東山紀之までキャスター?ジャニーズの報道進出に世間が”拒否反応”

東山紀之がキャスター就任 ジャニーズの報道進出「全局制覇狙い」とSNSで拒否反応も

記事まとめ

  • ジャニーズ東山紀之のテレビ朝日系『サンデーLIVE(仮)』キャスター挑戦に拒否反応か
  • 元SMAP中居正広、嵐櫻井翔、V6井ノ原快彦、TOKIO国分太一、城島茂も報道番組に出演
  • KAT-TUN中丸雄一、NEWS加藤シゲアキ、Hey!Say!JUMP伊野尾慧らはキャスター予備軍とも

東山紀之までキャスター?ジャニーズの報道進出に世間が”拒否反応”

東山紀之までキャスター?ジャニーズの報道進出に世間が”拒否反応”

Photo by Luke,Ma(写真はイメージです)

 ジャニーズ事務所に所属する東山紀之(50)が10月期から日曜朝にスタートするテレビ朝日系の新番組『サンデーLIVE(仮)』(午前5時50分〜8時半)でキャスターに初挑戦することが決定した。

 すでにテレビ業界ではジャニーズタレントのキャスターが飽和状態となっているが、大ベテランの東山まで参戦したことで「キャスター全局制覇を狙っている」との声も上がっている。その一方で、「報道番組にジャニーズはいらない」という意見がSNS上で高まっており、拒否反応が強まっているようだ。

■「ジャニーズキャスター」の増殖に世間は…?

 これまでテレビ朝日はいわゆる「ニチアサ」と呼ばれる日曜朝のキッズタイムに『スーパー戦隊シリーズ』や『仮面ライダーシリーズ』を放送してきたが、伝統のタイムテーブルを変更させてまでの新番組。そのキャスターに起用された東山に対する期待の大きさがうかがえる。

 ジャニーズタレントといえば王道アイドルのイメージが強いが、近年はキャスター業への進出が著しい。元SMAPの中居正広(44)が1995年に『サンデージャングル』(テレビ朝日系)でスポーツキャスターを担当したのを皮切りに、嵐の櫻井翔(35)が2006年から『NEWS ZERO』に出演、NEWSの小山慶一郎(33)が2010年から『news every.』のキャスターを務めている。同年にはV6の井ノ原快彦(41)がキャスターを担当するNHK総合『あさイチ』も始まった。

 2014年からはTOKIOの国分太一(42)が『いっぷく!』(TBS系)のメインキャスターに就任し、その後継番組である現在放送中の『ビビット』(同)でも続投。翌年4月からは同じTOKIOの城島茂(46)が『週刊ニュースリーダー』(テレビ朝日系)のキャスターを務めている。

 さらに『シューイチ』(日本テレビ系)でコメンテーターを担当するKAT-TUNの中丸雄一(33)や『ビビット』に曜日レギュラーとして出演しているNEWSの加藤シゲアキ(29)、『めざましテレビ』(フジテレビ系)で曜日パーソナリティを務めるHey! Say! JUMPの伊野尾慧(27)など“キャスター予備軍”も続々と現れている。

 これに『日刊ゲンダイ』では「ジャニーズ事務所はキャスターで全局制覇を狙っている」と分析。各局にキャスターとしてタレントを送り込んで、さらに曜日ごとにタレントを入れるなど用意周到な計画を立てていると伝えている。だが報道番組は基本的にギャラが低いとされ、本来ならばウマ味はあまりないはずだが……。

「近年はCD売り上げが全体的に激減。ジャニーズタレント主演のドラマや映画もあまり当たらなくなってしまった。現在、事務所にとって収益の柱はライブ活動やCM出演になっています。キャスター業は儲けは少ないながらも決まった時間や曜日にメディア露出することで知名度が高まり、好感度も上がりやすいというメリットがある。それがライブ動員力の向上やCM契約につながるというわけです」(芸能関係者)

 CD不況で歌番組まで減少したことで先行きが心配されたこともあったジャニーズだが、しっかりと次の売り込み先に目をつけていたのはさすが。だが、これに視聴者からは拒否反応も起きている。

 ネット上では「ジャニーズのキャスターいらない」「報道番組はプロに任せてほしい」「本当に番組に合ってるのはイノッチ(井ノ原快彦)だけ」「ジャニーズが出てる情報番組は薄っぺらい」「櫻井も小山もプロと比べると滑舌が悪いしコメントもイマイチ」などと批判が続出。東山の新番組についても「今さら東山って……」「なぜ日曜朝の子供の時間を奪ってまで?」「テレビ朝日はジャニーズに屈しないと思ってたのに」などと疑問の声が多数。「ニチアサ」枠の長年のファンからも厳しい視線が向けられており、東山のキャスター初挑戦を歓迎するコメントを見つける方が難しいくらいだ。

 キャスター業への進出で新境地を開いたジャニーズ事務所だが、世間の需要とのズレが強まってきている感は否めない。ジャニーズキャスターの増殖で情報番組そのものが視聴者に拒絶されることにもなりかねず、世間の反応によってはテレビ業界のさらなる凋落を招くことになりかねい危険性をはらんでいそうだ。

文・橘カイト(たちばな・かいと)※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。

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