの復帰を認められたりと、大きな進展を見せました。

 第1話から散々指摘されてきたテンポの悪さが第8話にしてようやく改善され、これまでで最も見ごたえのある回でした。しかし、ストーリーや人物設定の粗さが目立つのもこれまた事実。

 例えば栄子が女子モドキ3人組を見直すきっかけになった、アヒル口の練習シーン。散々バカにされてきた3人組が認められたことはよかったものの、そのきっかけがアヒル口って…。何だかバカバカしく、「見返してやった!」というカタルシスもさほど感じられません。

 そもそも、栄子が美容研究をする3人組を目にしたのは、今回が初めてではないのです。これまでは「無駄な努力」と鼻で笑って、一向に相手にしなかったのに、なぜ今回アヒル口の練習姿を見ただけで認める気になったのでしょうか。ドラマが最終回に近づいているので、慌てて展開を早めたようにしか思えません。

 純と圭一の恋愛パートについても同様。これまではゆっくり距離を縮めてきた二人なのに、雑誌に掲載された純の姿を見ただけで、キス&告白するのはどう考えても急ぎすぎです。

 付き合っているわけでもないのにいきなりキスする圭一は、現実にいたら痴漢そのもの。少女漫画やイケメン好きにとっては胸キュン展開なのかもしれませんが、ドン引きしてしまった人もきっと少なくはないでしょう。かく言う私もそのうちの一人です。

 8話で無理やりスピードアップするのならば、7話までにもう少し丁寧に人物描写をしてほしかったです。毎回美容研究に大幅な尺を取っている割に、女子モドキ3人組はいつまでたっても冴えないまま。せっかく國木田修(鈴木亮平)のおかげでものにしたおしゃれも、次の回になるとまるで何もなかったかのような扱いです。第5話で総務課の岸根香澄(足立梨花)に「おしゃれは努力」と教えてもらったエピソードは一体何だったのでしょうか。

 美容研究のシーンを減らして、もう少し圭一や栄子の内面に触れてくれれば、多少なりとも話に深みが出たと思うのですが……。ドラマも残すところあとわずか。来週では初めての男女交際に戸惑う純の姿が容易に想像できますが、同時に最終回に向けてどうまとめていくのかも気になります。

文・Harumaki

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