木村拓哉が海外進出に活路?不安視される”チョイ役俳優”の悪夢

木村拓哉が海外進出に活路?不安視される”チョイ役俳優”の悪夢

Photo by Pixabay(写真はイメージです)

 木村拓哉(44)の主演映画『無限の住人』が1日、海外での上映が決定したと報じられた。上映国はアメリカ、オーストラリア、ドイツをはじめ、イギリス、オーストリア、スイス、ニュージーランドと多数の国名があがっている。本作は先月開催されたカンヌ国際映画祭の特別招待作品となる「アウト・オブ・コンペティション部門」に選出されていた。現地で報道関係者向けに上映されたスクリーンでは、450人の席を満席にし、公式の上映でも2300席をやはり満席にしたという。

 現地観客からの評判も上々で、木村本人も得意の英語を駆使し、記者のさまざまな質問に応えていたようだ。昨年のSMAPの解散を知っている記者からは、「さびしくないの?」と聞かれる一幕もあったようだが、「事実は事実として受け止めている」ときっちりコメントしていたという。

 海外において今後注目が高まりそうな本作だが、日本国内での興行成績は惨敗と評価されている。木村にとってはSMAP解散後初の映画出演作として積極的なPR活動にも励んだが、観客動員の伸び悩みが絶えず報じられてきた。このような状況において、木村自身も不安と不満が入り混じっているようだと関係者は語る。

「解散の原因を作ったとして木村のマイナスイメージが拭われることはありません。こうした状況の中、本人も日本で仕事がやりにくいと不満を漏らしていると言われています。『無限の住人』の海外上映の反応次第では、海外での活動も視野に入れているとも。妻の工藤静香(47)をはじめ、一家で海外移住となる可能性も現実味を帯びています」(芸能記者)

 今後、日本国内では俳優のオファーが頻繁に来るとは言い難い状況になりつつある。海外で俳優としての高い評価を得ることを狙いながら、国内での仕事がある時は都度戻るという生活が理想的だ。しかし、こうした木村の“海外進出計画”も前途多難だと関係者は語る。

■キムタクによぎる”チョイ役ローラの悪夢”

「『無限の住人』がカンヌで公開されたからといって、とくに木村が国際的に注目されているわけではない。現地で木村にインタビューした記者たちも、日本の芸能に精通している一部の記者に過ぎません。また海外の俳優や映画監督からは特に評価の声がなかったことも気になるところ。木村が海外に行ったところでオファーがくる保証はない。メディアの注目度が高いと知った一部の制作会社がジャパンマネー目当てに起用を狙うくらいが関の山では」(前出・記者)

 “ハリウッドデビュー”を大々的に掲げメディアから注目されたものの、実際の作品では“ちょい役”に過ぎなかったという日本人の進出例は枚挙にいとまがない。最近ではタレントのローラ(27)が記憶に新しい。ローラは昨年公開された『バイオハザード:ザ・ファイナル』に出演したが、前評判とは裏腹なチョイ役出演に「肩すかしだった」という声が殺到した。こうした木村の海外進出もローラの二の舞になりかねないというのだ。

「俳優として木村が八方ふさがりの状況であることには変わらない。周囲の関係者もなんとか木村を立て直さなければと、さまざまな提案に取り組んでいる。そのなかには、いっそ俳優業を一旦外れて、ファッションブランドの立ち上げなども浮上しているが、今さら感が強く、起爆剤にはほど遠い」(前出・記者)

 俳優志望が強いという木村。関係者らも『無限の住人』の海外上映が、木村に何らかのきっかけを与えるものになってほしいと期待を寄せているのかもしれない。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。

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