フジテレビは大混乱?大量異動と退社で女子アナも将来不安

フジテレビは大混乱?大量異動と退社で女子アナも将来不安

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 フジテレビの中村仁美アナウンサー(38)の退社の裏話を、『女性自身』(光文社)が伝えている。記事では、今回の中村の一件により女子アナ界に動揺が走っているとしたうえで、フジテレビは2011年ごろからアナウンサーの組織再編が行われており、芽が出なかった女子アナたちが続々と異動しているのだという。こうした、あからさまな「肩たたき」が続くと、女子アナの将来が保障されない可能性があるのではと危惧している。

 中村は、今月1日付で人事局に異動、営業部への内示を受けていたことをきっかけに、退社の意向を固めたと言われている。フジテレビの定例社長会見では、宮内正喜社長(73)が「会社を辞めたいと申し入れがあったと聞いています」と回答、担当役員はアナウンサーの人事異動は恒常的なものであると説明し、「異動が直接の引き金になったとは聞いていない」とコメントした。

 フジテレビでは先日、宮内氏が新社長に就任したばかり。今後さらに大きな改革が行われるのではないかと言われている一方、現状はなかなか変わらないという声もあるようだ。

■学生からは“フジ避け”傾向?

「女子アナの採用基準は、役員の好みではないのかという空気が今なお流れ続けているといいます。今年1月、アナウンス室部長をつとめる佐藤里佳アナウンサー(50)が、局内の戦略会議で『毎年現場で推薦した学生が役員好みでひっくり返る』と発言しています。この発言は、上役の抜本的な体制改革が変わらなければ何も変わらないことも意味しています。社長が変わっただけでは、人事戦略ががらりと変わることは難しいのではないでしょうか」(芸能記者)

 中堅女子アナの大量退職が続けば、中抜け状態となり、企業としてのバランスも不安定なものになりかねないだろう。また、こうした状況が蔓延すると、今後アナウンサーを志望して入社してくる学生の確保にも影響を与えてしまうのではないかという声もあるようだ。

「とくに就職活動中の大学生は情報に敏感です。こうした状態が定着すると、学生の中で『フジの女子アナでは将来が厳しい』という噂が流れてしまう。そして、優秀な人材は他局へ流れてしまう可能性も高い。とくに現場サイドでは、この点を不安視しているようです」(前同)

 フジの体質が改善されない限り、人事を巡る悪循環はまだしばらく止まらないようだ。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。

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