波瑠『あなそれ』が大炎上から自己最高13.5%へ大逆転のワケ

波瑠『あなそれ』が大炎上から自己最高13.5%へ大逆転のワケ

Photo by Kim Seonhong(写真はイメージです)

 波瑠(25)が主演するドラマ『あなたのことはそれほど』(TBS系)がじわじわと視聴率を伸ばしている。6日に放送された第8話は平均視聴率13.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。物語が中盤を迎え、3週連続で自己最高の数字となった。

 本作では主人公を演じる波瑠が2番目に好きだった男性と結婚するものの、10代の頃から想いを寄せてきた同級生と再会したことにより、不倫に溺れていくという作品。

「序盤は不倫におぼれる主人公を演じる波瑠が、これまでのイメージとは大きく異なったせいか、視聴者からも賛否両論の声がありました。しかし、展開の突き抜けぶりに、視聴者は目が離せなくなったのでしょう。これと同様に、2番目に好きだった夫役の東出昌大(29)の怪演も人気を呼んでいる。視聴者が引くほどのインパクトを与えた本作は、人間関係も綿密に練られており、今後も視聴率は上がると予測されています」(芸能記者)

 初回は11.1%と二桁スタートを切ったものの、第2話では一気に9.0%に下落。しかし、ドラマで描かれる泥沼の不倫劇が賛否両論の話題を呼び、ついにはV字回復を果たしてしまった。今期ドラマでは珍しい好調ぶりだ。

「『あなそれ』は、いくえみ綾のマンガを原作にしたW不倫ドラマ。シリーズ累計72万部突破人気作品です。最近の安直な実写ドラマ化には批判の声が大きくなっていますが、『あなそれ』は原作が描いている世界と脚色のバランスが絶妙。波瑠や東出の演技力がうまく化学反応したというのもあるが、同時に制約がありながらも上手く表現した、制作陣のセンスも光った結果でしょう」(前出・記者)

 当初は波瑠が演じる主人公があまりに性悪女で、炎上騒ぎまで起きていた問題作。最終回に向けてどこまで数字を伸ばしていくのか、今年前半の最大のヒットドラマを狙える作品となりそうだ。

文・海保真一(かいほ・しんいち)※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。

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