なぜ女子高生に媚を売る?山ア賢人『ジョジョ』のPR戦略が物議に

なぜ女子高生に媚を売る?山ア賢人『ジョジョ』のPR戦略が物議に

Photo by Pixabay(写真はイメージです)

 やっぱり原作ファンが怖い? 俳優の山ア賢人(22)が6月19日、主演映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』のキックオフイベントに登場し、リーゼント姿で同作をアピールした。

 8月の公開が迫る実写版『ジョジョの奇妙な冒険』。19日のイベントには、公式サイトの募集に応じた中高生300人が集まり、“JOJOリーゼント部”を発足した。

 山アは、映画で見せる前に突き出るほどのリーゼントではないものの、自身の頭髪をオールバックにしてリーゼント気味に。同じくリーゼントヘアにした女子中高生たちに「グレートですね」と漏らし、仲良く写真に収まった。

「イベントに集まったのは、ただの山アファン。『ジョジョの奇妙な冒険』が好きな実際の層とはかけ離れている。怒れる原作ファンと接触するのは『危険だ』という判断なのでしょうか。山アの女子人気を使って映画をアピールするトンチンカンなPR戦略は、『女性が楽しめるようにデフォルメした作品だ』という意思表示なのだろうか。それなら不吉な予感しかないし、原作ファンにはかえって逆効果」(報道関係者)

 同イベントに対し、一部ファンからも「地獄絵図」「ジョジョのイベントがなぜ女子高生対象なのか?」と様々な声が漏れている。肝心の映画はといえば、山ア以外に神木隆之介(24)や山田孝之(33)、岡田将生(27)、伊勢谷友介(41)、小松菜奈(21)など豪華キャストが勢揃い。さらにスペインロケやスタンドのCG使用などを考慮すれば、製作費は10億円を優に越えてくるか。

「興行収入は、最低でも10〜15億円いかないと製作費回収が厳しそう。ただ三池崇史監督(56)がアニメ・漫画の実写化作品でキャストを生かせないのは、伊藤英明(41)らを擁した『テラフォーマーズ』で実証済み。それに、PR動画も出す度に軒並み低評価。『失敗作だ』という多勢の意見は一貫してブレていない。公開後、原作ファンが今以上に激怒して低評価の声がSNSやレビューサイトに相次ぎ、爆死しないことを祈るばかり」(前出・報道関係者)

 公開日が迫るにつれ、不吉な予感が高まる一方の映画『ジョジョの奇妙な冒険』。今後もニーズある層とはかけ離れた、山アファンが喜ぶだけの奇怪なPRが引き続き繰り広げられるのかもしれない。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。

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