海老蔵や麻耶を変えた?小林麻央さんの周囲を変えた”深い愛情”

海老蔵や麻耶を変えた?小林麻央さんの周囲を変えた”深い愛情”

Photo by Pixabay(写真はイメージです)

 今月22日に急逝したフリーアナウンサーの小林麻央さん(享年34)と、夫で歌舞伎役者の市川海老蔵(39)の結婚エピソードを一部メディアが報じている。

 記事では二人のなれそめに触れ、入籍後に麻央の姉であるフリーアナウンサーの小林麻耶(37)と『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)に出演した際のトークが紹介された。この時、麻央さんは二人が4か月のスピード婚だったことについて、「4か月でも、ピタッと合えば運命の人で、結婚できるって聞いたんです」と結婚の決め手を語り、周囲を驚かせたようだ。

 こうした二人の夫婦愛は、現在さまざまなところで反響を呼んでいる。麻央さんが亡くなった翌日、海老蔵が行った会見では、麻央さんが息を引き取る直前に「愛してる」と口にしたことを語っている。ふり絞るような麻央さんの最後の言葉は、会見直後のネット上では大きな話題を集めた。

 さらに麻央さんの訃報は、昨年世界各地の女性にスポットをあてる「100人の女性たち」という企画に麻央さんを選出した、イギリスのBBCも報じている。BBCでは、麻央さんを「がんとの闘病を明かし、多くの人に感動を与えてきた日本のニュースキャスター」と紹介。病気と向き合う恐怖と向き合いながら、完璧な母親になる理想を熱望していたと伝えられた。

 海老蔵と麻央さんは2010年の3月に結婚。以降梨園に入ることになった麻央さんだが、二人の結婚は海老蔵をはじめ、その周囲の人々をも変えたようだ。

「特に変わったのが姉の麻耶です。病気になった妹を支え、麻央さんの代わりに姪と甥の送り迎えなどをしていました。麻耶はTBSアナウンサー時から“ぶりっ子キャラ”で家事もできない女性として有名でしたが、周囲が認めるほどしっかりとした性格に一変したようです」(芸能記者)

 病に苦しむ妹を献身的に支えた姉として、そして姉妹愛の強さを多くの人にイメージづけることとなった。

■麻央さんは海老蔵の”顔つき”をも変えていた

 さらにこうした麻央さんを軸とした周辺の変化は、夫である海老蔵に関しても多くのエピソードがあるという。近年では、毎年正月に放送されている密着ドキュメンタリー『市川海老蔵に、ござりまする』(日本テレビ系)において、最近の海老蔵の様子が伝えられているが、以前にも増して歌舞伎に対して真摯に取り組んでいるようだ。

「二人が結婚した2010年が、海老蔵にとっても大きなターニングポイントとなっています。結婚時も海老蔵は、まだヤンチャなイメージが抜けず、結婚して半年後には暴行事件沙汰にもなるほど性格の荒が見られていた。そんな中、麻央さんは謹慎中の海老蔵に代わり、当時第一子を妊娠中だったにも関わらず、周辺関係者に謝罪行脚に出かけていました。この様子を見て、海老蔵はこれまでの行いを改心し始めたとか。今では年齢を重ねてカドがとれ、真面目に歌舞伎に打ち込んでいる。このような海老蔵の変化も、麻央さんがいてこそ。今後歌舞伎役者としては、長男や同世代の役者の育成にも、力を入れていくことになるのではないでしょう」(前出・芸能記者)

 おしとやかで柔らかな雰囲気と深い愛情で、周囲の人々に良い変化を与えた麻央さんは、これからも心の中に生き続けていくことだろう。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。

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