斎藤工の無駄使い?綾野剛『フラ恋』三角関係も不発で低迷7.0%

斎藤工の無駄使い?綾野剛『フラ恋』三角関係も不発で低迷7.0%

斎藤工の無駄使い?綾野剛『フラ恋』三角関係も不発で低迷7.0%

 綾野剛(35)が主演を務める『フランケンシュタインの恋』(日本テレビ系)第9話が6月18日に放送され、前回よりも0.7ポイントを上げ平均視聴率7.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)となった。

 第9話は、怪物になる前の記憶を取り戻した深志研あらため山部呼六(綾野剛)の回想から始まった。貧しい農家出身の山部は、人の役に立ちたいという一心で医療を学び、医師になる。しかし医師になって分かったのは、今の医学では治せない病気が多すぎるということ。そんな時、深志研太郎博士(斎藤工)が病気の原因である細菌学の研究をしていることを知り、深志研太郎がいる研究所を訪れ助手として働くことになったのだった。

 そこで出会ったのが、地主の娘であるサキ(二階堂ふみ)だ。研究所の建設にも反対していたという地主から、野菜をつくるための農地を無事に借りることができた研は、サキとともに野菜づくりに励み、次第に心を通わせていく。そして、2人は恋人という関係になるのだった。

 人付き合いを得意とする研に対して、人と極端に接することを拒んできた深志研太郎。しかし、サキにありのままの自分を受け入れてもらったことで、深志研太郎もまたサキに密かな恋心を抱くようになっていった。表向きは研とサキの恋を応援していたが、嫉妬心は募るばかり。そんな時に研は感染症にかかり命を落としてしまうのだった。

 研を失ったサキは山部の後を追うように薬品を飲んでしまう。一命はとりとめるものの、生気を失ったような状態のサキ。そこで深志研太郎は最後の手段に出ることに……。それが、深志研太郎が密かに研究をすすめていた不老不死を研に与えることだったのだ。実験は成功し、再び命を与えられた山部だったが、サキと再会した時に体から放出された菌によって今度はサキが命を落としてしまうのだった。

 ……というのが、研(綾野剛)がラジオで語った昔の記憶だ。その頃、稲庭(柳楽優弥)は研のラジオを聞きながら森の中にある研究所で、不老不死の元となるキノコを発見していた。それが、研が津軽(二階堂ふみ)と一緒にいるときに首から生えてくるキノコと同じようなものだったのだ。研が持っている菌が人間の細胞を再生できるかもしれないといわれた研は、前回意識を失い未だに目を覚まさないままいる津軽の手を握る。すると、細胞が活性化されたのか津軽は目を覚ますのだった……。

 過去の回想シーンが主体となった第9話だったが、斎藤工を三角関係の相手にしたのはさすがだろう。ただ、“さすが”というのは斎藤工にそういった役柄が似合うというだけであって、このストーリー自体に三角関係の要素が必要だったかどうかというのは謎だ。せっかく、「恋」が絡んできたと思えば、三角関係もあっさり終了。いい裏ストーリーがあるのだから、終盤ではなく序盤でしっかりと過去を絡めて現在の話を展開させていってほしかったものだ。

 津軽も研のおかげであっさりと回復し、次回は何事もなかったかのように山を登っているシーンの予告も流れた。また、研が警察に追われているようなシーンもあったが、その話は第8話の続きだろう。回想を挟むことによって一旦話がぶつ切りになってしまった訳だが、最終話では一体どんなエンディングを迎えることになるのか。予想通りの結末を迎える今期ドラマが多い中、最後くらいはありきたりの展開にならないことを願いたい。

文・吉本あや

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