ヒロインには役不足?高畑充希の『過保護のカホコ』に賛否両論

ヒロインには役不足?高畑充希の『過保護のカホコ』に賛否両論

ヒロインには役不足?(写真はイメージです)

 過保護より問題? 7月12日に放送された『過保護のカホコ』(日本テレビ系)の第1話が、平均視聴率11.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)であることが明らかになった。主演の高畑充希(25)を中心に、視聴者の間で「家族で観られるドラマ」「どの目線で楽しんだらいいのか分からない」と賛否両論が巻き起こっている。

 同作は『家政婦のミタ』(日本テレビ)などのヒットで知られる脚本家・遊川和彦(61)の最新作。超過保護環境で育てられた奇跡の箱入り娘・根本加穂子は就職活動に臨むも、20社以上応募して内定ゼロ。普段は母親に毎朝起こされ、一人で服も決められない。大学では母親の手作り弁当を食べ、毎日駅まで送迎してもらっている。そんなカホコは、芸術家志望の麦野初(竹内涼真・24)に「お前みたいな過保護がいるから日本はダメになるんだよ!」と辛辣な言葉を投げかけられ、心境に変化をきたし始める。13日に発表された初回放送の平均視聴率は、22時台の放送ながら11.6%。幸先の良い好発進となった。

■カホコのキャラが物議「どの目線で楽しめばいいのか」

 しかし視聴者の間では賛否が真っ二つ。「面白かった」「家族で観られるドラマ」と好評価もあれば、「バイトを押し付けるくだりはちょっといじめに見えた」「過保護に育てられたお嬢さんじゃなくて小学生」「なんか怖いカホコ。どの目線で楽しんだらいいのか分からない」と反対意見も。特にカホコをめぐって非難が多い。

「過保護に育った子をデフォルメした結果、カホコのキャラクター像が出来上がったのだろうが、視聴者の反応はイマイチ。過去には中居正広(44)主演の『ATARU』シリーズなど、障害者を題材にした作品も少なくないので、どうもカホコの舌足らずなキャラクターが障害者に重なって見えた様子」(テレビ誌ライター)

 非難は、カホコのみならず、演者である高畑自身にも飛んでいる。

 カホコを演じた高畑を批判し、「カホコの役、能年玲奈(24・のん)が合いそう」「黒木瞳(56)はリアルすぎるけど高畑のキャラがコメディレベルだからなんかバランス悪い」という意見がある他、ファンから「嫌い。もう全部わざとらしい」という声まで出ている。

「『とと姉ちゃん』(NHK)でブレイクして業界で主役級の扱いを受けているが、ファンの評価が少しずつ低くなってきている。原因の一つに考えられるのは、高畑の不相応感。高畑は身長が低く、顔立ちも全体的に丸みが強くてキリッとしてないので画面映えしない。引き立て役なら最高だと思うが、ヒロインとなると役不足が否めない」(前出・テレビ誌ライター)

 とはいえ、『過保護のカホコ』の初回放送が好調だったのは事実。高畑のさらなる熱演が、視聴者の心を鷲掴みにできるのか注目だ。

文・海保真一(かいほ・しんいち)※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。

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