香取ら3人のジャニーズ退所で交錯する中居正広と木村拓哉のSMAP愛

香取ら3人のジャニーズ退所で交錯する中居正広と木村拓哉のSMAP愛

Photo by Pixabay(写真はイメージです)

 昨年末で解散したSMAPの稲垣吾郎(43)・草なぎ剛(42)・香取慎吾(40)の3人が、9月8日をもってジャニーズ事務所を退所することが6月18日に発表された。当初、彼らと同じく事務所から独立すると言われていた中居正広(44)は残留が確定となった。

 事務所からの公式発表では、ジャニー喜多川社長(85)がコメントを寄せ、今後も「5人」を応援していく旨を述べている。そして3人の今後については、詳細が固まり次第それぞれ報告があるとされ、まだまだ注目が集まることになりそうだ。

 また、15日発売の『女性セブン』(小学館)では、3人の今後を予想し報じられている。香取は、長年MCをつとめていた『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)が9月末で放送終了予定と言われているが、後番組の出演はないようだ。SMAP解散前から芸能界からの引退が示唆されていた香取だが、「引退」ではなく「充電期間」に入るのではと囁かれているようだ。

 また、草なぎは現在のレギュラー番組の幅を広げていくのだという。長年レギュラーをつとめる『『ぷっ』すま』(テレビ朝日系)では、これまで難しかったロングタイムでのロケ収録も積極的に行うと周辺スタッフに話しているとも言われている。そして稲垣は役者の活動に重点を置き、ドラマや映画そして舞台俳優としての活動を本格化させることを望んでいるようだ。

 こうした「独立組」たちの動きのなかで、これまで共に独立派と言われていた中居も、さまざまな自身の考えがあった故の残留という決断だったようだ。

「中居は冠番組『中居正広のミになる図書館』(テレビ朝日系)がゴールデンタイムに昇格した時点で、世間からも残留が濃厚だという声が高まっていました。解散後も担当番組を多数持っているため、事務所からも残留の依頼が強かったのは確かです。中居はその代わりに、退所メンバーとの共演をNGにはしないでほしいという条件を事務所に提示し、残留を決めたと言われています」(芸能記者)

 一部の報道では、中居も時期をみて事務所を退所し、3人に合流するという話もある。長年SMAPのリーダーとしてメンバーをけん引してきた中居であるだけに、「独立派」のリーダーとして彼なりのやり方でまずは3人を送り出したのかもしれない。

■中居・木村の異なる「SMAP愛」

 今回中居がジャニーズに残留するうえで、一部のネットユーザー達の間では、中居を「ジャニーズに寝返った裏切り者」と非難する声も浮上しているのだという。しかし、関係者は、中居なりのSMAPへの愛情だと語る。

「SMAPの歴史のなかでも、森且行(43)の脱退や、草なぎの全裸騒動、稲垣の逮捕などメンバーのトラブルが多々ありました。これらに関して中居は、全て裏からフォローしていたようです。中居の尽力と人望があったからこそこれまでやってこれたという声もあちこちで聞こえています。中居はメンバーの中でも、一番SMAPに対して愛情がある。彼らの性格も知り尽くしている上で、3人のやりたいようにやらせてあげたいと思い、独立は引き止めなかったようですね」(前出・芸能記者)

 また中居とは異なるかたちではあるが、自分なりの“SMAP愛”があったとされているのが、解散段階で事務所残留を決めていた木村拓哉(44)だという。

「木村は、解散後もジャニーズとして5人とも所属して、それぞれやりたいことをやっていこうという気持ちがあったようです。これまでの事務所への恩義もあるためそういった気持ちだったようですが、どうやらその辺りが他のメンバーとズレていたため、うまく歯車が噛み合わなかったようです。二人共にSMAP愛はあったものの、方向性の違う愛情だったということですね」(前同)

 3人の契約が解除される9月8日以降が、SMAPメンバーにとっての本当の門出になるのかもしれない。

文・海保真一(かいほ・しんいち)※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。

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