【プロ野球】レアード(日本ハム)、デスパイネ(ソフトバンク)が本塁打王争い! 助っ人活躍度診断〜パ・リーグ編

【プロ野球】レアード(日本ハム)、デスパイネ(ソフトバンク)が本塁打王争い! 助っ人活躍度診断〜パ・リーグ編

助っ人活躍度診断〜パ・リーグ編

 シーズンも終盤戦。パ・リーグではレアードとデスパイネが助っ人らしいパワーを大いに発揮し、本塁打王争いを繰り広げている。

 あらためて各球団の今季の助っ人事情はどうだったのだろうか? 成績と活躍度をまとめてみた。

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■ソフトバンクの外国人活躍度【A】

■投手
バンデンハーク
23試合:12勝7敗/投球回141/防御率3.26

サファテ
61試合:2勝2敗/3ホールド/50セーブ/投球回61/防御率0.89

モイネロ
30試合:4勝1敗/14ホールド/1セーブ/投球回33/防御率1.91

スアレス
1軍出場なし

■野手
デスパイネ
122試合:打率.258/31本塁打/90打点/3盗塁

ジェンセン
6試合:打率.083/1本塁打/1打点/0盗塁

 スアレスが3月に右ヒジを負傷し、トミー・ジョン手術のため長期離脱したが、バンデンハーク、サファテ、デスパイネが期待通りの活躍でチームの中心に。さらには5月に来日した21歳のキューバ人左腕・モイネロが非凡な能力を発揮し、セットアッパーを務めるまでに成長した。大砲候補のジェンセンは今ひとつだったが、4枠はいい形で埋まっており、活躍度は「A」といえる。

■西武の外国人活躍度【B-】

■投手
ウルフ
21試合:9勝4敗/投球回119.2/防御率3.23

シュリッター
59試合:1勝3敗/32ホールド/投球回58.2/防御率2.30

ガルセス
16試合:2勝2敗/投球回28.2/防御率5.65

ファイフ
5試合:1勝1敗/投球回21/防御率6.86

キャンデラリオ
1試合:0勝1敗/投球回3/防御率21.00

郭俊麟
1軍登板なし

■野手
メヒア
107試合:打率.244/19本塁打/53打点/1盗塁

 今季はメヒアが不安定で4枠をフルに生かせているわけではないが、昨季途中に加入したウルフがローテの一角を張り、シュリッターを掘り出したことは大きな前進。好投手があと一人いれば4枠が固まる。今オフは当たりをつかめるか注目。

■楽天の外国人活躍度【A】

■投手
ハーマン
48試合:3勝1敗/28ホールド/1セーブ/投球回46/防御率2.93

コラレス
1試合:0勝0敗/投球回3/防御率15.00

■野手
ウィーラー
122試合:打率.261/26本塁打/70打点/7盗塁

アマダー
109試合:打率.237/18本塁打/54打点/0盗塁

ペゲーロ
105試合:打率.293/25本塁打/72打点/3盗塁

クルーズ(7月に巨人から移籍)
13試合/打率.162/0本塁打/2打点/0盗塁

 ウィーラー、アマダー、ペゲーロの大砲3人を残して挑んだ今季は「2番・ペゲーロ」の超攻撃的布陣が大ヒットし、前評判を覆す躍進を見せた。個々で見れば波が激しく一長一短だが、チームの看板として助っ人トリオは強烈なインパクトを残した。

 ハーバード大学出身のインテリ右腕・ハーマンもセットアッパーに定着。年俸(推定)もウィーラーが1億円、ペゲーロが8500万円、アマダーが3000万円、ハーマンが7000万円。コストパフォーマンスも優秀といえる。

■オリックスの外国人活躍度【B-】

■投手
ディクソン
22試合:8勝9敗/投球回122.2/防御率3.23

ヘルメン
37試合:1勝0敗/11ホールド/2セーブ/投球回40.1/防御率2.23

コーク
6試合:2勝3敗/投球回23.2/防御率4.56

ウエスト
2試合:0勝0敗/投球回2/防御率4.50

■野手
ロメロ
93試合:打率.276/22本塁打/58打点/2盗塁

マレーロ
66試合:打率.300/16本塁打/40打点/1盗塁

モレル
38試合:打率.276/1本塁打/11打点/0盗塁

 新助っ人のロメロが春先から結果を残し、5月末に緊急補強したマレーロも上々の成績を収めている。投手陣でもディクソン、ヘルメンが一定の働きを見せているが、全体的にはもう一声といった状況。

 特にロメロは8月に来季からの3年契約(推定年俸2億7500万円+出来高、3年目オプション)を結んだが、時を同じくしてスランプ気味になり、じりじりと打率を落とした。シーズン終盤の一暴れでファンを安心させたい。

■日本ハムの外国人活躍度【C+】

■投手
マーティン
34試合:0勝2敗/23ホールド/1セーブ/投球回31.2/防御率1.42

エスコバー(7月にDeNAに移籍)
14試合:1勝2敗/投球回22.1/防御率5.64

メンドーサ(8月に阪神に移籍)
20試合:3勝7敗/投球回99.2/防御率3.97

■野手
レアード
122試合:打率.224/31本塁打/83打点/0盗塁

ドレイク
29試合:打率.227/1本塁打/3打点/0盗塁

 マーティン、レアードが主力になっているが、シーズン早々に世代交代の年と割り切ったため、エスコバー、メンドーサを放出。途中加入のドレイクはいるものの、外国人枠を埋めずに終盤を迎える。レアードが本塁打王争いを繰り広げているが、全体的には「C+」が妥当。

■ロッテの外国人活躍度【C】

■投手
スタンリッジ
14試合:4勝6敗/投球回77.0/防御率4.32

チェン・グァンユウ
22試合:1勝4敗/3ホールド/投球回55.2/防御率3.56

■野手
パラデス
79試合:打率.220/9本塁打/21打点/1盗塁

ペーニャ
59試合:打率.253/12本塁打/32打点/0盗塁

ダフィー
54試合:打率.201/6本塁打/18打点/0盗塁

サントス
66試合:打率.250/3本塁打/8打点/5盗塁

 今季のロッテの惨状は助っ人勢の不振が一因だ。特にダフィーとパラデスは予想外だった。オープン戦では両者ともに好成績だったが、シーズンが始まると大スランプに突入。貧打の象徴になってしまった。

 途中加入のサントスは、一時は3割を超える打率をキープしていたものの早くも攻略されたようで9月11日に2軍降格。6月に緊急補強で加入したペーニャが唯一の及第点。投手陣の2人も1軍と2軍を行ったり来たりで冴えず、全体的に外国人枠は機能せず。ある意味では来季への伸びしろを残した。

(成績はすべて9月12日時点)

文=落合初春(おちあい・もとはる)

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